数学となればわが藤原正彦先生にもご登場願いましょう。
数学のエライ先生でもありエッセーも面白い方。
皆様、ご存知の通りです。
『心は孤独な数学者』新潮文庫(平成13年)
これは数学の天才3人について書かれた本ですが
中でもシュリニヴァーサ・ラマヌジャンについて
が圧巻です。
1887~1920若死にしたインドの薄幸な超天才。
10歳にして微積分をマスターしたそうです。
藤原先生はこの程度の少年はいつどこの国にも
いるものだ、と書かれています。
しかしラマヌジャンはここから先が違った。
どれくらい天才で、どれほどドラマティックな生涯
であったか、本をお読み頂くしかないですね。
計り知れない神秘的な頭脳であったそうです。
昨日のシンと違って藤原先生は数学の内容については
細かく触れておられません。
ご同業だから簡単には話せないのでしょう。
もっともウェブサイトでラマヌジャンの数学の説明を
見ても私には何がなんだか・・・
○
もう少し普通の人間の話に下りましょうね。
ラマヌジャンも10歳のとき大学生に微積の手ほどきは
受けたそうです。
将棋の羽生名人だって初めは教わった。
天才は手ほどきだけで良いのでしょう。
普通の「出来る人」はもう少しリードが必要。
東大生の何割かはその「出来る」にも値しないらし
いですが、まあ、出来る人も大勢おられます。
その出来る人には教えて構いません。
自分で考えてくれるから。
もちろん東大、京大以外でも大勢おられるハズです。
○
出来るレベルにいなければ「教えない」レベルで
勉強してもらい、次に「出来る」ステージへ上
がってもらえばよいのです。
決して「出来る才能」が生まれついて決まっている
わけではありません。
天才は別でしょう。多分。
お付き合いさせて頂いたことがないので推量です。
その下はみんなチョボチョボです。
世間が思われるほどの差はないのです。
○
ある程度数の人間が並んでいると比較しやすいので
高校受験の段階で既にこの生徒がどの大学レベルか
およその見当がつきます。
模試の偏差値には差がありますし、授業の手ごたえも
違います。
東大京大レベルと広大レベルではハッキリ違います。
ただ、少し離れてみると力はそんなに違いません。
計算が速い者、暗記にすぐれた者、そういう個人差は
結構大きいのですが、ただそれだけです。
そのテの能力だけで上の学校にゆくと止まります。
東大を出て、大したことない(失礼)の居ません?
差が大きくないのですから、段階を踏んで上にあがる
ことは十分に可能です。
諦めたらオシマイ。
逆に出来ると思っていた子が、二十過ぎればただの人
というほうが難しいですね。
君はこういう問題があるといっても分かりませんから。
○
諦める以前に、力があるので「キミは出来る」と言っ
ても信用しない人は結構多いものです。
「それって塾の営業でしょ?」
私が言うから信用できないのかも。
でも、信じていただけないと伸びませんね。
保護者の方も信用していただけないことがあります。
「調子の言いことばかり・・
うちの子がそんなにできるわけありません。」
まずご自分の子供を信じることからなのですがねえ。
数学のエライ先生でもありエッセーも面白い方。
皆様、ご存知の通りです。
『心は孤独な数学者』新潮文庫(平成13年)
これは数学の天才3人について書かれた本ですが
中でもシュリニヴァーサ・ラマヌジャンについて
が圧巻です。
1887~1920若死にしたインドの薄幸な超天才。
10歳にして微積分をマスターしたそうです。
藤原先生はこの程度の少年はいつどこの国にも
いるものだ、と書かれています。
しかしラマヌジャンはここから先が違った。
どれくらい天才で、どれほどドラマティックな生涯
であったか、本をお読み頂くしかないですね。
計り知れない神秘的な頭脳であったそうです。
昨日のシンと違って藤原先生は数学の内容については
細かく触れておられません。
ご同業だから簡単には話せないのでしょう。
もっともウェブサイトでラマヌジャンの数学の説明を
見ても私には何がなんだか・・・
○
もう少し普通の人間の話に下りましょうね。
ラマヌジャンも10歳のとき大学生に微積の手ほどきは
受けたそうです。
将棋の羽生名人だって初めは教わった。
天才は手ほどきだけで良いのでしょう。
普通の「出来る人」はもう少しリードが必要。
東大生の何割かはその「出来る」にも値しないらし
いですが、まあ、出来る人も大勢おられます。
その出来る人には教えて構いません。
自分で考えてくれるから。
もちろん東大、京大以外でも大勢おられるハズです。
○
出来るレベルにいなければ「教えない」レベルで
勉強してもらい、次に「出来る」ステージへ上
がってもらえばよいのです。
決して「出来る才能」が生まれついて決まっている
わけではありません。
天才は別でしょう。多分。
お付き合いさせて頂いたことがないので推量です。
その下はみんなチョボチョボです。
世間が思われるほどの差はないのです。
○
ある程度数の人間が並んでいると比較しやすいので
高校受験の段階で既にこの生徒がどの大学レベルか
およその見当がつきます。
模試の偏差値には差がありますし、授業の手ごたえも
違います。
東大京大レベルと広大レベルではハッキリ違います。
ただ、少し離れてみると力はそんなに違いません。
計算が速い者、暗記にすぐれた者、そういう個人差は
結構大きいのですが、ただそれだけです。
そのテの能力だけで上の学校にゆくと止まります。
東大を出て、大したことない(失礼)の居ません?
差が大きくないのですから、段階を踏んで上にあがる
ことは十分に可能です。
諦めたらオシマイ。
逆に出来ると思っていた子が、二十過ぎればただの人
というほうが難しいですね。
君はこういう問題があるといっても分かりませんから。
○
諦める以前に、力があるので「キミは出来る」と言っ
ても信用しない人は結構多いものです。
「それって塾の営業でしょ?」
私が言うから信用できないのかも。
でも、信じていただけないと伸びませんね。
保護者の方も信用していただけないことがあります。
「調子の言いことばかり・・
うちの子がそんなにできるわけありません。」
まずご自分の子供を信じることからなのですがねえ。