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トヨタ マークⅡ 30系/40系

2014年11月10日 | クルマネタ
コロナとクラウンの中間帯に位置したトヨタの中型上級車のマークⅡは1976年12月に世代交代を実施、通算3代目となる30系/40系へ移行しました。以後、1980年10月まで販売されてました。過去に撮影した画像を並べていきます。

最初に画像を一点ほど。セダン2000グランデ。2006年11月撮影。


当モデルでは画像を見てのとおり、全体的にボクシーなフォルムとなり、顔つきも丸目2灯のヘッドライトに(内側の四角いランプは車幅灯)独立して配置されたフロントグリルなどの影響でまるで英国車風に、クラシカルな雰囲気に変身しました。これが3代目モデルを強く印象付ける要素にもなっています。

ただ、メカニズム面は大きく手が入れられ、シャーシはほぼ全面的に改良され、上級グレードのサスペンションはリヤも独立懸架に、すなわち4輪独立懸架が採用されるようになりました。ブレーキも4輪独立懸架仕様は4輪ディスクが奢られるようになりました。
エンジンは2リッター直4OHC(18R-U)、2リッター直6OHC(M-U)、2リッター直6OHC、EFI(M-EU)、さらに3ナンバー登録となる大排気量の2.6リッター直6OHC(4M-U)が搭載されたのが当モデルの特徴でしょうか。遅れて廉価版の1.8リッター直4OHV(13T-U)も追加されました。
ボディは4ドアセダン、2ドアハードトップ、ワゴン、バンを設定しました。そうそう、上級グレードとなる『グランデ』も当モデルから登場、以後、最終型の110系まで引き継がれます。

画像掲載を続けます。
ハードトップですがグレードがよく分かりません…。グランデかLGあたりか…。2006年5月撮影。


セダン2000グランデ。2009年4月撮影。


セダン2000グランデ。2010年5月撮影。


セダン2000GL、2011年5月撮影。


掲載画像はすべて1978年8月にマイナーチェンジされて登場した後期型になります。また、すべて掲載画像すべて大型の衝撃吸収バンパーが装着されてますが、これも後期型からの装備です。

なお、排ガス規制の関係で頻繁にエンジンの改良が続いてましたが、モデル途中に2.6リッターはEFI化(4M-EU)されたり、2リッター直4はエンジンが換装(18R-U→21R-U)されたりしました。最終的にガソリンエンジンは昭和53年規制をクリアするようになりました。それと、マークⅡ初のディーゼルエンジンが登場したのもこの代からで2.2リッター直4OHC(L型)が搭載されました。
あと、ミッションは当初は4速MT、5速MT、3速ATでしたが、途中からクラウンと同じく4速ATが設定されるようになったのも注目でした。オートマの多段化を推進するキッカケになりました。


やがてマークⅡは3姉妹化されますが、2番目の姉妹となるチェイサーはこの代から登場しました。マークⅡに少し遅れること1977年6月に送り出されました。
トヨペット店で販売されるマークⅡに対してチェイサーはオート店(現ネッツ店)で扱われ、マークⅡよりややスメ[ティなキャラクターが与えられました。
併せて画像掲載します。2005年3月撮影。


コメント (5)
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