模型工作室からカ①

2015-07-14 | 鉄道模型
HO1067で遊ぶ面白さは「HOスケールだ」という点にもあるかなと思います。

家畜車に積む家畜はHO製品として各種売られているのです。

人形乗せない井門が家畜は乗せるのか?と言われそうですが人形と比べると1/1000の手間で済むので遊んでしまうつもりです。


ウッドランドシーニック・ヘルフォード牛です。


大きさ確認で乗せてみるとやはりぴったりです。

ただし、牧場に居るモデルなので使えない仔牛や座り込んだ牛も含まれてしまいます。

鼻くその様なモノは牛のうんちです。 良い感じが出ています。


2両分になるようにたくさん買って来ました。


8セット使います。 一番使える立っている普通の姿勢は1頭だけなので効率悪いです。

しかしこのヘルフォード牛は日本ではあまり見掛けません。

黒毛和牛にすると黒貨車の中で目立たなすぎます。


日本短角牛にすることにしました。 塗装したところです。

http://item.rakuten.co.jp/michinoeki-iwaizumi/c/0000000127/


鼻先の少し白いところが欲しいですのでこの3色のエナメルで調合します。


こんな感じ。


鼻の塗装は上手く行きました。 次は屋根のキャンバスの継ぎ目を入れる事にします。


アクリル塗料のクリヤ+フラットベースを筆塗りしてみることにします。


マスキングテープを剥がすと端の部分が白くなってしまっています。


エコーのウェザリングブラックの力を借ります。

40年前に買ったものですがまだ使い切れません・・・まさに一生モノと言うことでしょうか。


カ2両、モデルワムの合板張りワム50000、ツムを汚し吹きに掛けます。 牛を積んで仕舞うと、吹きつけ中に中で牛が暴れたら大変ですので入れ物の仕上げが先です。


牛の固定方法ですが、窓セルを使う事にします。


窓セルが基本透明である事を利用する作戦は竹中泰彦さんに教えて頂いた作戦です。

竹中泰彦さんは慶應義塾高等学校時代(在学昭和25年~29年)に鉄研の組み立て式レイアウトを作って居ます。 昭和20年代にですよ!
それ以来「路盤屋」を続けて居るとのことですが、竹中さんのノウハウの一つにフレキシブル線路の高さ調整に窓セルを差し込むというものが有ります。

微調整が効いて、しっかりしていて、更に「よく見ないと気がつかない」という優れものです。

ワールド工芸のカ3000は車体下側にアングルが有って、床板とネジ止めする構造ですが、その左右のアングルの上に渡して接着してしまおうという作戦です。

実は窓セルの上に立っているのですが多分分かりますまい。


牛が並びました。


汚れ吹きつけから帰ってきたもろもろものです。

行きに写したモノより増えているようにも見えますがまあ良いです。


汚れの吹く加減を違えようとした残り部分に吹き付け出発です。

コンテナは10個を7個と3個に分けて別に吹こうというわけです。

牛も並んでいますが、牛には擦り傷を隠す為に艶消しオーバーコートを企んでいるのです。






語り継ぎたいブルートレイン

2015-07-14 | 国鉄時代
今年開催される第16回国際鉄道模型コンベンションのメインテーマは『語り継ぎたいブルートレイン』です。

その中でも中心と位置付けられるフォーラムディスカッション“さよならブルートレイン”(サポーテッド・バイ・国鉄時代)が土曜日の午後「ステージ」で開催されます。

実物について写真で紹介する前半部は山下修司国鉄時代編集長が司会を務めます。

蒸機牽引から始まる「ブーム以前」は成田冬紀さん

EF65Pから始まる「ブルトレブーム」を諸河 久さん

ブーム以後【北斗星】や現在までの部分を岩成政和さん

という超豪華メンバーでお送りします。


後半部は模型です。

水沼先生の司会でカツミ模型店、KATO(関水金属)、TOMIX(トミーテック)の3社様に自社のブルートレイン製品について語って頂きます。

今日はその第一回目の打ち合わせが開かれました。

ブログ的には いきなり乾杯!
             打ち上げが大井町“華林”で開かれました。


陳麻婆豆腐


散々料理が出た後で追い打ちが「これでもか」の大盛やきそばです。


役者は素晴らしい顔ぶれが揃いました。

会場では「単一のモニターに投射」ではなく複数のモニターに画像を出す予定です。

従ってレーザーポインターが役に立ちません。

演者に「列車について」「写真について」「模型について」語って頂くときに、レーザーポインターに替ってカーソルで示す仕組みを作るという大きな宿題が出されましたのでそれをを上手に達成する必要が有ります。

(実は・・・・今日の打ち合わせがブログ登場という予定をしていませんでしたが・・・・途中から写真が撮られているのはアリバイが仲間の助けになる状況が発生した為なのです)