スケジュールを変更して2泊出来る事になったので今日は中日(なかび)です。 成果を上げるには絶好の足場がある1日です。
ところが、早速躓きます。
パンクです。
朝見たらタイヤがぺしゃんこだったのです。
朝青龍がジャッキアップして
10分程で予備タイヤに付け替えました。
少し飛ばします。
パンク程度のハプニングは中国旅行の体験には丁度良いかもしれません。
でも元宝山朝の客レに間に合わなかったら大事です。
55歳×2+53歳×2=216歳(平均54歳)のオヤジ軍団、今日も意気軒昂です。
ロバです。 牛です。
元宝山⇔平庄の途中にはこんな道も通ります。
(そういえば此処は内蒙古自治区です)
遠方に高架線が見えているのは、石炭運搬専用鉄道を建設中とのことです。
昨日より150m程元宝山西站寄りの林の中に踏み込み、カメラのセットをしてから「鳴」の看板の先を見に行ってみます。
(「鳴」は「汽笛吹鳴せよ」の標識)
この先どうやらカーブが終わり、直線となって鉄橋に続いているようです。 こりゃいかんと元のカメラの位置に引き返します。
来ました。
今日は機関車と客車の間に貨車を挟んで混合列車になっています。
貨車が長過ぎず良かった!理想的な長さです。
貨車が加わったお蔭で昨日よりもブラスト音は僅かに大きい感じです。
昨日を上回る無風状態です。
(今日はもう帰って寝ても良いかもと思いました)
この「アウトカーブ」状態ならまるで貨物列車(運材列車)です。
此処まで引いても運材列車です。
運材列車の後追い。
因みにこの木材は坑木です。 炭坑の坑道を作っていくのに必要な木材です。
(元宝山は露天掘ではないので地下に掘り進んでいます)
炭坑に運ばれるこの大きさの木材が坑木であることを教えてくれたのは夕張のおかあさん達です。 我々は夕張線下り貨物列車に無蓋車に積まれたこの様な木材が有るのを思いだして質問してみて判明したのです。
客車が現れて「混合列車」の情景になりました。
“完全無風”特有の真ん中が上がり両端が下がる様に回転しながら上昇する白煙を見せてくれています。
この後ろ姿はまるで長編成客車列車です。
昨日の経験が生きて今日は汽車に先駆けて踏切を突破し、余裕を持って有楽町駅の発車を捉える事が出来ました。
機関車が通過。
あれれ!砲列の中に朝青龍が加わっています。
汽車が東京駅もとい風水溝站に到着すると乗客は構内の貨車を避けて回り込んで職場に向かいます。
昨日風水溝站で時間を潰(実は用便)してしまって積車を平庄南で逃しそうでしたので、今日は即平庄に戻ります。
(もう撮影は終わったからホテルに帰って寝る訳ではありません)
元宝山西站前を通過して馬架子站手前で赤鬼の牽く支線からの貨物列車と競争になりました。
この馬架子から分かれる支線、9年前は前後に建設形が付き終着直前後部補機を走行解放していました。
我々は負けました。 貨物列車の通過が先です。
朝青龍はこういったことの経験が無いので普通に走ってしまいましたが、これを知っている車は貨物列車に気が付いて我々を追い抜き脱兎のごとく踏切を通過していきました。
列車はゆっくり踏切に接近し、もうすぐというところで警笛を長く鳴らします。
その警笛が鳴ったら車は踏切進入を控えるという決まりになっています。
通過には5~10分掛かりますので寝て待つ感じです。
中国の無蓋貨車、かつては主力だった“C62”はこの「C62AK」が一寸見えただけで殆どC64ばかりになってしまいました。
一番新しいのはC70です。
さて平庄に着いた我々は装煤站で情報を収集、列車がないのでホテルへ帰って朝食にします。
(交渉力の陳さんが)ホテル服務員も手伝わせています。
この朝食は“イベント”・・・中国のカップ麺を体験していただこうというわけです。
ホテルの朝食は無視です。
買っておいた“康師傅”(カンシーフー)の紅焼牛肉麺(中国で一番普通のカップ麺)を食べます。
こんな完備された環境でカップ麺を作るのは変な感覚です。
ふつうはJIMBEI(金杯;トヨタハイエース)の床や自動車のボンネット、大きめの石か地面に置き、はらはらしながら自分でスープの袋を切ってカップに入れ、お湯を注ぐのです。
そして彼女達の熟練を感じさせるのはお湯を注いだ後の蓋をフォークを刺す事によって固定するのに一瞬の遅滞もなかった事です。
当然外で食べます。
身も凍る寒風の中が理想ですが、そこまでいかなくても室内よりは屋外が相応しいです。
「長めの3分」を待ち、蓋を取るとこういう眺めです。
良くかき回して麺をほぐします。
カップ麺容器内側の線は「ここまでお湯を注ぎなさい」という目安です。
しかし、この線より少し下になるように(お湯を少なめに)注ぐのが重要です。
(中国人にとって“康師傅紅焼牛肉麺”を食する際の常識だと思います・・・その方が美味しいから)
お姉さん達もちゃんと注意して作ってくれているのでとても美味しかったです。
(陳さんのアドバイスの可能性もありますが)
残さず
綺麗に食べました。
普通2個、辛口2個ですが、辛さの差はたいしたこと無く、どちらも結構辛いです。
陳さんと朝青龍はこの部屋(朝食会場;もう片付け終わっています)で朝食を食べました。
ホテルの朝食はあまり美味くないと思います。 (たいがい具のない素の饅頭とひからびた前菜のようなものと豆乳みたいなものです)
中国人がカップ麺を嫌がる理由の一つは「健康的ではない・・・特に塩分が過剰」というところじゃないかと想像します。
陳さんが僕らにインスタントコーヒーを作ってくれています。
昔(8年前までの訪中で)は小さなネスカフェゴールドブレンドの瓶を持ち歩いていたものです。
中国のオールインワンスティックのネスカフェは甘くて苦みが足りないからです。
さあリフレッシュしたところで頑張りましょう。 まだ朝です。
ところが、早速躓きます。
パンクです。
朝見たらタイヤがぺしゃんこだったのです。
朝青龍がジャッキアップして
10分程で予備タイヤに付け替えました。
少し飛ばします。
パンク程度のハプニングは中国旅行の体験には丁度良いかもしれません。
でも元宝山朝の客レに間に合わなかったら大事です。
55歳×2+53歳×2=216歳(平均54歳)のオヤジ軍団、今日も意気軒昂です。
ロバです。 牛です。
元宝山⇔平庄の途中にはこんな道も通ります。
(そういえば此処は内蒙古自治区です)
遠方に高架線が見えているのは、石炭運搬専用鉄道を建設中とのことです。
昨日より150m程元宝山西站寄りの林の中に踏み込み、カメラのセットをしてから「鳴」の看板の先を見に行ってみます。
(「鳴」は「汽笛吹鳴せよ」の標識)
この先どうやらカーブが終わり、直線となって鉄橋に続いているようです。 こりゃいかんと元のカメラの位置に引き返します。
来ました。
今日は機関車と客車の間に貨車を挟んで混合列車になっています。
貨車が長過ぎず良かった!理想的な長さです。
貨車が加わったお蔭で昨日よりもブラスト音は僅かに大きい感じです。
昨日を上回る無風状態です。
(今日はもう帰って寝ても良いかもと思いました)
この「アウトカーブ」状態ならまるで貨物列車(運材列車)です。
此処まで引いても運材列車です。
運材列車の後追い。
因みにこの木材は坑木です。 炭坑の坑道を作っていくのに必要な木材です。
(元宝山は露天掘ではないので地下に掘り進んでいます)
炭坑に運ばれるこの大きさの木材が坑木であることを教えてくれたのは夕張のおかあさん達です。 我々は夕張線下り貨物列車に無蓋車に積まれたこの様な木材が有るのを思いだして質問してみて判明したのです。
客車が現れて「混合列車」の情景になりました。
“完全無風”特有の真ん中が上がり両端が下がる様に回転しながら上昇する白煙を見せてくれています。
この後ろ姿はまるで長編成客車列車です。
昨日の経験が生きて今日は汽車に先駆けて踏切を突破し、余裕を持って有楽町駅の発車を捉える事が出来ました。
機関車が通過。
あれれ!砲列の中に朝青龍が加わっています。
汽車が東京駅もとい風水溝站に到着すると乗客は構内の貨車を避けて回り込んで職場に向かいます。
昨日風水溝站で時間を潰(実は用便)してしまって積車を平庄南で逃しそうでしたので、今日は即平庄に戻ります。
(もう撮影は終わったからホテルに帰って寝る訳ではありません)
元宝山西站前を通過して馬架子站手前で赤鬼の牽く支線からの貨物列車と競争になりました。
この馬架子から分かれる支線、9年前は前後に建設形が付き終着直前後部補機を走行解放していました。
我々は負けました。 貨物列車の通過が先です。
朝青龍はこういったことの経験が無いので普通に走ってしまいましたが、これを知っている車は貨物列車に気が付いて我々を追い抜き脱兎のごとく踏切を通過していきました。
列車はゆっくり踏切に接近し、もうすぐというところで警笛を長く鳴らします。
その警笛が鳴ったら車は踏切進入を控えるという決まりになっています。
通過には5~10分掛かりますので寝て待つ感じです。
中国の無蓋貨車、かつては主力だった“C62”はこの「C62AK」が一寸見えただけで殆どC64ばかりになってしまいました。
一番新しいのはC70です。
さて平庄に着いた我々は装煤站で情報を収集、列車がないのでホテルへ帰って朝食にします。
(交渉力の陳さんが)ホテル服務員も手伝わせています。
この朝食は“イベント”・・・中国のカップ麺を体験していただこうというわけです。
ホテルの朝食は無視です。
買っておいた“康師傅”(カンシーフー)の紅焼牛肉麺(中国で一番普通のカップ麺)を食べます。
こんな完備された環境でカップ麺を作るのは変な感覚です。
ふつうはJIMBEI(金杯;トヨタハイエース)の床や自動車のボンネット、大きめの石か地面に置き、はらはらしながら自分でスープの袋を切ってカップに入れ、お湯を注ぐのです。
そして彼女達の熟練を感じさせるのはお湯を注いだ後の蓋をフォークを刺す事によって固定するのに一瞬の遅滞もなかった事です。
当然外で食べます。
身も凍る寒風の中が理想ですが、そこまでいかなくても室内よりは屋外が相応しいです。
「長めの3分」を待ち、蓋を取るとこういう眺めです。
良くかき回して麺をほぐします。
カップ麺容器内側の線は「ここまでお湯を注ぎなさい」という目安です。
しかし、この線より少し下になるように(お湯を少なめに)注ぐのが重要です。
(中国人にとって“康師傅紅焼牛肉麺”を食する際の常識だと思います・・・その方が美味しいから)
お姉さん達もちゃんと注意して作ってくれているのでとても美味しかったです。
(陳さんのアドバイスの可能性もありますが)
残さず
綺麗に食べました。
普通2個、辛口2個ですが、辛さの差はたいしたこと無く、どちらも結構辛いです。
陳さんと朝青龍はこの部屋(朝食会場;もう片付け終わっています)で朝食を食べました。
ホテルの朝食はあまり美味くないと思います。 (たいがい具のない素の饅頭とひからびた前菜のようなものと豆乳みたいなものです)
中国人がカップ麺を嫌がる理由の一つは「健康的ではない・・・特に塩分が過剰」というところじゃないかと想像します。
陳さんが僕らにインスタントコーヒーを作ってくれています。
昔(8年前までの訪中で)は小さなネスカフェゴールドブレンドの瓶を持ち歩いていたものです。
中国のオールインワンスティックのネスカフェは甘くて苦みが足りないからです。
さあリフレッシュしたところで頑張りましょう。 まだ朝です。