元バーデン国鉄18-319

2012-04-23 | 鉄道模型
BR59を2万円で買った日、同時にBR18-3を4万円で買いました。


メーカーはメトロポリタンです。

今となるとメトロポリタンというメーカーがどういうモノだったのか判りませんが、私の「撮り鉄」の相方のひとり増田泉さんが我々のゼロイチの写真を模型設計製造の資料として提供して、1台ずつ完成した模型の01を頂いた事から日本のメーカーだと思います。

(たしかにほぼ原形というゼロイチの写真は我々が世界で一番沢山持っています)


箱は01と同じです。


ウレタンはこういう状態です。

ほぼ溶け掛かった状態です。 直ぐにIMONの紙箱へ移さなくてはなりません。


同梱されていたのは

① 色が塗られていないナンバープレート(4種類)

② 色が塗られていない「独逸帝国鐵道」の銘板1種類2枚

③ 色が塗られて仕上げられている“マッファイ”の製造銘板

④ 模型機関車として客車を牽いて走らせる為の連結器とその取付ビス

です。

①と②はステンレス製です。


連結器は無くなるのが嫌なのでビスで見えない様に留めておこうと思ったのですが、余り具合がよくないのでやはりチャック袋に入れて上箱の裏にメンディングテープで留めておくことにしました。

テンダー台車はこういう構造になっています。 後側の2軸は固定となります。

真鍮剥き出しというのも良い気持ちではありません・・・黒染研きがしたくなります。


ナンバープレートを黒塗装して貼り付けないと完成品機関車とは言えない状態です。

塗装済キットとまでは言えませんが、天賞堂やKATO製品のところまでも行っていません。 プレートは入って居るが未塗装、キャブの窓セルも貼られていません。

テンダーは物凄く重いです。 それを持ち上げるために指先に力が入りすぎたせいなのかテンダー中央の浮き出し柄の辺りの塗装が指で擦られてつやつやになっていました。

重すぎるために触るだけで傷めてしまうとは。


裏側から見た姿です。

当然テンダーの過剰なウェイトは撤去です。 (撤去してもかなり重いテンダーです)


正面を見ます。 おやっ?エアホースが剥げています。

塗装の彼方此方に剥げがあるのですが此処の剥げは珍しいです。

フロントデッキ中央付近に飛び出しているのは第一動輪を駆動する高圧シリンダーのシリンダー尻棒で、この様に角度が微妙に違っているのが正規です。


テンダーも分解していたらかなり衝撃を受けた機関車であることにやっと気が付きました。

転落したのでしょう。 おそらく東日本大震災です。

ナンバーの塗装→取付、窓セル貼り付け、石炭搭載ぐらいで済むと思っていた機関車が結構な難物であることが判りました。

しかし、塗装が少々艶有りすぎ(黒は凄い艶だが赤いところは完全艶消し)を修正する事と併せて面倒を診る事に致します。

(つづく・・・・週末の報告が遅くなってスミマセン)