♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の養子となる特権 / 板倉邦雄

2022年08月10日 | Weblog

2022/3/2放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。

 私の実家の近くにNさんという人の家がありました。白い二階建ての家で、庭には池があり花壇がありました。ある日、そこに小学生が養子としてきました。それから一緒に遊ぶようになり、毎日お菓子やケーキをNさんの家で食べるようになりました。私も養子になりたいなあと思ったのです。

 今日は「神の養子となる特権」という題でヨハネの福音書1章12節からお話ししましょう。1章12節を朗読します。

 「しかし、この方(イエス・キリスト)を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子ども(神の養子)となる特権をお与えになった。」と口語訳聖書は訳します。

 養子縁組をする場合、養子を受け入れる家族には様々な条件があるようですが、養子となる側は自分をただ明け渡すだけでいいのです。

 神の養子となる場合も全く同じで、イエス・キリストを信じる信仰だけです。イエス・キリストを信じて、自分自身を神に明け渡せばいいのです。すると、神の養子としての特別な権利が与えられていきます。それは、N君に突然養子としての権利が与えられたのと同じです。私たちがただイエス・キリストを信じる信仰によってキリストにつながり結びついたとき、私たちは神の養子とされるのです。

 では、具体的に神の養子の祝福と特権はなんでしょうか? 様々あると思いますが、まず神との平和です。そして、平和のあるところに秩序がありますから、秩序があるところに自由があります。自由があるところに、喜びと希望があるのではないでしょうか。そして、何よりも永遠のいのちが与えられるということです。

 私は18歳の高校3年生の時にキリスト信者になりました。一番の祝福は、神様との平和をいただき、「天のお父様」と絶えず祈ることができるようになったことです。

 聖書のことばです。
 「神の御霊に導かれる人はみな、神の子どもです。あなたがたは、人を再び恐怖に陥れる、奴隷の霊を受けたのではなく、子とする御霊を受けたのです。この御霊によって、私たちは『アバ、父』と叫びます。」
          ローマ人への手紙8章14節、15節

    ( PBA制作「世の光」 2022.3.2放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 

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