語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【詩歌】E・ケストナー「簿記係が母親へ」 ~人生処方詩集~

2015年11月09日 | 詩歌
 お母さん きょう洗濯物をうけとりました
 どんなにお負けしても ぎりぎりいっぱい というとこでした
 郵便屋は もう一分で まにあわないとこでした
 どう思います ぼくのカラーはだぶだぶです

 ふしぎはありません ヒルダとの問題で 休むまもないのですから
 この月給では ぼくは結婚しません
 ぼくは そのことを彼女に説明しました そして 今 彼女は はっきり了解しました
 これ以上 彼女は待ちません でないと 彼女は齢(とし)をとりすぎます

 お手紙によると ぼくが お母さんの手紙を読まないとのこと
 そして お母さんは もう はがきだけしかよこさないとのこと
 お手紙によると ぼくはお母さんのことを わすれてしまった と思っていらっしゃるとのこと
 思いちがいです とんでもない・・・・

 どんなに もっとたびたび もっとくわしく書きたいかしれません
 いつもの あんな週報だけでなしに
 ぼくは思っていました ぼくがお母さんを愛していることを お母さんはご存じだと
 この前の手紙でみると お母さんは それをご存じないのです

 ぼくは いま すわりどおしで計算し 帳面づけをしています
 五桁の数字を そして いくらやっても ほとんどきりがなさそうです
 何か ひとつ ほかの仕事をさがすべきでしょうか
 いちばんいいのは どこか ほかの都会で

 ぼくは とにかく ばかではありません でもなかなか うまくいかないのです
 ぼくは 生きてはいますが たいして生きているような気がしないのです
 ぼくは 一つの支線で生きているのです
 これは わびしいばかりではありません 気もすすまないのです

 お手紙によると 日曜日には ブレスラウから来るようですね
 ときに あれはどうなりました ぼくがおねがいした
 洗濯婦は お雇いになりましたか
 ブレスラウの人たちが来たら ぼくからよろしくいってください

 そして 誕生日に またプレゼントを送ったりなさらないでください
 そのお金は 節約なさってください ぼくにはちゃんとわかっているのですから
 そして たよりがすくなすぎるときは ぼくのいうことを信じてください
 ぼくは ほとんどしょっちゅう お母さんのことを思っているのです ごきげんよう あなたの息子より

□エーリヒ・ケストナー(小松太郎・訳)「簿記係が母親へ」(『人生処方詩集』、岩波文庫、2014)
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 【参考】
【詩歌】E・ケストナー「即物的な物語詩」 ~人生処方詩集~
【詩歌】E・ケストナー「ホテルでの男性合唱」 ~人生処方詩集~
【詩歌】E・ケストナー「絶望第一号」 ~人生処方詩集~
【詩歌】E・ケストナー「顔を交換する夢」 ~人生処方詩集~
【詩歌】戦争を礼賛する牧師 ~E・ケストナーによる諷刺~

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【医療】患者の自己決定権 ~『ガン病棟』~

2015年11月09日 | 医療・保健・福祉・介護
 「要するに、ぼくは遠い将来の希望のためにあまり高い代償を支払いたくないんです」

 *

 「ぼくはただ、自分で自分の生命を処理する権利を主張したかっただけです。人間には自分の生命を処理する権利があるでしょう。違いますか」

 *

 ドンツォワやガンガルトの知らなかったことだが、この数ヵ月間、アゾーフキンは、正式に与えられる薬や注射のほかに、看護婦や夜勤の医師を片っ端からつかまえては、余分の睡眠剤や余分の鎮痛剤など、ありとあらゆる散薬や錠剤をねだりつづけてきたのだった。そうやって手に入れた薬を小さな袋に詰め込んで、アゾーフキンは医者に見放されるこの日のために、みずからの救済を準備していたのである。

 *

 「なるべく本をたくさん読んでおこうと思うんです」とジョームカは喋っていた。「時間があるうちにね。大学に入りたいから」
 「そりゃ結構だ。ただ、覚えておくといい、学問は知恵を授けてくれないぜ」
(なんということを子供に吹きこむんだ、オグロートめ!)
 「どうしてですか」
 「どうしてもこうしてもない。ただ授けてくれないのさ」
 「じゃ何が授けてくれますか」
 「まあ、人生だろうな」

 *

 きのうドンツォワに主張したこと、すなわち患者はすべてを知るべきであるという原則。
 だがそれはコストグローフ自身のように経験を経た人間のための原則だった。

□アレクサンドル・ソルジェニーツィン(小笠原豊樹・訳)『ガン病棟』(新潮社文庫、1971)
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 【参考】
【心理】アニマル・セラピー ~セント・バーナード~
【医療】人間の威厳について ~安楽死~


  
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【保健】骨折予防はカルシウムのほかに・・・・

2015年11月09日 | 医療・保健・福祉・介護
 (1)高齢者の骨折予防にカルシウムの摂取を勧める情報は多い。
 しかし、専門家の間では効果を疑問視する声が少なくない。

 (2)食事、サプリメントを問わず、カルシウム摂取と骨折予防に係る複数の研究(被験者の対象は50歳以上の男女)を総合的に解析した報告が、医学誌「BMJ」オンライン版に掲載された。
 これによると、解析対象の研究・調査のほとんどにおいて、食事由来(牛乳や乳製品を含む)のカルシウムと骨折との関連はない、とされた。
 一方、カルシウム・サプリメント(カルシウムの作用をサポートするビタミンD含有サプリメントを含む)の有用性に関しては、サプリメントの摂取により、
   全骨折リスクが11%低下
   背骨の圧迫骨折など「錐体骨折」リスクは14%低下
が認められた。
 しかし、骨折した場合に人工骨頭置換術の対象となる脚の付け根付近の
   大腿骨近位部骨折
   前腕骨折
のリスクについては、有意な低下は見られなかった。
 まら、最も厳密な4試験に絞って解析したところ、サプリメントと骨折リスクとの関連は認められない、という結果だった。

 (3)研究者はさらに、サプリメントを摂取した群では、便秘などの消化器症状や尿路結石のリスクがある、と指摘。
 サプリメント摂取により、心筋梗塞などの心疾患リスクが上昇することも踏まえ、
   「サプリメントの利益はわずかで、害が上回る」
と結論付けている。

 (4)骨密度に関しては、わずかながらメリットがあることが示された。とはいえ、
   食事由来のカルシウムでも0.6~1.0% 
   サプリメント摂取では0.7~1.8%
だけ骨密度が増したにすぎない。この程度の改善では骨折予防に役立つとは言えないだろう。

 (5)高齢者の骨折予防には、誘因となる骨粗鬆症を治療する薬剤が有効だ。
 ただ、心血管疾患や脳血管疾患の予防が優先されるため、骨折予防は後回しになりがち。

 (6)食生活で自衛するには、カルシウム1成分だけに拠らずに、
   ・蛋白質
   ・マグネシウム
   ・亜鉛
   ・カレテノイド
をしっかり摂ること。何のことはない、肉、魚、卵、野菜をバランスよく、ということだ。

□井出ゆきえ(医学ライター)「「カルシウムで骨折予防」に疑問 骨密度はわずかに上昇 ~カラダご医見番・ライフスタイル編 No.275~」(週刊ダイヤモンド」2015年11月14日号)
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 【参考】
【保健】前糖尿病患者は食習慣の改善を ~全国糖尿病週間~
【保健】糖質制限より脂質制限? ~体脂肪を減らす~
【保健】受動喫煙が歯周病リスクに ~ただし男性のみ~
【保健】貧乏ゆすりが命を救う? ~マナーより健康~
【保健】「高収入の勝ち組」の健康リスク? ~50歳以上の有害な飲酒~
【保健】照明用白色LEDのブルーライトは安全か?
【保健】目の愛護デー ~緑内障による失明を予防~
【保健】長時間労働は脳卒中リスク ~週41~48時間でも上昇~
【保健】ほぼ毎日食べると、死亡リスクが14%減少 ~唐辛子~
【保健】水族館でリラックス効果 ~血圧・心拍数に好影響~

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【佐藤優】被虐待児の自立、ほんとうの法華経、外務官僚の反知性主義

2015年11月09日 | ●佐藤優
 ①マイク・スタイン(池上和子・訳)『社会的養護から旅立つ若者への自立支援 英国のリービングケア制度と実践』(福村出版 3,300円)
 ②橋爪大三郎/植木雅俊『ほんとうの法華経』(ちくま新書 1,100円)
 ③戸部良一『外務省革新派 世界秩序の幻影』(中公新書 880円)
   
 (1)保護者のいない児童、虐待されている児童などは、18歳を過ぎると、原則として独り立ちをしなくてはならない。
 この問題の第一人者が書いた本を、児童福祉分野の第一人者が訳したのが①。訳文は読みやすい。
 著者は、次のように強調する。
 <自分のニーズに適った普遍的かつ選択的サービスにより援助され、こうした普遍的な旅路を経験する若者は、彼らのキャリアや個人的な生活は充実し、虐待またはネグレクトといった家庭的な問題による傷から立ち直りやすい。良質の養護を経験すること、そして成人期への道のりが充分に準備され支援されることにより、彼らは自立でき、情緒的に孤立したり道を外れたりすることなく、首尾よく養護から「前進」し、「ふつうの」あるいは「普遍的な」アイデンティティを確立することが可能になる>
 養護を必要とする人びとの生活を担保するためだけでなく、日本社会を強化するためにも著者の研究から学ぶべきことは多い。

 (2)橋爪大三郎・社会学者と植木雅俊・仏教専門家によるレベルの高い対談本が②だ。
 後者は、次のように強調する。
 <中国では、地涌の菩薩と、他の菩薩を区別するのに、弘教を担当する時代にも違いをつけました。それは、正しい教えが存続している正法時代、正しい教えが形骸化した像法時代、正しい教えが失われてしまった末法時代の三つです。後になるほど悪条件になります。時代と世界の違いを合わせると、サハー世界の末法時代が最も厳しく、次にサハー世界の正法・像法時代、次にサハー世界以外という順になると思います。従って、地涌の菩薩は、末法におけるサハー世界を担当するということになります>
 地涌の菩薩による人間の救済が、法華経の重要なメッセージなのだ。

 (3)集団的自衛権問題をめぐっては、自衛隊を地球の裏側まで送ろうとした官僚が種々の画策をした。
 ③を読むと、外務官僚には、戦前・戦中の白鳥敏夫・元イタリア大使も代表される「革新派」の勇ましい伝統があることがわかる。
 著者は、次の見方を示す。外務官僚の反知性主義、大衆迎合が革新派を生み出したのだ。
 <かつて外交はエリートの関心事であったが、革新派が登場してきた時代は、外交がエリートの独占物ではなくなった。そして、このような時代には、革新派が提示した単純明快な説明のほうが、エリート好みの難解な解説よりも説得力を持ち得たのではないだろうか。こうした意味で、外務省革新派は外交の大衆化・民主化の申し子であったとも言えよう>

□佐藤優「外務官僚の反知性主義 ~知を磨く読書 第124回~」(「週刊ダイヤモンド」2015年11月14日号)
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 【参考】
【佐藤優】日本人が苦手な類比的思考 ~昭和史(10)~
【佐藤優】地政学の目で中国を読む ~昭和史(9)~
【佐藤優】これから重要なのは地政学と未来学 ~昭和史(8)~
【佐藤優】近代戦は個人の能力よりチーム力 ~昭和史(7)~
【佐藤優】戦略なき組織は敗北も自覚できない ~昭和史(6)~
【佐藤優】人材の枠を狭めると組織は滅ぶ ~昭和史(5)~
【佐藤優】企画、実行、評価を分けろ ~昭和史(4)~
【佐藤優】いざという時ほど基礎的学習が役に立つ ~昭和史(3)~
【佐藤優】現場にツケを回す上司のキーワードは「工夫しろ」 ~昭和史(2)~
【佐藤優】実戦なき組織は官僚化する ~昭和史(1)~
【佐藤優】バチカン教理省神父の告白 ~同性愛~
【佐藤優】進むEUの政治統合、七三一部隊、政治家のお遍路
【佐藤優】【米国】がこれから進むべき道 ~公約撤回~
【佐藤優】同志社大学神学部 私はいかに学び、考え、議論したか」「【佐藤優】プーチンのメッセージ
【佐藤優】ロシア人の受け止め方 ~ノーベル文学賞~
【佐藤優】×池上彰「新・教育論」
【佐藤優】沖縄・日本から分離か、安倍「改憲」を撃つ、親日派のいた英国となぜ開戦
【佐藤優】シリアで始まったグレート・ゲーム ~「疑わしきは殺す」~
【佐藤優】沖縄の自己決定権確立に大貢献 ~翁長国連演説~
【佐藤優】現実の問題を解決する能力 ~知を磨く読書~
【佐藤優】琉球独立宣言、よみがえる民族主義に備えよ、ウクライナ日記
【佐藤優】『知の教室 ~教養は最強の武器である~』目次
【佐藤優】ネット右翼の終わり、解釈改憲のからくり、ナチスの戦争
【佐藤優】「学力」の経済学、統計と予言、数学と戦略思考
【佐藤優】聖地で起きた「大事故」 ~イランが怒る理由~
【佐藤優】テロ対策、特高の現実 ~知を磨く読書~
【佐藤優】フランスにイスラム教の政権が生まれたら恐怖 ~『服従』~
【佐藤優】ロシアを怒らせた安倍政権の「外交スタンス」
【佐藤優】コネ社会ロシアに関する備忘録 ~知を磨く読書~
【佐藤優】ロシア、日本との約束を反故 ~対日関係悪化~
【佐藤優】ロシアと提携して中国を索制するカードを失った
【佐藤優】中国政府の「神話」に敗れた日本
【佐藤優】日本外交の無力さが露呈 ~ロシア首相の北方領土訪問~
【佐藤優】「アンテナ」が壊れた官邸と外務省 ~北方領土問題~
【佐藤優】基地への見解違いすぎる ~沖縄と政府の集中協議~
【佐藤優】慌てる政府の稚拙な手法には動じない ~翁長雄志~
【佐藤優】安倍外交に立ちはだかる壁 ~ロシア~
【佐藤優】正しいのはオバマか、ネタニヤフか ~イランの核問題~
【佐藤優】日中を衝突させたい米国の思惑 ~安倍“暴走”内閣(10)~
【佐藤優】国際法を無視する安倍政権 ~安倍“暴走”内閣(9)~
【佐藤優】日本に安保法制改正をやらせる米国 ~安倍“暴走”内閣(8)~
【佐藤優】民主主義と相性のよくない安倍政権 ~安倍“暴走”内閣(7)~
【佐藤優】官僚の首根っこを押さえる内閣人事局 ~安倍“暴走”内閣(6)~
【佐藤優】円安を喜び、ルーブル安を危惧する日本人の愚劣 ~安倍“暴走”内閣(5)~
【佐藤優】中小企業100万社を潰す竹中平蔵 ~安倍“暴走”内閣(4)~
【佐藤優】自民党を操る米国の策謀 ~安倍“暴走”内閣(3)~
【佐藤優】自民党の全体主義的スローガン ~安倍“暴走”内閣(2)~
【佐藤優】安倍“暴走”内閣で窮地に立つ日本 ~安倍“暴走”内閣(1)~
【佐藤優】ある外務官僚の「嘘」 ~藤崎一郎・元駐米大使~
【佐藤優】自民党の沖縄差別 ~安倍政権の言論弾圧~
【書評】佐藤優『超したたか勉強術』
【佐藤優】脳の記憶容量を大きく変える技術 ~超したたか勉強術(2)~
【佐藤優】表現力と読解力を向上させる技術 ~超したたか勉強術~
【佐藤優】恐ろしい本 ~元少年Aの手記『絶歌』~
【佐藤優】集団的自衛権にオーストラリアが出てくる理由 ~日本経済の軍事化~
【佐藤優】ロシアが警戒する日本とウクライナの「接近」 ~あれかこれか~
【佐藤優】【沖縄】知事訪米を機に変わった米国の「安保マフィア」
【佐藤優】ハワイ州知事の「消極的対応」は本当か? ~沖縄~
【佐藤優】米国をとるかロシアをとるか ~日本の「曖昧戦術」~
【佐藤優】エジプトで「死刑の嵐」が吹き荒れている
【佐藤優】エリートには貧困が見えない ~貧困対策は教育~
【佐藤優】バチカンの果たす「役割」 ~米国・キューバ関係~
【佐藤優】日米安保(2) ~改訂のない適用範囲拡大は無理筋~
【佐藤優】日米安保(1) ~安倍首相の米国議会演説~
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【佐藤優】外相の認識を問う ~プーチンからの「シグナル」~
【佐藤優】ヒラリーとオバマの「大きな違い」
【佐藤優】「自殺願望」で片付けるには重すぎる ~ドイツ機墜落~
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【佐藤優】明らかになったロシアの新たな「核戦略」 ~ミハイル・ワニン~
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【佐藤優】「イスラム国」の正体 ~国家の新しいあり方~
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【佐藤優】米国とイランの接近  ~「イスラム国」で中東が大混乱(2)~
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【佐藤優】イスラム過激派による自爆テロをどう理解するか ~『邪宗門』~
【佐藤優】の実践ゼミ(抄)
【佐藤優】の略歴
【佐藤優】表面的情報に惑わされるな ~英諜報機関トップによる警告~
【佐藤優】世界各地のテロリストが「大規模テロ」に走る理由
【佐藤優】ロシアが中立国へ送った「シグナル」 ~ペーテル・フルトクビスト~
【佐藤優】戦争の時代としての21世紀
【佐藤優】「拷問」を行わない諜報機関はない ~CIA尋問官のリンチ~
【佐藤優】米国の「人種差別」は終わっていない ~白人至上主義~
【佐藤優】【原発】推進を図るロシア ~セルゲイ・キリエンコ~
【佐藤優】【沖縄】辺野古への新基地建設は絶対に不可能だ
【佐藤優】沖縄の人の間で急速に広がる「変化」の本質 ~民族問題~
【佐藤優】「イスラム国」という組織の本質 ~アブバクル・バグダディ~
【佐藤優】ウクライナ東部 選挙で選ばれた「謎の男」 ~アレクサンドル・ザハルチェンコ~
【佐藤優】ロシアの隣国フィンランドの「処世術」 ~冷戦時代も今も~
【佐藤優】さりげなくテレビに出た「対日工作担当」 ~アナートリー・コーシキン~
【佐藤優】外交オンチの福田元首相 ~中国政府が示した「条件」~
【佐藤優】この機会に「国名表記」を変えるべき理由 ~ギオルギ・マルグベラシビリ~
【佐藤優】安倍政権の孤立主義的外交 ~米国は中東の泥沼へ再び~
【佐藤優】安倍政権の消極的外交 ~プーチンの勝利~
【佐藤優】ロシアはウクライナで「勝った」のか ~セルゲイ・ラブロフ~
【佐藤優】貪欲な資本主義へ抵抗の芽 ~揺らぐ国民国家~
【佐藤優】スコットランド「独立運動」は終わらず
「森訪露」で浮かび上がった路線対立
【佐藤優】イスラエルとパレスチナ、戦いの「発端」 ~サレフ・アル=アールーリ~
【佐藤優】水面下で進むアメリカvs.ドイツの「スパイ戦」
【佐藤優】ロシアの「報復」 ~日本が対象から外された理由~
【佐藤優】ウクライナ政権の「ネオナチ」と「任侠団体」 ~ビタリー・クリチコ~
【佐藤優】東西冷戦を終わらせた現実主義者の死 ~シェワルナゼ~
【佐藤優】日本は「戦争ができる」国になったのか ~閣議決定の限界~
【ウクライナ】内戦に米国の傭兵が関与 ~CIA~
【佐藤優】日本が「軍事貢献」を要求される日 ~イラクの過激派~
【佐藤優】イランがイラク情勢を懸念する理由 ~ハサン・ロウハニ~
【佐藤優】新・帝国時代の到来を端的に示すG7コミュニケ
【佐藤優】集団的自衛権、憲法改正 ~ウクライナから沖縄へ(4)~ 
【佐藤優】スコットランド、ベルギー、沖縄 ~ウクライナから沖縄へ(3)~ 
【佐藤優】遠隔地ナショナリズム ~ウクライナから沖縄へ(2)~
【佐藤優】ユニエイト教会 ~ウクライナから沖縄へ(1)~ 

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