語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【佐藤優】の略歴

2015年01月22日 | ●佐藤優
(1)学生以前(~1975.3.31.)
 ・1960年1月18日、現・さいたま市にて生まる。
 ・1975年、埼玉県立浦和高校1年生の夏、スイス、西ドイツ、チェコスロバキア、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、ソ連(ロシア、ウクライナ、ウズベキスタン)を一人旅。

(2)同志社大学生、同院生の時代(1975.4.1.~1985.3.30.)
 ・一浪後、同大神学部へ入学。組織神学、無神論を学ぶ。
 ・同大大学院神学研究科前期課程へ進学。「チェコスロバキアの社会主義政権とプロテスタント神学の関係について」をテーマに研究。修了後、神学修士。

(3)外務事務官時代(1) ~入省、留学~(1985.4.1.~1987.8.末)
 ・1985年4月、ノンキャリア専門職員として外務省に入省。同年5月、欧亜局に配備。1986年、英国陸軍語学学校に留学後、1987年8月末、モスクワ国立大学言語学部に留学。

(4)外務事務官時代(2) ~ソ連大使館赴任、ソ連解体、ロシア大使館離任~(1987.8.末~1995.3.末)
 ・1988年から1995年まで在ソ連・在ロシア日本国大使館に勤務(政務班)。
 ・1991年8月、クーデターの際、それまでに築き上げた人脈を駆使し、ミハイル・ゴルバチョフ大統領の生死について米国より早く情報を得、外務本省へ連絡した。当時のブッシュ大統領いわく、「ワンダフル!」。
 ・モスクワ大学哲学部宗教史宗教哲学科(新設)の講師(弁証法神学)を兼務。

(5)外務事務官時代(3) ~本省勤務、外交史料館勤務、逮捕・収監、休職~(1995.4.1~2009.6.30.)
 ・1998年、国際情報局分析第一課主任分析官(課長補佐級)。クラスノヤルスク会談(橋本龍太郎・首相とボリス・エリツィン大統領)に基づく2000年までに締結をめざす日露平和条約のために交渉した。
 ・東京大学教養学部の非常勤講師(ユーラシア地域変動論)を兼務。
 ・鈴木宗男に係る疑惑が浮上し、連座させられる形で2002年2月22日、外交史料館へ異動。
 ・2002年5月14日、鈴木宗男事件に絡む背任容疑で逮捕。同年7月3日、偽計業務妨害容疑で再逮捕。2003年10月、保釈。
 ・2002年2月、東京地方裁判所(安井久治裁判長)で執行猶予付き有罪判決。控訴。2007年1月31日、東京高等裁判所(高橋省吾裁判長)で控訴を棄却。2009年6月30日、最高裁判所第3小法廷(那須弘平裁判長)で、上告棄却。期限の7月6日までに異議申立てをおこなわなかったため、判決が確定。国家公務員法76条に基づき失職。

(6)民間人時代(2009.7.1.~)
 控訴中の2005年に『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』【注1】を刊行。
 外務省を離れて後、文筆を専業とする【注2】。

 【注1】「【読書余滴】佐藤優回想録 ~青春、留学、インテリジェンス、ソ連解体、国家の罠~
 【注2】業績の一部はこちら。「【佐藤優】書誌」。

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官製談合? 所沢市 総合福祉センター建設工事 落札率99.9% (埼玉新聞読者)
2015-06-16 19:45:18





所沢市の公共事業の落札率は95%以上が多く、99.9%という公共事業もあるようです(※1)。

一般的に、95%以上を「談合の疑いが極めて強い」、落札率 90%~95%を「 談合の疑いがある」とされています(※2、※3)。

つまり、所沢市の公共事業は「 談合 」と判断される水準でしょう。


所沢市の工事請負業者等指名委員会は「 所沢市の部長職 」によって構成されています(※4)。


もし、所沢市の幹部職員が落札者に対して、請負業者という弱味につけこみ、高い落札率を条件とした幹部職員への天下りの斡旋やなんらかの利益供与を要求しているのならば、市幹部という立場を悪用した市民に対する「 背任 」になりますよね。


実際、市幹部職員が雪見障子やガラスを業者から受け取っていたとして議会で問題提起されたことがあります(※5)。


所沢市の高い落札率をみると、このような腐敗が所沢市で常態化していると考えてしまいますね。





※1
所沢市公共事業: 質疑が足りなかったのではないか ~ 高い落札率(落札率99.9%)



総合福祉センター建設(建築)工事

 入札は一般入札であるが、応募は「平岩・本橋特定建設工事共同企業体」1社のみである。

また入札額は第1回、第2回とも予定価格をオーバー、(一般的には2回の入札で落札されない場合、入札は不調)備考欄に第1回見積合わせで落札と記載あり。
数量を指定した電子入札であると思われるのに、「何の見積合わせ」を「何の為に行ったのか」疑問が残る。

そして落札率99.9%。

また総合福祉センターの建築、電気、機械設備の合計落札額は26億820万円,予算は26億2,608万円で全体の落札率は99.31%である。

余りに落札率が高くはないか。

また総合福祉センターは延床面積が6,158.6㎡、この落札金額では423,505円/㎡である。

因みに2007年の東京都内のRCマンションは230,000円/㎡(総合研究所、工事費)。

福祉センターの建設事例として広島県安佐南区地域福祉センターは(平成18年)工事費17億5,732万円、305,460円/㎡である。
同区内の他の5施設の工事費を比較検討し建設工事費を㎡単価で26%削減したと公表している。

また、富岡公民館空調設備改修工事の入札には、入札者14社、落札率は95.48%。

何故同時期に入札をおこなった総合福祉センターの(機械設備)落札率が98.57%で富岡公民館の空調は95.48%なのか。

95.48%で総合福祉センターの(機械設備)が落札されれば1,400万円程度が節約でき、建設・電気設備をあわせた全体がこの比率で落札されればおよそ1億円が節約できていた。

「傍聴席」 所沢の民主主義をサポートするささやかなメディア…
http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/41550658.html



※2
各工事の落札率が 95%以上を「談合の疑いが極めて強い」、落札率 90%~95%を「 談合の疑い. がある」とされている。
http://www.ombudsman.jp/taikai/6-rakusatsu.pdf#search='%E8%AB%87%E5%90%88++%E8%90%BD%E6%9C%AD%E7%8E%87++95%25'
http://www.ombudsman.jp/taikai/6-rakusatsu.pdf


※3
落札率

予定価格に対する落札額の割合。
100%に近いほど落札業者の利益が大きく、談合によって落札率が上がれば、それだけ税金が無駄遣いされることになる。
全国市民オンブズマン連絡会議などは「90%以上は談合の疑いがあり、95%はその疑いが極めて強い」と指摘している。

(2011-10-16 朝日新聞 朝刊 茨城 1地方)
http://kotobank.jp/word/%E8%90%BD%E6%9C%AD%E7%8E%87-885812


※4
所沢市工事請負業者等指名委員会規程
http://www1.g-reiki.net/tokorozawa/reiki_honbun/e309RG00000203.html#e000000048


※5
所沢市 官製談合 疑惑
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%3A%E6%89%80%E6%B2%A2%E5%B8%82







blog: 官製談合? 所沢市 総合福祉センター建設工事 落札率99.9%
http:// blog.livedoor.jp/tokorozawalivedor/
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