(1)国家の新しいあり方として不気味なのは、「イスラム国」だ【注1】。
「イスラム国」が特異なのは、シリアやイラクといった国家を支配することを目標としていない点だ。
彼らの目的は何かを考える上で、格好のサンプルになるのはロシア革命だ。
マルクス主義では、「本来、国家は死滅すべきものだ」ということになっているのに、ロシア革命において、どうしてソビエト国家ができたのか。
レーニンは、これは「国家」ではなくて「半国家」であると言った。国家は、階級抑圧の道具だから、本来、悪である。ソビエトも、最終的には全世界に革命を起こして国家を廃棄する。けれども、今は帝国主義に囲まれている。囲まれている限りにおいては、それに対抗するための「半分国家であるようなもの」が必要だ。ただし、国家は悪で階級抑圧の道具だけれども、そういう悪がまったくないのがソビエト国家である、うんぬん。
いわゆる「過渡期論」だ。原罪を持たない国家というわけだ。その国家の目的は、世界のプロレタリア革命を行うことにある。
(2)「イスラム国」の場合は、この「世界プロレタリア革命」を「世界イスラム革命」に置き換えればよい。
アフガニスタンのタリバン政権も、一国イスラム主義のように見えたが、目的は「世界イスラム革命」だった。一時期、チェチェンとダゲスタンの間にできた「イスラムの土地」みたいなグループも、目的は「世界イスラム革命」だった。「イスラム国」は、そういう過渡期国家を目指して、実際にそれを半ばつくってしまったわけだ。
(3)彼らは、イラク中部からシリア北部にかけて「イスラム国家」を樹立すると宣言して、「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」から「イスラム国(IS)」に改名した。
この国家は、カリフ(イスラム指導者)をトップに据え、シャリーア(イスラム法)を適用する政教一致国家だ。ムハンマド(イスラム教の創始者)の時代、ムハンマドを指導者にして、ムハンマドが伝える「神の言葉」に従って人々は敬虔な暮らしをしていた・・・・と考える人たちが、その理想の社会を現代に取り戻そうとしたのだ。
この考え方を「イスラム原理主義」と呼ぶ。イスラムの理念を復興させようというものだから、必ずしも過激な武装闘争と結びつくものではない。平和裡に行動しているイスラム原理主義者も多い。
しかし、武力を用いてでも理想社会を実現させようとする組織があって、テロなどに走るため、「イスラム原理主義=テロリスト」というイメージが定着してしまった。
「イスラム国」は、武力をもって理想のイスラム国家を樹立しようとしているので、過激派だ。「イスラム原理主義過激派」ないし「イスラム過激派」と呼ばれる存在だ。
(4)彼らとしては、来たるべきイスラム帝国(カリフ帝国)を先取りした、ということだ。
「イスラム国」の中期的な目標は、「西はスペインから東はインドまで」だ。かつてのイスラム王朝が支配していた土地を取り戻したい、というものだ。
(5)結局、「アラブの春」で露呈したのは、不安定で脆弱な中東諸国の実態だった。
もっとも成功したとされるチェニジアでさえ、破綻国家の仲間入りをしている。どこも、首都を中心とした一部の領域しか統治できていない。
リビアなど、その典型だ【注2】。
それに内戦にフランス軍が介入したマリもだ。ナイジェリアも、その意味では、すでに破綻国家だ。
ナイジェリアでは、イスラム過激派「ボコ・ハラム」が女子高生300人を拉致し、イスラム教に改宗させて、人質交換を迫る事件を起こした。北部の貧困地域で勢力を伸ばし、政府関係施設や警察などに対するテロを行っている。
(6)国際法上の国家として承認されるための要件は二つ。
①当該領域の実効支配が確立している。
②国際法を守る意思がある。
シリアの場合、自国民に毒ガスをまくなどして、②に欠ける。①もできていない。よって、すでに「国家」ではない。
その意味で、「国家ではない国家」がたくさん出現している。これが今の世界の特徴だ。
【注1】<「イスラム国」は、さまざまな過激派との集散や改称を繰り返してできた。2011年に始まったシリア内戦に乗じて戦線を広げ、シリアのアルカイダ支部として組織された「ヌスラ戦線」の一部と合流。13年には「イラク・シリア・イスラム国」と改称した。昨年6月、一方的な国家樹立を宣言して「イスラム国」と名前を変えた。/源流は、イラク戦争に呼応する形で駐留米軍への攻撃を活発化させた「イラクのアルカイダ」だ。その指導者はヨルダン出身のザルカウィ容疑者。サジダ・リシャウィ死刑囚らが05年、ヨルダンで起こした連続爆破テロについても犯行声明を出している。>【記事「過激派、脅威の系譜 「イスラム国」源流はイラクに」(朝日新聞デジタル 2015年1月27日)】
【注2】<リビアの首都トリポリで27日、武装勢力が高級ホテル「コリンシア・ホテル」を襲撃し、AP通信は、リビアの治安当局の情報として、警備員3人が死亡し、武装勢力が複数の人質を取って立てこもっていると伝えています。/このホテルには、外交官やリビア政府の関係者が滞在していたということで、襲撃の前に避難したという情報もあります。/また、AFP通信によりますと、「イスラム国」に忠誠を誓う現地の過激派組織が犯行を認める声明をインターネット上に投稿したということです。>【記事「リビア 武装勢力がホテル襲撃」(NHK NEWSWeb 2015年1月27日)】
□池上彰・佐藤優『新・戦争論』(文春新書、2014年11月20日)の「第2章 まず民族と宗教を勉強しよう」
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【参考】
「【佐藤優】スンニー派とシーア派 ~「イスラム国」で中東が大混乱(4)~」
「【佐藤優】サウジアラビア ~「イスラム国」で中東が大混乱(3)~」
「【佐藤優】米国とイランの接近 ~「イスラム国」で中東が大混乱(2)~」
「【佐藤優】シリア問題 ~「イスラム国」で中東が大混乱(1)~」
「【佐藤優】イスラム過激派による自爆テロをどう理解するか ~『邪宗門』~」
「【佐藤優】の実践ゼミ(抄)」
「【佐藤優】の略歴」
「【佐藤優】表面的情報に惑わされるな ~英諜報機関トップによる警告~」
「【佐藤優】世界各地のテロリストが「大規模テロ」に走る理由」
「【佐藤優】ロシアが中立国へ送った「シグナル」 ~ペーテル・フルトクビスト~」
「【佐藤優】戦争の時代としての21世紀」
「【佐藤優】「拷問」を行わない諜報機関はない ~CIA尋問官のリンチ~」
「【佐藤優】米国の「人種差別」は終わっていない ~白人至上主義~」
「【佐藤優】【原発】推進を図るロシア ~セルゲイ・キリエンコ~」
「【佐藤優】【沖縄】辺野古への新基地建設は絶対に不可能だ」
「【佐藤優】沖縄の人の間で急速に広がる「変化」の本質 ~民族問題~」
「【佐藤優】「イスラム国」という組織の本質 ~アブバクル・バグダディ~」
「【佐藤優】ウクライナ東部 選挙で選ばれた「謎の男」 ~アレクサンドル・ザハルチェンコ~」
「【佐藤優】ロシアの隣国フィンランドの「処世術」 ~冷戦時代も今も~」
「【佐藤優】さりげなくテレビに出た「対日工作担当」 ~アナートリー・コーシキン~」
「【佐藤優】外交オンチの福田元首相 ~中国政府が示した「条件」~」
「【佐藤優】この機会に「国名表記」を変えるべき理由 ~ギオルギ・マルグベラシビリ~」
「【佐藤優】安倍政権の孤立主義的外交 ~米国は中東の泥沼へ再び~」
「【佐藤優】安倍政権の消極的外交 ~プーチンの勝利~」
「【佐藤優】ロシアはウクライナで「勝った」のか ~セルゲイ・ラブロフ~」
「【佐藤優】貪欲な資本主義へ抵抗の芽 ~揺らぐ国民国家~」
「【佐藤優】スコットランド「独立運動」は終わらず」
「「森訪露」で浮かび上がった路線対立」
「【佐藤優】イスラエルとパレスチナ、戦いの「発端」 ~サレフ・アル=アールーリ~」
「【佐藤優】水面下で進むアメリカvs.ドイツの「スパイ戦」」
「【佐藤優】ロシアの「報復」 ~日本が対象から外された理由~」
「【佐藤優】ウクライナ政権の「ネオナチ」と「任侠団体」 ~ビタリー・クリチコ~」
「【佐藤優】東西冷戦を終わらせた現実主義者の死 ~シェワルナゼ~」
「【佐藤優】日本は「戦争ができる」国になったのか ~閣議決定の限界~」
「【ウクライナ】内戦に米国の傭兵が関与 ~CIA~」
「【佐藤優】日本が「軍事貢献」を要求される日 ~イラクの過激派~」
「【佐藤優】イランがイラク情勢を懸念する理由 ~ハサン・ロウハニ~」
「【佐藤優】新・帝国時代の到来を端的に示すG7コミュニケ」
「【佐藤優】集団的自衛権、憲法改正 ~ウクライナから沖縄へ(4)~ 」
「【佐藤優】スコットランド、ベルギー、沖縄 ~ウクライナから沖縄へ(3)~ 」
「【佐藤優】遠隔地ナショナリズム ~ウクライナから沖縄へ(2)~」
「【佐藤優】ユニエイト教会 ~ウクライナから沖縄へ(1)~ 」
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「イスラム国」が特異なのは、シリアやイラクといった国家を支配することを目標としていない点だ。
彼らの目的は何かを考える上で、格好のサンプルになるのはロシア革命だ。
マルクス主義では、「本来、国家は死滅すべきものだ」ということになっているのに、ロシア革命において、どうしてソビエト国家ができたのか。
レーニンは、これは「国家」ではなくて「半国家」であると言った。国家は、階級抑圧の道具だから、本来、悪である。ソビエトも、最終的には全世界に革命を起こして国家を廃棄する。けれども、今は帝国主義に囲まれている。囲まれている限りにおいては、それに対抗するための「半分国家であるようなもの」が必要だ。ただし、国家は悪で階級抑圧の道具だけれども、そういう悪がまったくないのがソビエト国家である、うんぬん。
いわゆる「過渡期論」だ。原罪を持たない国家というわけだ。その国家の目的は、世界のプロレタリア革命を行うことにある。
(2)「イスラム国」の場合は、この「世界プロレタリア革命」を「世界イスラム革命」に置き換えればよい。
アフガニスタンのタリバン政権も、一国イスラム主義のように見えたが、目的は「世界イスラム革命」だった。一時期、チェチェンとダゲスタンの間にできた「イスラムの土地」みたいなグループも、目的は「世界イスラム革命」だった。「イスラム国」は、そういう過渡期国家を目指して、実際にそれを半ばつくってしまったわけだ。
(3)彼らは、イラク中部からシリア北部にかけて「イスラム国家」を樹立すると宣言して、「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」から「イスラム国(IS)」に改名した。
この国家は、カリフ(イスラム指導者)をトップに据え、シャリーア(イスラム法)を適用する政教一致国家だ。ムハンマド(イスラム教の創始者)の時代、ムハンマドを指導者にして、ムハンマドが伝える「神の言葉」に従って人々は敬虔な暮らしをしていた・・・・と考える人たちが、その理想の社会を現代に取り戻そうとしたのだ。
この考え方を「イスラム原理主義」と呼ぶ。イスラムの理念を復興させようというものだから、必ずしも過激な武装闘争と結びつくものではない。平和裡に行動しているイスラム原理主義者も多い。
しかし、武力を用いてでも理想社会を実現させようとする組織があって、テロなどに走るため、「イスラム原理主義=テロリスト」というイメージが定着してしまった。
「イスラム国」は、武力をもって理想のイスラム国家を樹立しようとしているので、過激派だ。「イスラム原理主義過激派」ないし「イスラム過激派」と呼ばれる存在だ。
(4)彼らとしては、来たるべきイスラム帝国(カリフ帝国)を先取りした、ということだ。
「イスラム国」の中期的な目標は、「西はスペインから東はインドまで」だ。かつてのイスラム王朝が支配していた土地を取り戻したい、というものだ。
(5)結局、「アラブの春」で露呈したのは、不安定で脆弱な中東諸国の実態だった。
もっとも成功したとされるチェニジアでさえ、破綻国家の仲間入りをしている。どこも、首都を中心とした一部の領域しか統治できていない。
リビアなど、その典型だ【注2】。
それに内戦にフランス軍が介入したマリもだ。ナイジェリアも、その意味では、すでに破綻国家だ。
ナイジェリアでは、イスラム過激派「ボコ・ハラム」が女子高生300人を拉致し、イスラム教に改宗させて、人質交換を迫る事件を起こした。北部の貧困地域で勢力を伸ばし、政府関係施設や警察などに対するテロを行っている。
(6)国際法上の国家として承認されるための要件は二つ。
①当該領域の実効支配が確立している。
②国際法を守る意思がある。
シリアの場合、自国民に毒ガスをまくなどして、②に欠ける。①もできていない。よって、すでに「国家」ではない。
その意味で、「国家ではない国家」がたくさん出現している。これが今の世界の特徴だ。
【注1】<「イスラム国」は、さまざまな過激派との集散や改称を繰り返してできた。2011年に始まったシリア内戦に乗じて戦線を広げ、シリアのアルカイダ支部として組織された「ヌスラ戦線」の一部と合流。13年には「イラク・シリア・イスラム国」と改称した。昨年6月、一方的な国家樹立を宣言して「イスラム国」と名前を変えた。/源流は、イラク戦争に呼応する形で駐留米軍への攻撃を活発化させた「イラクのアルカイダ」だ。その指導者はヨルダン出身のザルカウィ容疑者。サジダ・リシャウィ死刑囚らが05年、ヨルダンで起こした連続爆破テロについても犯行声明を出している。>【記事「過激派、脅威の系譜 「イスラム国」源流はイラクに」(朝日新聞デジタル 2015年1月27日)】
【注2】<リビアの首都トリポリで27日、武装勢力が高級ホテル「コリンシア・ホテル」を襲撃し、AP通信は、リビアの治安当局の情報として、警備員3人が死亡し、武装勢力が複数の人質を取って立てこもっていると伝えています。/このホテルには、外交官やリビア政府の関係者が滞在していたということで、襲撃の前に避難したという情報もあります。/また、AFP通信によりますと、「イスラム国」に忠誠を誓う現地の過激派組織が犯行を認める声明をインターネット上に投稿したということです。>【記事「リビア 武装勢力がホテル襲撃」(NHK NEWSWeb 2015年1月27日)】
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【参考】
「【佐藤優】スンニー派とシーア派 ~「イスラム国」で中東が大混乱(4)~」
「【佐藤優】サウジアラビア ~「イスラム国」で中東が大混乱(3)~」
「【佐藤優】米国とイランの接近 ~「イスラム国」で中東が大混乱(2)~」
「【佐藤優】シリア問題 ~「イスラム国」で中東が大混乱(1)~」
「【佐藤優】イスラム過激派による自爆テロをどう理解するか ~『邪宗門』~」
「【佐藤優】の実践ゼミ(抄)」
「【佐藤優】の略歴」
「【佐藤優】表面的情報に惑わされるな ~英諜報機関トップによる警告~」
「【佐藤優】世界各地のテロリストが「大規模テロ」に走る理由」
「【佐藤優】ロシアが中立国へ送った「シグナル」 ~ペーテル・フルトクビスト~」
「【佐藤優】戦争の時代としての21世紀」
「【佐藤優】「拷問」を行わない諜報機関はない ~CIA尋問官のリンチ~」
「【佐藤優】米国の「人種差別」は終わっていない ~白人至上主義~」
「【佐藤優】【原発】推進を図るロシア ~セルゲイ・キリエンコ~」
「【佐藤優】【沖縄】辺野古への新基地建設は絶対に不可能だ」
「【佐藤優】沖縄の人の間で急速に広がる「変化」の本質 ~民族問題~」
「【佐藤優】「イスラム国」という組織の本質 ~アブバクル・バグダディ~」
「【佐藤優】ウクライナ東部 選挙で選ばれた「謎の男」 ~アレクサンドル・ザハルチェンコ~」
「【佐藤優】ロシアの隣国フィンランドの「処世術」 ~冷戦時代も今も~」
「【佐藤優】さりげなくテレビに出た「対日工作担当」 ~アナートリー・コーシキン~」
「【佐藤優】外交オンチの福田元首相 ~中国政府が示した「条件」~」
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「【佐藤優】安倍政権の孤立主義的外交 ~米国は中東の泥沼へ再び~」
「【佐藤優】安倍政権の消極的外交 ~プーチンの勝利~」
「【佐藤優】ロシアはウクライナで「勝った」のか ~セルゲイ・ラブロフ~」
「【佐藤優】貪欲な資本主義へ抵抗の芽 ~揺らぐ国民国家~」
「【佐藤優】スコットランド「独立運動」は終わらず」
「「森訪露」で浮かび上がった路線対立」
「【佐藤優】イスラエルとパレスチナ、戦いの「発端」 ~サレフ・アル=アールーリ~」
「【佐藤優】水面下で進むアメリカvs.ドイツの「スパイ戦」」
「【佐藤優】ロシアの「報復」 ~日本が対象から外された理由~」
「【佐藤優】ウクライナ政権の「ネオナチ」と「任侠団体」 ~ビタリー・クリチコ~」
「【佐藤優】東西冷戦を終わらせた現実主義者の死 ~シェワルナゼ~」
「【佐藤優】日本は「戦争ができる」国になったのか ~閣議決定の限界~」
「【ウクライナ】内戦に米国の傭兵が関与 ~CIA~」
「【佐藤優】日本が「軍事貢献」を要求される日 ~イラクの過激派~」
「【佐藤優】イランがイラク情勢を懸念する理由 ~ハサン・ロウハニ~」
「【佐藤優】新・帝国時代の到来を端的に示すG7コミュニケ」
「【佐藤優】集団的自衛権、憲法改正 ~ウクライナから沖縄へ(4)~ 」
「【佐藤優】スコットランド、ベルギー、沖縄 ~ウクライナから沖縄へ(3)~ 」
「【佐藤優】遠隔地ナショナリズム ~ウクライナから沖縄へ(2)~」
「【佐藤優】ユニエイト教会 ~ウクライナから沖縄へ(1)~ 」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6f/e3/03e09b42a33cd25b2565a3390df7a85a_s.jpg)
<< 作成日時 : 2015/01/28 07:52
ISIS=Islaeri Secret Intelligence Serviceであるのは相当知れ渡ってきましたが、中東にISISが独立国家を作ろうとしている.....
ISISが中東に広域にわたる国家をでっち上げた後に、米・イスラエルが本格的に軍事介入してISISを殲滅、乗っ取る。「民主国家」を標榜した統合国家がねつ造される。イラク・アフガン乗っ取り方式ですね。
その名は.....「大イスラエル」。
ISIS=大イスラエル計画だったんですね。
以下はRKの過去文書からの抜粋です。
シオニスト・ユダヤ人たちが、今、着々と進めている大イスラエル帝国の建設
By richardkoshimizu
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201501/article_133.html
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