農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

楽健法のパンの酵母菌について

2014-04-22 11:31:35 | 日本不耕起栽培普及会

30年近く楽健法のパンを妻と家庭で焼いているが、最近その菌の元になる酵母菌をブドウから採取することを思い出し、佐倉の和田の斉藤和さんの育苗用のハウスに昨年秋からなりっぱなしのブドウがあることを10月過ぎに気づき、何回かそこから菌を採取、方法は簡単で10粒程度を水に浸し4,5日すると泡が出てくればそれが酵母菌を含んでいる。それを山芋人参リンゴのすりおろしたものに砂糖と塩を入れごはんを1杯であとは水で適当な硬さに調整する。菌は2時間単位で増量していくからそれを2回繰り返し半日単位で完成である。ただ最初は菌の密度が低いから増量を繰り返しているうちに菌の働きをましていく。斉藤さんのブドウは無農薬で地べたには放線菌で安定した環境にあるため最高なブドウが育ち木の上で葡萄酒が出来上がっている感じであった。そのような菌であるからパンもふくらみが増したように感じた。

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佐倉和田小脇W-J(塾用水田)でカメ捕獲

2014-04-20 19:55:01 | 日本不耕起栽培普及会

昔ながらの土水路の水田でカメの捕獲。大変うれしいニュースと喜んでいたが外来種のワリガメで大きくなると人間にも危害を与えるとということである。水田とカメの関係は基盤整理が昭和40年代盛んに行われ水田と排水路との間に段差ができカメの生存区域を締め出してしまった。多古でも染井の地域は基盤整理を免れカメが時々発見される。灰谷健次郎の作品の中でカメの生き延びていかれる場面を残すために基盤整理を行わないエリアを必ず残して欲しいとうったえていた。生き物の動きを観察するためにザリガニやドジョウなど捕獲できる網を仕掛け観察中のできごとである。

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以来