農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

佐倉での気候は大豆にとって初期生育が抑えられた

2019-10-18 09:04:40 | 日本不耕起栽培普及会

とりあえずアザクロについて生育状態の比較を行った。種まき時期が6月の中下旬であるが、その時期曇天と雨が続き冷夏が予想されるほどであった。へそ曲がり法で挿し木を直接畑で行ったのは根の発根と根の太さが確保できずまったく問題にならなかった。その点ハウスの一定の温度が確保できる状態での育苗は順調に推移した。

昨年からこのへそ曲がり法による方法と合わせて自然栽培の直播との比較を行っている。へそ曲がり法は1本で2本立てにするのと自然栽培は2,3粒同時に育てるのの差である。私たちは特別多収穫を目標にしていないので米ぬかボカシ程度で改めての施肥はサクラ酵素などの微生物菌である。前作に小麦類を入れて土の生物相を豊かに心掛けている。それとできるだけ耕さないことを条件としている。

今回のは播種後かなぶんやマメハンミョウの虫による被害も多く生育を抑えられこともあるが苗の生育が初期生育が抑えられた影響が最後まで響いている。開花時に花付きは例年になく良かった。結実はそれなりに推移した。畝間を昨年よりも広く80センチを1メートルに広げたことも全体としては開けすぎた感じであった。昨年の生育と比較して半分以下だろう。結実具合はへそ曲がり法が充実していたが収量的には直播の方が勝っているようだ。

   


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