農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

紅染めもちと神仁穂?

2019-10-11 13:38:01 | 日本不耕起栽培普及会

古代米の一種でベニモチ(紅染めモチ)の栽培を佐倉の実験田と稲敷の福田さんの2か所で栽培している。ベニモチは小豆と同じように白米と炊くと鮮やかな紅色に染まるのでミドリマイやクロマイなどと栽培を試みている。今年の経験で参考になるのは福田水田で今年苗を植えなかったが昨年作ったところに自然発芽して田植えしなくても育った。また日の当たらない場所でも育つ、アレロパシーなのか雑草がおさえられる。問題はコシヒカリなどの近くで育てると混米になるので色選の機械がないとコメの等級が下がる。

1回目の種まきがまばらだったので2回目に播いたら7,8年前育てたことのある神仁穂?が出てきた、ベニモチの1種に入るか食べる用よりも鑑賞用かもしれない。野毛が長く、古く神事として扱われた品種かもしれない。以前仲間だった室舘さんの奥さんが今年7月亡くなられたので彼女の墓前にささげたいとかんがえている。やはり仲間の原田さんが古代米は縄文の時代から栽培され栽培しやすい、発芽玄米にして、スムージーで利用すると健康に良いとすすめている。白米に発芽玄米で1割程度混米すれば食べやすいし胚芽を含むギャバの高い健康な生活が可能となる。

    


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