農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

多古天井田でのイノシシ対策、office tryの敦賀智行さんの尽力で日夜対応している

2024-08-03 10:24:23 | 日本不耕起栽培普及会
5,6年前から多古の桜宮自然公園の天井田ではイノシシの存在を見て見ぬふりをして見逃してきた。ところが被害が増してくるなか、畦がミミズをあさりにどんどん破壊され限界にきた。千葉の民報新聞から敦賀さんの記事を見て排除の可能性を知った。町当局の捕獲の可能性を探ったりしたが無理だった。今回の敦賀さんの記事は私たちに可能性を感じさせてくれた。親のイノシシはタールの昔の山火事を連想させる匂いに警戒をする。ところが昼間に俳諧するウリボウは遺伝子的警戒心は働かない。そこらじゅうを歩きまわる。結局水田の周囲をネットで囲い、さらに敦賀さんの勧めるタールを取り付けることとした。ウリボーはタールの匂いを警戒する材料としていない。たまたまそのウリボーに水田で出くわした。5匹ほどである。午後2時ごろのことである。
佐倉も同じような谷津田で猪の被害を受け畦を破壊されてはいたが、ウリボーを育てるまでにはいっていないためか敦賀さんおタールで今のところおさまっている。
ネットで水田を覆って、さらにタールで匂いを出している。
敦賀さんが来て、福田さんの助っ人で杭の打ち込みネット張りを行った
コシヒカリが開花し、クモが害虫の侵入を抑えている。
t-s水田にも昨年ウリボーに荒らされたので同じ対策を施している。