笑ってしまう 「表現の不自由展・その後」が「鑑賞の不自由展・現在」に

笑ってしまう 「表現の不自由展・その後」が「鑑賞の不自由展・現在」に
愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」は8日午後2時10分に再開した。ところが見学するのは不自由なのだ。鑑賞したい人全員が鑑賞できるわけではない。
1回あたり30人に限られ、一日にたった2回である。その上解説する教育プログラムを受けなければならない。鑑賞する前に教育されるのだから自由な鑑賞ではなく、洗脳鑑賞である。芸術の一番大切なことは自由な気持ちで鑑賞することである。「表現の不自由展・その後」は不自由な鑑賞展である。

鑑賞に来た人々は愛知芸術文化センターの中で長い列を作り、番号が書かれたリストバンドを受け取った。芸術祭の担当者によると、その後、コンピューターによる抽選で30人が選ばれた。倍率はなんと20倍であり、20人の中のたった一人しか鑑賞できない。
自由な気持ちで鑑賞することができず、自由に鑑賞することができないのが「表現の不自由展・その後」である。正真正銘の「鑑賞の不自由展・現在」である。不自由に満ち溢れた「表現の不自由展・その後」には笑ってしまう。

報道では少女慰安婦像を問題にしているがそれよりも問題であるのは「昭和天皇の写真を焼き、足で踏みつけるような映像作品の公開」である。少女慰安婦像よりも昭和天皇の写真焼きのほうが日本国民には分かりやすい問題である。 
抗議電話をした愛知県民は、主に昭和天皇の御真影を燃やしていることについて抗議したにもかかわらず、愛知県は勝手に昭和天皇に関する部分をカットし、所謂「少女像」に関する部分だけの音声を全世界に向けて公開した。昭和天皇写真焼きが伏せられたのである。愛知県と同じようにほとんどの報道は少女慰安婦像についてだけ報道している。ほとんどのマスメディアは国民がもっとも反発し怒るであろう昭和天王写真焼きを隠しているのである。

夕刊フジは、
「昭和天皇の写真を焼き、足で踏みつけるような映像作品の公開への税金投入をどう思いますか」
の世論調査をした。
(投票、約66590票)
〇賛成3%
〇反対94%
〇どちらでもない3%

反対が94%と圧倒的に多い。当然のことである。
「鑑賞の不自由展・現在」は税金を使って展示すべきものではない。

河村市長「やめてくれ」 不自由展再開に抗議の座り込み
2019/10/08 15:22


愛知県庁の前に座り込み、抗議の声をあげる名古屋市の河村たかし市長=2019年10月8日午後2時35分、名古屋市中区、岩尾真宏撮影
(朝日新聞)
 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の再開を受けて、河村たかし名古屋市長は8日、不自由展の会場の名古屋市東区の愛知芸術文化センター前で、再開に抗議する座り込みをした。
 河村氏は自らが率いる地域政党「減税日本」の市議や愛知維新の会の幹部ら数十人が集まる抗議集会に午後1時56分に姿を見せた。河村氏は、愛知県や市などでつくる実行委員会が芸術祭を主催することから展示内容を県民や国民が認めることになるとして「表現の自由に名を借りて、世論を暴力的にハイジャックするのはやめてくれ」などと訴えた。
 その後、「陛下への侮辱を許すのか!」と書かれたプラカードを手に約5分間座り込みをし、集会に参加した人たちの「県は公金の不正使用を認めるな」「知事は名古屋市民の声を聞け」「天皇の御真影を燃やすな」との呼びかけと共に拳を突き上げた。
 午後2時半には、愛知県庁前に移動し、シュプレヒコールをあげた。河村氏は「愛知県に抗議したい」と述べ、「昨日も(愛知県の大村秀章)知事に電話したが、勝手に再開を決めてとんでもないことですわ。暴力もはなはだしい。そんな人が何が表現の自由だ。いい加減にしてもらいたい」と訴えた。県庁前の路上に座り込み、「県は市との協議に応じろ」と拳をあげた。
 河村氏は8日午前に不自由展を視察した後、記者団の取材に「再開をやめてもらわないかん」と改めて展示中止を訴えていた。

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