新人は族派閥に縛られない集団になって

自民に新派閥!? 新人83人が親睦会

 衆院選で当選した自民党の新人議員八十三人による親睦(しんぼく)会「83(はちさん)会」が三十日、発足した。党内の派閥活動が低調となる中、新人だけで運営する同会の初会合は、さながら「小泉チルドレン」による“新派閥結成”の様相を呈した。
 会合には約七十人が出席し、カレーライスを食べながら結束を確認。会合に招かれた武部勤幹事長は「自民党の中に八十三人の新党が入ってきた感じで、われわれも大変刺激を受けている」とあいさつするなど、会の発足を持ち上げた。
 会長に選ばれた土屋正忠氏(63)=比例東京=は記者団に対し、「ただの同期の会ではなく、さまざまな経歴に富んだ新人の才能を生かし、既存の派閥よりも自由に活動して永田町と国民の懸け橋になりたい」と今後の活動に意欲を示した。
(産経新聞) - 10月1日2時34分更新

 道路特定財源をはじめ、医療関係、農業関係、特殊法人等を餌にしている族議員や官僚がいて構造改革はこれから本格的にやらなければならない。族議員や官僚の抵抗も激しいものになるらしい。83人の新人議員自民党内に巣食う族議員の抵抗を無力化する勢力になってほしい。
 マスコミは小泉にノーと言える議員がいなくなりみんなイエスマンになったら小泉独裁政治になる危険があるともっともらしく言うが、それは問題ではない。小泉首相の政治は民間の有識者を集めて諮問会議を開き、諮問会議の意見を最大限尊重しながら法案を作成してきた。そんなやり方をマスコミは「丸投げ」などと嘲笑した。
 今までの小泉首相の政治を素直に見てくれば小泉首相が独裁政治をやるなどということはいえないはずだ。マスコミはピントがずれている。
 大事なことは族議員や官僚の反抗を跳ね除けて構造改革を進めることである。今回の選挙ではっきりしたのは国民が構造改革に大賛成であることだ。族議員もそれを痛切に感じているはずであり、構造改革へ抵抗する気力は萎えているに違いない。これからの一年は一気に構造改革をするチャンスである。自民党内では83人の構造改革派が増えたのだからその勢いに乗るべきである。

 規制緩和も非常に重要である。小泉首相は経済特区を提案して民間から広くアイデアを募集し1000点もの案が集まったが、族議員や官僚の抵抗でわずか数十の案しか実行にされていないらしい。
 農業の株式会社は今月からできるようになるらしいが、病院の株式会社は医師会や族議員の反対でまだ実現していない。病院を株式会社にすれば経営はもっとうまくいくだろうし、医療も安くなる。俺の考えでは医療の質も高まると思う。

 83人の新人議員は小泉構造改革促進のエネルギーになってくれ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ハゲタカ歓迎 前原代表の政... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。