波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

はじめてのでんしゃ

2014-09-10 00:01:08 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
白黒茶々家に波を迎え入れてから、彼女をともなってあちこちに出掛けるようになりました。 今のところ、その移動手段はおもに車なのですけど、遠距離ともなるとやはり列車のほうが便利です。 ウチに来たからには、列車に乗せられるのは宿命みたいなもので、箔はこれまでにかなり経験しているので、彼は勝手はわかっているみたいです。そうしたら、波はどうなのでしょうか?幸い青春18きっぷも1枚余っていることですし、訓練の意味も込めて、彼女を列車に乗せてみることにしましょう。

そうとなったら、次はその目的地を決めなければなりませんね。 できることなら、スピ友さんを訪ねる旅にして、行き着いた先でいいことがあれば、波は喜んでキャリーに入ったり列車に乗ったりするようになる。………というシナリオにしたいのですけど、途中で彼女が大泣きなどをして目的地にたどり着けなかったら、相手の方に迷惑をかけてしまいます。 それに今回はあくまでも訓練なので、あまり多くを望んではいけません。



とにかく、今回の行き先ですよ そういえば、7年前の箔のときは静岡市まで行って、駿府城公園のモスラ(わさび漬け)の石像と記念撮影をやったりしたような。その距離で確かな手応えを感じたので、今回もそのあたりに行くことにしましょう。



そして、波の列車初乗車の日がやって来ました。 まずは最寄りの駅まで車で行くのですけど、この時点で彼女はかなり泣き叫んでいますよ。 本当に大丈夫なのでしょうか?とかなんとかやっているうちに、最寄りのW駅に着いてしまいました。 そうしたら、ワンコの乗車賃となる手回り品の切符(280円)を買って………



彼女には、キャリーの中に入ってもらいますよ。 「そのキャリーは、従来からの箔君との使い回しのヤツのようですけど………」ですって?そうです 今回の日記は、私たちが東京ドームに行く前の話なのですよ。 なので、SKIP♪さんからいただいたキャリーではないのです。それよりも、これから静岡までの間、彼女はそこから出られないのですけど、大丈夫でしょうか?



………なんて言っているうちに、列車が来てしまいましたよ 波が大騒ぎしないか心配ですけど、これから乗り込んでいきます。客車の細長い空間に座席が並んでいて、天井からはつり革がぶら~んと。さらに、その車内にはたくさんの乗客が乗っています。初めて入るその空間を、彼女はとりあえずは受け入れたみたいですね。 5分経っても10分経っても、彼女は静かなままでした。よしよし。
途中、浜松駅で後続の列車に乗り継いだりしつつ、列車に揺られること1時間半ほどで………



無事に静岡にたどり着くことができましたよ ここまで来れたら、もう列車での長旅は大丈夫です。 私が太鼓判を押します。目的が達成できたので、帰………



いや、せっかくここまで来たので、静岡市内をぶらぶら(※略して静ぶら)していくことにしましょう まずは、駅前にある竹千代君(ぎみ)の銅像に波のリードを預けて、はいチーズ 徳川家康公は8歳から19歳までの間、ここ駿府(今の静岡市)で今川氏の人質として過ごしました。そのあと、天正13年(1585年)に駿府城に移り住み、江戸に幕府を開いてからは隠居所として戻ってきたりもしました。とにかく、静岡は彼にとってはゆかりの地なのですよ。
それはさておき、今回は駿府城は抜きにして、静岡のめぼしいところに行きますよ そのような流れで、まず向かったところは………



静岡市役所の南に延びる青葉シンボルロード……… って波さん、お顔がゆるんでいますよ。 これは撮り直さなければいけませんね。ということで、テイク2いきます。



はい、OKです。 この日こちらの青葉シンボルロードでは、夕方から夜にかけて夜店市が開かれることになっています。



その道沿いにはたくさんの露店が出ていたのですけど、夜がメインということもあって、ほとんどのお店が準備中でした。 そのような中でもやっているお店があったので、私はお昼ご飯に焼きそばを買っていきました。



波に見せびらかせながら食べようとしたら、彼女に飛び付かれて焼きそばが地面にどば~~~
………となる恐れがあるので、私が食べる間は、彼女にはキャリーの中に入っていてもらいました。



腹ごしらえが済んだら、そのあたりをぶらぶらしますよ。 しかし、特設ステージのほうの演目は16時からということもあって、このようにだらけて……… いや、準備中でした。


こちらの甕は噴水の水が溜まると、ぐわんぐわんと動き出すのですよ。



その動きを、不思議そうに見つめる波ちゃ。 その近くには木陰とベンチがあって、心地よい風が吹いています。 そこに通りかかった年配の方は「スピッツですか?」とか「珍しいですね」とか「ウチでも昔、飼っていたのですよ」といったようなことをよく言ってきました。また、私にお願いしてから波をもふっとやって、満足して立ち去ることも。時間が経つのを忘れて、ここでまったりと過ごすのもいいですね。
だからといって、夕方までここにいるつもりはありませんよ。そうしたら、あと行っておきたいところは……… ああ、ありました こちらからはちょっと遠いのですけど、歩いて行けないこともありません。私は波と一緒に、次の目的地に向かっていきました。



その通り道に駿府城公園があります。先日たつぴの音楽部の県大会を観に行ったついでに見学してきた坤(ひつじさる)櫓も見えてきたのですけど、今回はスルーします。とはいっても、駿府城公園をぐるりと囲む形で三の丸跡があるので、正確にはそこもお城の中なのですけど。 建物などの影になっている道は波にも歩いてもらい、日照りの激しいところは彼女をキャリーの中に避難させて、30分ほど歩いていったら………



目的地が見えてきましたよ 長く続いている水路の向こうには、石製の柵と厳かな茂みが見えています。



さらにその正面には、朱塗りの門が。「ここって、有名な神社ですか?」って……… その通りです! じゃあ、久能山東照宮 」いや、違います。 こちらは静岡市の中心部から見て北西の、賤機山の麓にある静岡浅間(せんげん)神社にございます。 ちなみにこちらの建物は、神社の総門であります。



私がこちらの神社に来るのは、16年ぶりぐらいでしょうか。 もちろん、波は今回が初めてです。では彼女と一緒に、皆様を境内にご案内………



ぐわっ 禁止事項の中に「犬の散歩」が入っているではありませんか だからといって、ここで回り右するワケにはいきませんし。 こうなったら、波には3たびキャリーの中に入ってもらい、私がそいつを担いで境内に突入&参拝しますよ!



こちらのきらびやかな建物は、楼門にございます。またこの門には、左甚五郎の作と伝わる神馬(木の馬)があります。
静岡浅間神社は、この地にある神部(かんべ)神社、浅間(あさま)神社、大歳御祖(おおとしみおや)神社の三社を総称していいます。千年の歴史があるといわれ、駿河国総社として広く信仰されてきました。江戸時代には徳川家の熱い尊崇を受け、文化元年(1804年)から60年ほどかけて、今日見られる諸々の社殿が建てられました。その楼門を潜っていくと………



楼閣造りの大拝殿があります。こちらの建物も細かな彫刻や漆塗りの極彩色で彩られていて、とてもきらびやかですね。 静岡浅間神社に現存する建物は重要文化財に指定されているのですけど、今秋から20年ほどかけて修理がおこなわれるそうです。そんな長い間、それらの姿が見られなくなるなんて……… そういうこともあって、今回私はこちらに来ることにしたのでした。



同じ境内にある、こちらの八千戈(やちほこ※シャチホコではありません)神社も、いいですね
あとは静岡駅まで戻って列車に乗るだけなのですけど、そこまでの間はバスを利用することにしました。もちろん、波にとってはバスも初めてですよ。写真には撮ってないのですけど、そのバスを待っている間は、彼女をキャリーの外に出してあげました。そしてバスが来たら、再びキャリーの中へ。当初は静岡駅前でもう一回だけ出して一息つかせるつもりだったのですけど、そのまま列車に乗せてしまいました。そうしたら、彼女はトータルして2時間ちょっとぐらい続けてキャリーに封印されていたことになります。それでもさすがに疲れていたからなのか、その中から悲鳴をあげることはありませんでした。

なんか、日記の後半は名所案内みたいになってしまいましたけど、今回の訓練で波は列車に乗せてもあまり心配ないということがわかりました。 それから、中3のたつぴはこれから本格的に高校受験の態勢に入っていくので、ワンコを連れての遠征は私一人だけでやることになります。車で行ける範囲なら、箔と波の両方を連れていけるのですけど、電車での移動は体力的に厳しいので、どちらか1頭ということになります。 そうしたら、お披露目の意味合いもあって、波を優先することになりそうです。彼女には、箔のような派手なパフォーマンス(?)はまだないのですけど、私が抱えてきたキャリーの中から出てきたら、どうか可愛がってあげてくださいませ


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6 コメント

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大成功~♪ (豆蔵)
2014-09-10 09:40:25
波ちゃんの電車デビューおめでとうございます♪
初めての電車&バスで二時間近くもキャリーの中で大人しくしているとはとってもお利口さん(^^)
これで、波ちゃんとスピクラでお会いできそうですね(≧∇≦)b
箔君はお留守番でお会いできなさそうなのは残念です~(*´Д`*)
箔くん&波ちゃん揃い踏みは来年のお楽しみですね(^m^)



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Unknown (ゆうか)
2014-09-10 16:20:35
初めてのキャリーはどきどきですよね☆
我が家は随分前に体験しましたが、まだ電車の経験が瑠璃花にはありません。
二人まとめてキャリーに入ってもらうのでぎゅうぎゅうしてますw
おそらく11月の一大イベントにはその状態で電車移動…
やはり波ちゃのように、先に予行演習しておいたほうがいいですね!

って、箔くんはお留守番なのですか?あらら残念です…orz
ぶんぶん箔くん、拝見したかった…
何を隠そう、花鈴さんもぶんぶんやることがあるので、勝手に箔くんに親近感覚えていたもので^^;
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おめでとう~ (けいママ)
2014-09-10 22:53:33
波ちゃん、電車デビューおめでとう♪

さすがに白黒茶々家に迎えられた波ちゃんは電車OKだったんですね。

私の電車の経験はまなちゃんを東京まで連れて行ったのが最初で、それっきりです。
キャリーの中で泣きました~、切なくも。。。デカイ声で!
多分私の寿命が数時間縮んだことでしょう。

もう3頭なので、電車移動は絶望的かしら
諦めきれないけど、一踏み出せない私です
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豆蔵さん♪ (白黒茶々)
2014-09-11 00:22:36
お祝いのお言葉をくださり、ありがとうございます。
この日までどうなるか心配していたのですけど、波は電車に乗ってもキャリーの中でおとなしくしていてくれました。 これなら、スピクラ展の会場まで無事に行けそうです。

できることなら箔も連れて行きたいのですけど、私一人で2ワンを抱えていくのはあまりに厳しいので。 来春、たつぴが高校に合格したら晴れて2人と2ワンで登場したいです。
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ゆうかさん♪ (白黒茶々)
2014-09-11 00:30:06
波の電車デビューは、私のほうが緊張していました。 それでも、今回のハードルを無事に越えることができて、本当によかったです。
花鈴ちゃんは、列車での移動はもう慣れっこなのですね。 瑠璃花ちゃんも花鈴ちゃんと一緒なら、きっと大丈夫でしょう。 無事にゴールのスピクラ展の会場に行き着くことができたら、晴れてお逢いしましょう。

今回の箔は、補欠で自宅待機ということで。 花鈴ちゃんも、あの動きをするのですか。 来春はぜひ、箔と競演してもらいたいです。
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けいママさん♪ (白黒茶々)
2014-09-11 00:37:17
お祝いのお言葉をくださり、ありがとうございます。
波はウチに来てからの宿命を認識していたからなのか、電車にはおとなしく乗ってくれました。 それでも、まなちゃんが電車に乗ったぐらいの歳だったら、大音量で泣き叫んでいたかも知れません。
最悪の場合は、キャリーの中に手を突っ込んで波の口をふさぐか、途中の駅で電車を降りてリタイアするぐらいのことを考えていました。

1人で3頭連れて電車は、かなりキツいですよ。それでも、どれか1頭にしぼるのは、もっと難しいのかも。
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