こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、私・箔・波の白黒茶々家の1人と2頭は、大井川鐵道沿線の島田市北部の山あいにいます。 さらに前回の終盤にあった予告通り、期間限定でこちらの地域を走っているきかんしゃトーマス号の様子を、なるべく話を脱線させないようにしてお伝えします。
その前に、まずは「きかんしゃトーマス」について説明させていただきます。 正式なタイトルは「きかんしゃトーマスとなかまたち」といって、1984年からイギリスで始まった幼児向けの番組です。 イギリスのアイリッシュ海に浮かぶソドー島という架空の島に敷かれたノース・ウェスタン鉄道で働く、顔と意志を持った蒸気機関車や車両たちと、それに関わる人々を描いています。私が昔、甥っ子たちと観たトーマスは、鉄道のおもちゃを使って撮影されたもので………
登場人物は、セリフはあっても動かない人形だったりしました。その中でも、特にソドー島の鉄道の重役・局長のトップハム・ハット卿は、ある意味恐かったです。彼が登場して、泣き出す子供はいないのでしょうか?
その「きかんしゃトーマス」は最近、CGアニメになっていました。おもちゃに生を与えるようにして創られたものに慣れていた私にとっては、顔の動きなどが滑らかになったトーマスたちは、失礼ながら違和感ありありです。
そのトーマスが、大井川鐵道のほうで本物の蒸気機関車を使って再現し、走らせるという企画が3年前から始まり、4年目となった今年もおこなわれることになりました。 前の日記でも触れたのですけど、私は3年前にそのトーマス号を見に行ったことがあります。
それから時を経て、今年の運行開始の様子をニュースで観ていたら、再び生で見たくなってしまいました。 その間にスマホも換えたので、自分で撮影したトーマス号を待ち受け画面にもしたいですし。 それよりも、こちらの写真に写っているトップハム・ハット卿は、やけにリアルですね。本物なのでしょうか?
そのトーマス号は、始発駅の新金谷駅や、終着駅の千頭駅ではじっくりと観察することができ、それらの駅ではジェームス号やヒロ号といったトーマス号の仲間の機関車も合わせて見ることができます。 さらに転車台に乗せたり、来場客を楽しませるような催し物が用意されているのですけど、そのぶん混んでいてワンコを連れて行くのは厳しそうなので、3年前の前回と同じように、走っているトーマス号を沿道から見るようにします。
そうしたら、今回はどの場所から狙いましょうか?前もってさまざまな撮影スポットを吟味してみた結果、結局こちらも前回と同じところで落ち着きました。
………というワケで、やって来ましたよ 島田市川根町笹間渡にある、川根温泉ふれあいの泉に。こちらは日帰り温泉や温泉付きプール、コテージが併設されている道の駅であります。 さらにその隣には、川根温泉ホテルもあるのですよ。
ここはひとっ風呂浴びておきたいところなのですけど、暑い中で箔と波を連れているので、足湯に手を浸して「手湯 」と言ってヨシとしておきました。 川根温泉は湯量が豊富で、源泉かけ流しの天然温泉。泉質はナトリウムー塩化物温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、疲労回復、健康増進、………などに効果があります。 また、溢れた温泉のお湯は目の前の大井川にも注がれているので、そこで水浴び、いや、お湯浴びをすることもできます。
温泉情緒はこのぐらいにしておいて、今回私たちが目指していたのは、その川根温泉からも臨むことのできる笹間渡の鉄橋こと、大井川第一橋梁であります。
大井川をまたぐこの鉄橋は、開放的で阻むものはなく、車両の全体像を見ることができるので、SLやトーマス号を撮るのに向いているのですよ。 それだけではなく、こちらでは列車のほうもスピードを緩めてくれるので、撮る側にとってもありがたいです。 すでにそこには、私と同じ目的の人たちが集まっていますね。トーマス号の通過予定時間まで、あと少し。鉄橋の向こう端に注目していたら………
きたきた、来ましたよ!
汽笛を鳴らしてきかんしゃトーマス号が姿を現しました
だんだん………
だんだんと迫ってまいりました!
うおおおぉ~~~!トーマスキターーー! \(^o^)/
おお~い (大井)
私たちに最接近したとき、客車の乗客たちは手を振ってきました。 土手でカメラを構えていた方たちも、手を振り返していますね。もちろん、私も手を大きく振って彼らを見送りましたよ。 久しぶりに見たトーマス号は、大迫力で愛嬌があって、子供だけではなく大人の私にもグッときました。
今回計画していたトーマス号の見学は、実はこれだけではないのですよ。 千頭駅に向かっていったその機関車が、約4時間後に引き返してくるのを、今度は違う場所から狙うというのです。 ちなみに、帰還してくる機関車のトーマス号を待ち構える場所として、今回私が選んだところは………
塩郷(しおごう)というところでした。こちらは大井川沿いに県道77号線と大井川鐵道がほぼ直線を並走していて、それらを跨ぐような形で塩郷の吊り橋が架かっています。 その橋を渡ったときのレポートは、次回の日記でお伝えすることにしておいて、その近くには………
無人駅の塩郷駅があります。こちらも3年前に来ているのですけど、やはりトーマス号がいい感じで迫ってくるので、今回も外すことはできませんでした。 ただし、こちらの駅は通過するだけではなくスピードを緩めるようなことはないので、先の撮影場所以上に失敗は許されませんよ。
トーマス号が姿を現すまであと数分。私はもう1度、そいつが来たときの手順を確認しました。 トーマス号が見えてきたら、まずはその姿をカメラで数枚撮影します。さらにいい具合に迫ってきたら、今度はスマホのカメラでも写しておきます。それらが済んだら、手を振りながら見送って、一丁上がり 迫力満点のトーマス写真は、待受画面にしたり自慢のネタにしたり、さらには箔母さんやたつぴにも転送したいですね。 私はカメラとスマホを撮影モードにしておいて、トーマス号がやって来るのを待ちました。
そうしたら3年前と同じように、何の前ぶれもなく迫ってきましたよ 駅に差し掛かる瞬間をカメラに納めることに成功。 それが済んだら、すかさずスマホで………
ところが、スマホのほうはどういうワケか通話履歴の画面になっていたではありませんか
「あ、あ………」
私が取り乱している間に、トーマス号は勢いよく走り去っていってしまいました。 それだけではなく、その直後には道路のほうを、トーマスの仲間で人面バスのバーティーが通過 それに乗っている方たちは元気よく「お~い 」と手を振ってくれたのですけど、私は呆然としていて手を振り返すこともバーティーを写真に撮ることも忘れていました。
嗚呼、トーマス号が遠ざかっていく……… 最後の最後でしくじってしまいました。 無意識のうちにスマホのどこかのボタンを押していたのでしょうか?前半、いや、終盤間近までは順調だったのに……… 私は失意のままに帰路に就き、家に着いてからこれまでに収集したデータを確認してみました。 そうしたら………
トーマス号が塩郷駅に差し掛かる前にカメラで撮ったものに、いい具合でバーティーと仲良く並走している様子が写っていました。 こちらは私が写したこと自体覚えていないぐらいのものだったのですけど、いい1枚を残すことができました。
今回は3年前とほぼ同じ場所からトーマス号を狙ったのですけど、なぜか新鮮な光景に見えて、気分も高まりました。これは、トーマスの魔力によるものでしょうか? ただし、箔と波の反応はいたって普通で、トーマス号だからといってはしゃいだりはしませんでした。 それでも、人間の私にとってトーマス号は何回見ても飽きず、やはりスマホにその勇姿(?)を残したいので、私は近いうちにまたトーマス号目当てに川根路を訪れるかも知れません。 それまでには、新たな撮影スポットも見つけておきたいです。
「今度は生トップハム・ハット卿レポートを見てみたい」という方は、こちらに投票してやってください。
前回からの続きで、私・箔・波の白黒茶々家の1人と2頭は、大井川鐵道沿線の島田市北部の山あいにいます。 さらに前回の終盤にあった予告通り、期間限定でこちらの地域を走っているきかんしゃトーマス号の様子を、なるべく話を脱線させないようにしてお伝えします。
その前に、まずは「きかんしゃトーマス」について説明させていただきます。 正式なタイトルは「きかんしゃトーマスとなかまたち」といって、1984年からイギリスで始まった幼児向けの番組です。 イギリスのアイリッシュ海に浮かぶソドー島という架空の島に敷かれたノース・ウェスタン鉄道で働く、顔と意志を持った蒸気機関車や車両たちと、それに関わる人々を描いています。私が昔、甥っ子たちと観たトーマスは、鉄道のおもちゃを使って撮影されたもので………
登場人物は、セリフはあっても動かない人形だったりしました。その中でも、特にソドー島の鉄道の重役・局長のトップハム・ハット卿は、ある意味恐かったです。彼が登場して、泣き出す子供はいないのでしょうか?
その「きかんしゃトーマス」は最近、CGアニメになっていました。おもちゃに生を与えるようにして創られたものに慣れていた私にとっては、顔の動きなどが滑らかになったトーマスたちは、失礼ながら違和感ありありです。
そのトーマスが、大井川鐵道のほうで本物の蒸気機関車を使って再現し、走らせるという企画が3年前から始まり、4年目となった今年もおこなわれることになりました。 前の日記でも触れたのですけど、私は3年前にそのトーマス号を見に行ったことがあります。
それから時を経て、今年の運行開始の様子をニュースで観ていたら、再び生で見たくなってしまいました。 その間にスマホも換えたので、自分で撮影したトーマス号を待ち受け画面にもしたいですし。 それよりも、こちらの写真に写っているトップハム・ハット卿は、やけにリアルですね。本物なのでしょうか?
そのトーマス号は、始発駅の新金谷駅や、終着駅の千頭駅ではじっくりと観察することができ、それらの駅ではジェームス号やヒロ号といったトーマス号の仲間の機関車も合わせて見ることができます。 さらに転車台に乗せたり、来場客を楽しませるような催し物が用意されているのですけど、そのぶん混んでいてワンコを連れて行くのは厳しそうなので、3年前の前回と同じように、走っているトーマス号を沿道から見るようにします。
そうしたら、今回はどの場所から狙いましょうか?前もってさまざまな撮影スポットを吟味してみた結果、結局こちらも前回と同じところで落ち着きました。
………というワケで、やって来ましたよ 島田市川根町笹間渡にある、川根温泉ふれあいの泉に。こちらは日帰り温泉や温泉付きプール、コテージが併設されている道の駅であります。 さらにその隣には、川根温泉ホテルもあるのですよ。
ここはひとっ風呂浴びておきたいところなのですけど、暑い中で箔と波を連れているので、足湯に手を浸して「手湯 」と言ってヨシとしておきました。 川根温泉は湯量が豊富で、源泉かけ流しの天然温泉。泉質はナトリウムー塩化物温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、疲労回復、健康増進、………などに効果があります。 また、溢れた温泉のお湯は目の前の大井川にも注がれているので、そこで水浴び、いや、お湯浴びをすることもできます。
温泉情緒はこのぐらいにしておいて、今回私たちが目指していたのは、その川根温泉からも臨むことのできる笹間渡の鉄橋こと、大井川第一橋梁であります。
大井川をまたぐこの鉄橋は、開放的で阻むものはなく、車両の全体像を見ることができるので、SLやトーマス号を撮るのに向いているのですよ。 それだけではなく、こちらでは列車のほうもスピードを緩めてくれるので、撮る側にとってもありがたいです。 すでにそこには、私と同じ目的の人たちが集まっていますね。トーマス号の通過予定時間まで、あと少し。鉄橋の向こう端に注目していたら………
きたきた、来ましたよ!
汽笛を鳴らしてきかんしゃトーマス号が姿を現しました
だんだん………
だんだんと迫ってまいりました!
うおおおぉ~~~!トーマスキターーー! \(^o^)/
おお~い (大井)
私たちに最接近したとき、客車の乗客たちは手を振ってきました。 土手でカメラを構えていた方たちも、手を振り返していますね。もちろん、私も手を大きく振って彼らを見送りましたよ。 久しぶりに見たトーマス号は、大迫力で愛嬌があって、子供だけではなく大人の私にもグッときました。
今回計画していたトーマス号の見学は、実はこれだけではないのですよ。 千頭駅に向かっていったその機関車が、約4時間後に引き返してくるのを、今度は違う場所から狙うというのです。 ちなみに、帰還してくる機関車のトーマス号を待ち構える場所として、今回私が選んだところは………
塩郷(しおごう)というところでした。こちらは大井川沿いに県道77号線と大井川鐵道がほぼ直線を並走していて、それらを跨ぐような形で塩郷の吊り橋が架かっています。 その橋を渡ったときのレポートは、次回の日記でお伝えすることにしておいて、その近くには………
無人駅の塩郷駅があります。こちらも3年前に来ているのですけど、やはりトーマス号がいい感じで迫ってくるので、今回も外すことはできませんでした。 ただし、こちらの駅は通過するだけではなくスピードを緩めるようなことはないので、先の撮影場所以上に失敗は許されませんよ。
トーマス号が姿を現すまであと数分。私はもう1度、そいつが来たときの手順を確認しました。 トーマス号が見えてきたら、まずはその姿をカメラで数枚撮影します。さらにいい具合に迫ってきたら、今度はスマホのカメラでも写しておきます。それらが済んだら、手を振りながら見送って、一丁上がり 迫力満点のトーマス写真は、待受画面にしたり自慢のネタにしたり、さらには箔母さんやたつぴにも転送したいですね。 私はカメラとスマホを撮影モードにしておいて、トーマス号がやって来るのを待ちました。
そうしたら3年前と同じように、何の前ぶれもなく迫ってきましたよ 駅に差し掛かる瞬間をカメラに納めることに成功。 それが済んだら、すかさずスマホで………
ところが、スマホのほうはどういうワケか通話履歴の画面になっていたではありませんか
「あ、あ………」
私が取り乱している間に、トーマス号は勢いよく走り去っていってしまいました。 それだけではなく、その直後には道路のほうを、トーマスの仲間で人面バスのバーティーが通過 それに乗っている方たちは元気よく「お~い 」と手を振ってくれたのですけど、私は呆然としていて手を振り返すこともバーティーを写真に撮ることも忘れていました。
嗚呼、トーマス号が遠ざかっていく……… 最後の最後でしくじってしまいました。 無意識のうちにスマホのどこかのボタンを押していたのでしょうか?前半、いや、終盤間近までは順調だったのに……… 私は失意のままに帰路に就き、家に着いてからこれまでに収集したデータを確認してみました。 そうしたら………
トーマス号が塩郷駅に差し掛かる前にカメラで撮ったものに、いい具合でバーティーと仲良く並走している様子が写っていました。 こちらは私が写したこと自体覚えていないぐらいのものだったのですけど、いい1枚を残すことができました。
今回は3年前とほぼ同じ場所からトーマス号を狙ったのですけど、なぜか新鮮な光景に見えて、気分も高まりました。これは、トーマスの魔力によるものでしょうか? ただし、箔と波の反応はいたって普通で、トーマス号だからといってはしゃいだりはしませんでした。 それでも、人間の私にとってトーマス号は何回見ても飽きず、やはりスマホにその勇姿(?)を残したいので、私は近いうちにまたトーマス号目当てに川根路を訪れるかも知れません。 それまでには、新たな撮影スポットも見つけておきたいです。
「今度は生トップハム・ハット卿レポートを見てみたい」という方は、こちらに投票してやってください。
子供だけではなく大人にも人気のトーマス号。今年も運行され、その模様はニュースや新聞の記事にもなりました。 その写真は、しっかりと撮れていますか?お褒めのお言葉をくださり、ありがとうございます。
そんなトーマス号に、箔と波はちょっとでも驚いてくれたら面白いのに、目立ったりアクションはありませんでした。 レオ君が勇敢に立ち向かうお姿、ぜひ見てみたいです。
そのリアルトーマス号を追い求めて、大井川上流まで行ってきました。 そんな私にお褒めのお言葉、ありがたく頂戴いたします。
さすがに余裕がなくて、箔と波がトーマスを見送る様子は撮れなかったのですけど、特に目立ったりアクションはありませんでした。
モコちゃんたちにも、そのトーマス号をぜひ見てもらいたいです。
この前ニュースで知って私もいつか見に行きたいと思ってた所です。トーマス凄い存在感がありますね。バッチリ撮れてて素敵です♪
箔君、波ちゃとも動じないなんてスゴイですね。レオならトーマスに向かって行き、負けそうです…。
私の息子が小さい頃を思い出します!(年代がバレますね)
その撮影は、さすが白黒茶々さんバッチリでしたね!
でも、箔くん・波ちゃんにはトーマスとかはわからないですよね?(^_^;)
ウチだったら、音でモコがパニックになりそうなので、平常心でいられるのはむしろスゴイと思っちゃいました♪