波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

アフロ祭り開催中♪(映画『アフロ田中』)

2012-03-03 00:01:42 | 映画情報
こんばんは、白黒茶々です。
今春は私の気になる映画が続々と公開されているので、どれもハズせなくて迷っています。 そのような中で、今回取採り挙げる作品は………



すでに日記のタイトルにもなっているのですけど、「アフロ田中」なのです。 この作品の原作者はのりつけ雅春さんで、漫画のほうは2002年から週間ビックコミックスピリッツに連載されています。 映画が公開される直前のものには、その作品の主人公の田中広(たなかひろし、漫画盤&実写盤)の2ショットが表紙を飾っているだけではなく………



作者ののりつけ雅春さん、映画監督の松居大悟さん、田中役の松田翔太さんらによる対談も組まれていました。



もちろん、原作漫画のほうも絶好調ですよ ところで「アフロ田中」とは……… くせ毛の天然アフロヘアーを持っている田中広(ひろし)を主人公とした物語です。その田中はどこにでもいるような男子で、ムダに熱く、ヘンなところで悩んだり、行動が空回りだったりと、どこか箔やたつぴ、それに私にも通じるところがあります。
当初、田中は埼玉県の高校に転校生としてやって来て、漫画のほうも「高校アフロ田中」としてスタートしました。 その高校ではバカでまっすぐな村田、ブサイクでナルシストな大沢、デブでケチな井上、普通なようで実は野性味豊かな岡本たちと知り合い、常にその5人でつるんでいました。しかし、田中はノリで学校を中退してしまい、それに伴って漫画のタイトルも「中退アフロ田中」と変わります。
中退後は毎日をぶらぶらと過ごすのですけど母親に煙たがれ、運送会社に就職。そちらではトラックの運転手となります。
さらに田中は東京の土建屋に入り、「上京アフロ田中」に。全体を通しても、主人公の成長記にはなっていなくて、なんか行き当たりばったりな生き方です。 そちらではマキという女性と付き合うことになるのですけど、次回作の「さすらいアフロ田中」ではフラれてしまい………

………以上、おおざっぱな作品紹介でした。 先にも触れた通り、その「アフロ田中」シリーズがこの度映画化され、その主人公の田中役にはなんと、松田翔太さんが当てられたのです どちらかというと彼は二枚目なのですけど、アフロな頭でこの役をやるなんて。 果たして、どのような作品になるのでしょうか?

今回の目当ての映画は、私がいつも利用しているTOHO系の映画館ではやっていなくて、私の家から最寄りのところを探してみたら、県境をまたいだ豊橋市にあるユナイテッドシネマ豊橋18に行き当たりました。 そちらの劇場はちょっと入りくんだところにあるのですけど、私は無事に、しかも上映時間前にたどり着くことができるのでしょうか?

そして、映画を観に行く当日になりました。 箔母さんとたつぴは、同じ映画館のほぼ同じ時間帯に上映される「はやぶさ 遥かなる帰還」目当てで、私に付いてきました。 その日は朝一番の上映に間に合うように早めに家を出たのですけど………
やはり迷ってしまいました。果たして、私たちは無事にたどり着けるのでしょうか?



そのユナイテッドシネマのあるタイトーステーションの近くには高層なホテル日航豊橋があって、その建物が目印となったおかげで、なんとか行き着き、ついでに息つくこともできました。



さらに、映画館のほうはシネコン方式となってはいるものの、今どきでは珍しく全席自由席でした。 そんないくつかあるシアターの中でも、「アフロ田中」のほうはけっこう人が入っていましたよ おかげで、期待感が増してきてしまいました。そのような中で始まった映画は………



田中のキャラクターは原作そのままで、彼の脇を固める村田、大沢、井上、岡本の4人も、どこから見つけてきたのだろうかと思えるほどの見事なハマり役。
話のほうは、メンバーのうちの井上が結婚式を控えたところで、田中が「このなかの誰かが結婚したら、その結婚式に彼女を連れてくるようにしよう」と高校時代にみんなで誓い合ったことを思い出すところから始まります。 とはいっても、彼らはモテないクンの集まりなのですが。その夢は叶うのでしょうか?

そのような状況のなかで、田中に好意を寄せる加藤亜矢(佐々木希)という女性が登場します。 彼女は映画版のオリジナルキャラクターなのですけど、まわりの人間がそのまんまということもあって、原作を知っている私にとっては、何の違和感もありませんでした。 やはり田中は、彼女の前では先っ走りや妄想の連続に。果たして、この恋は成就するのでしょうか?

実は、私も高校時代は5人でつるんでいて、バカなことばかりやっていました。 そのメンバーは卒業後は進路も住むところもバラバラになるのですけど、なにかと集まったりして、その交流は現在も続いています。そういうこともあって、どうしても「アフロ田中」は自分と重ねてしまいます。



人気漫画をを実写化する場合、監督が暴走したり、役者が「自分の思うままに役を演じたいから、あえて原作は読まない」とか言って、全く別モノのキャラクターにしたりと、作品を台無しにしてしまうことがこれまでに多々ありました。 しかし、こちらの「アフロ田中」はみんながみんな原作漫画の愛読者ということもあって、映画のほうも面白いものに仕上がっています。
また、彼女を作るために一生懸命になるのは、いい心がけですよ 最近は、異性と交わる手間や自分が傷付くことを嫌って、交際や結婚に価値観を見出だせない人が増えつつあるみたいなので、田中の姿を見ていると、ホッとします。



そうそう、「アフロ田中」にちなんで、このようなアフロな書き割りを作ってみました。 本当はアフロのヅラが欲しかったのですけど、あまりに高かったので、これでお許しくださいませ。 そのアフロを使ってやることといったら………



箔をアフロスピッツにすることです それにしても、すごいボリュームですね。 そういえば、昔アフロ犬なんてものが流行ったような。とにかく、「アフロ田中」が気になる方がいるようでしたら、映画館にお駆け込みくださいませ~


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6 コメント

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Unknown (なつみかん)
2012-03-03 22:09:02
なんかアフロ田中、見たくなっちゃいました。
そして、箔君のアフロ、あまりに似合っていたので笑っちゃいました。
ユナイテッドシネマ豊橋18、そんなハイカラな名前になっちゃいましたか~。学生時代、時々行ってた映画館なので、とっても懐かしかったです。
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翔太くんが・・・ (シロダヌキ)
2012-03-04 21:48:47
アフロになってますね!
面白そう~~
見てみたいです♪
あぁ、今日の後白河さんとは180度違うわ(笑)
松田兄弟の作品は、何気に沢山見てます♪
ライアーゲームも好き

箔くんのアフロ、そうそう、アフロ犬思い出しちゃいましたよ!
なつかしー!そういえばグッズ、集めてました
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なつみかんさん♪ (白黒茶々)
2012-03-04 22:38:16
アフロ田中、面白いですよ 男性は共感し、女性は男性の意外な一面を見る作品となっております。 それから、アフロ箔にお褒めのお言葉をくださり、ありがとうございます。

「豊橋のイトーヨーカドーのところにある映画館」で通じてきた、ユナイテッドシネマ豊橋18。こちらは、なつみかんさんにとっては馴染みのあるところだったのですね。 そうしたら、この機会に久しぶり(?)に行ってみてはいかがでしょうか?そちらは駐車場が無料で、イトーヨーカドーも併設されているので、けっこう楽しめますよ。
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シロダヌキさん♪ (白黒茶々)
2012-03-04 22:46:28
松田翔太君は意外にも、アフロが似合っていました。 というよりは、彼がアフロヘアーで登場しても、何の違和感もありませんでしたよ。さらに、田中の役も見事に演じていましたし。
しかし、シロダヌキさんの仰るとおりで、後白河さんは真逆で、こちらは思いっきり憎まれ役ですよね。

田中=アフロ→箔という流れでアフロスピッツが形成されたのですけど、その姿を見て私もアフロ犬のことを思い出してしまいました。 そのアフロ犬グッズ、シロダヌキさんはまだお持ちでしょうか?
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   (ぐーで母)
2012-03-04 23:42:27
前回の「カップやきそばのお湯」といい「アフロ」記事といい
内容は濃いし、ツボにはまるし、どこからどうコメントお送りしていいかわからない状態です~。
白黒茶々さんの記事は読み応えあって楽しみです。
さいごの箔兄さんのアフロ姿もナイス!!なのです。
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ぐーで母さん♪ (白黒茶々)
2012-03-06 00:18:31
お褒めのお言葉をくださり、ありがとうございます。 何かのネタを書こうとすると、つい熱くなって突っ走ってしまい「このままでいいのだろうか? 」と思うことが多々ありましたけど、ぐーで母さんのお言葉で救われました。

箔のアフロ締めは、よかったでしょうか?こうなったら、これからも彼には何かをかぶってもらうことにしましょう。
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