こんばんは、白黒茶々です。
2月も終盤に入ったら、徐々に暖かくなってきましたね。とはいっても、スキーシーズンはまだまだ続いています。そのような中で、白黒茶々家はこの時季にしかできないスキーをしに、愛知県と長野県の境にある茶臼山高原に行ってきました。
山道を車で走ること2時間半ってトコですけど、今回は途中で道路崩落による通行止めを喰らい、大掛かりな迂回路を経たこともあって、3時間ほどかけてようやく目的地にたどり着くことができました。 そこに至るまでの登山道にも雪が積もっていたので、そこそこ神経を使いましたよ。
まずは、まだカンペキには滑れないたつぴには、スキー教室に入ってもらいます。 ここは、スキー好きの私が教えるべきところなのですけど、そうするとどうしても彼に甘えが入ってしまい、なかなか進歩しないので、鬼教官(?)にビシバシ仕込んでもらうことにしました。というよりは、私が教えるのがヘタなのかも知れませんけど。
たつぴが教習を終えるまで、2時間あまり。その間に私は一人で滑ることにしましょう。 ちなみに、箔母さんはスキーはやらない主義らしく、たつぴの様子をビデオカメラで録ったり、車の中で読書をしたりして時間をつぶしていました。
一方の私のほうは、喜びいさんでリフトに乗り込んでいきました。 早く滑りたい~ いや、速く滑りたいのでもあるのですけどね。そして、頂上で私が見た光景は………
………なんか、エラく吹雪いていて、視界が悪いのですけど。 本来なら、向こうに茶臼山がぐわぁ~っと広がっているハズなのに、完全に隠れてしまっていますよ。
それでも、いちおう記念撮影はしておきましょう。 ちなみに、私が身に付けているのはポンチョで、まあカッパみたいなものです。
その後は、一心不乱に滑りまくりました。多少寒くて前が見えなくても構いません。とかなんとかやっていたら、制限時間の2時間が迫ってきてしまいました。
たつぴはまだリフトに乗って本格的なコースに出る段階ではなく、こちらの立ったまま乗れるベルコン(ベルトコンベアー方式のリフト)でゆるやかな坂を下るところでした。昨年はそちらでの滑りもままならなくて半ベソ状態だったのですけど、果たしてこの日の成果は……… それにしても、私の指がレンズにかかっていて邪魔です。
あぁ~ん、またしても私の指が それよりも、彼の滑りのほうは昨年より格段に上手くなっていましたよ ほとんどノーミスで下まで行けましたし。この勢いで、リフトに乗ってみては?しかし彼は遠慮していて、そこから先は次回のお楽しみということになりました。
たつぴは、スキーのほうでは満足したみたいで、レンタルした道具は返して、そのあとは雪遊びに移ることになりました。 そうしたら、私のほうは仕上げの滑りに行かせてもらいます。その頃には吹雪はおさまり、頂上からの視界も良くなっていました。では、思いっ切り滑走しますよ
その滑りを麓のほうで見ていた箔母さんは「すごい滑りだったよ、普段と比べて別人28号になっちゃってるし 」という感想を述べていました。「それって……… 普段はまるでダメ人間みたいじゃないか 」果たして、本人は褒めているつもりなのでしょうか?それとも………
その後、私もスキーの装備を解き、帰る時間までたつぴの遊びに付き合うことにしました。 乗ってきた車に道具をしまい、ゲレンデに戻ったら………
そこには、箔母さんの姿しかありませんでした。また、「たつぴ見なかった?」とか言っていますし。彼女がトイレに行くところで、たつぴは「雪遊びスペースに行ってる」と言い残し、パンダマン(雪玉製造器)を片手に外に繰り出していったそうです。それ以来、姿が見えなくなったみたいです。その後、私たちはゲレンデやその周辺を探してみたのですけど、なかなか見つかりませんでした。センターハウスやトイレも。できることならこの手だけは使いたくなかったのですけど、こうなったらやむを得えません。案内所にお願いして、場内放送で呼び出してもらうことにしましょう。
「 ピンポンパンポ~ン、静岡県湖西市からお越しの○○たつぴさん、いらっしゃいましたら案内所までお越しくださいませ」
彼のことだから、この放送を聞いたら「やめてよ、恥ずかしい 」とか言って猛ダッシュで戻ってくるに違いありません。その顔を見るのも、楽しみですね しかし、10分経っても20分経っても何の反応もありませんでした。「すみませんけど、もう一回呼び出してもらえますか?」二回目には、「小学6年生の………」も付け加えられました。さすがに、これだけ包囲網を張っておけば、たつぴは戻ってくるハズです。
ところが、待てど暮らせどたつぴは現れませんでした。日が陰り、スキー客も続々と帰り始めているというのに。気が付いたら、捜索を始めてから1時間以上が経ってしまいました。やはりどこを見回しても、彼は見当たりません。「なんで………」箔母さんは呆然と立ち尽くし、目には涙を浮かべていました。「おかしいね………」このようなことは、今までありませんでした。あまり考えたくないのですけど、誘……… 彼はすでにそのスキー場にはいないのかも知れません。
それから間もなくして、たつぴは見つかりました。なんと、ゲレンデの反対側のほうで、せっせと雪玉を作っていたのです。スキー客が減ってきて視界が晴れたことが、発見につながりました。スピーカーから離れていたからなのか、遊びに夢中だったからなのか、とにかく私たちが切実な思いで依頼した呼び出しは、彼には聞こえていなかったみたいです。
「心配かけやがって、このヤロ 」 バシッ
私が放った雪玉が、見事に彼にヒットしました。 「なんでこんなところにいるの~」箔母さんも雪玉を投げていました。たつぴは「悪かったよぉ」と言いつつも反撃に出て、夕暮れ時のゲレンデで親子による雪合戦が始まりました。
その後は、帰りの道中にあるとうえい温泉で冷えきった体を温め、同時に温泉情緒も味わいました。 しかし、あまりに冷え過ぎたからなのか、箔母さんは湯中り(ゆあたり)になりかけたそうです。
今回はたつぴの失跡騒動でハラハラさせられましたけど、来年は彼がスキーでブッ飛ばして私たちをハラハラさせてもらいたいです。
雪合戦をしてみたい方は、こちらに投票してやってください。
2月も終盤に入ったら、徐々に暖かくなってきましたね。とはいっても、スキーシーズンはまだまだ続いています。そのような中で、白黒茶々家はこの時季にしかできないスキーをしに、愛知県と長野県の境にある茶臼山高原に行ってきました。
山道を車で走ること2時間半ってトコですけど、今回は途中で道路崩落による通行止めを喰らい、大掛かりな迂回路を経たこともあって、3時間ほどかけてようやく目的地にたどり着くことができました。 そこに至るまでの登山道にも雪が積もっていたので、そこそこ神経を使いましたよ。
まずは、まだカンペキには滑れないたつぴには、スキー教室に入ってもらいます。 ここは、スキー好きの私が教えるべきところなのですけど、そうするとどうしても彼に甘えが入ってしまい、なかなか進歩しないので、鬼教官(?)にビシバシ仕込んでもらうことにしました。というよりは、私が教えるのがヘタなのかも知れませんけど。
たつぴが教習を終えるまで、2時間あまり。その間に私は一人で滑ることにしましょう。 ちなみに、箔母さんはスキーはやらない主義らしく、たつぴの様子をビデオカメラで録ったり、車の中で読書をしたりして時間をつぶしていました。
一方の私のほうは、喜びいさんでリフトに乗り込んでいきました。 早く滑りたい~ いや、速く滑りたいのでもあるのですけどね。そして、頂上で私が見た光景は………
………なんか、エラく吹雪いていて、視界が悪いのですけど。 本来なら、向こうに茶臼山がぐわぁ~っと広がっているハズなのに、完全に隠れてしまっていますよ。
それでも、いちおう記念撮影はしておきましょう。 ちなみに、私が身に付けているのはポンチョで、まあカッパみたいなものです。
その後は、一心不乱に滑りまくりました。多少寒くて前が見えなくても構いません。とかなんとかやっていたら、制限時間の2時間が迫ってきてしまいました。
たつぴはまだリフトに乗って本格的なコースに出る段階ではなく、こちらの立ったまま乗れるベルコン(ベルトコンベアー方式のリフト)でゆるやかな坂を下るところでした。昨年はそちらでの滑りもままならなくて半ベソ状態だったのですけど、果たしてこの日の成果は……… それにしても、私の指がレンズにかかっていて邪魔です。
あぁ~ん、またしても私の指が それよりも、彼の滑りのほうは昨年より格段に上手くなっていましたよ ほとんどノーミスで下まで行けましたし。この勢いで、リフトに乗ってみては?しかし彼は遠慮していて、そこから先は次回のお楽しみということになりました。
たつぴは、スキーのほうでは満足したみたいで、レンタルした道具は返して、そのあとは雪遊びに移ることになりました。 そうしたら、私のほうは仕上げの滑りに行かせてもらいます。その頃には吹雪はおさまり、頂上からの視界も良くなっていました。では、思いっ切り滑走しますよ
その滑りを麓のほうで見ていた箔母さんは「すごい滑りだったよ、普段と比べて別人28号になっちゃってるし 」という感想を述べていました。「それって……… 普段はまるでダメ人間みたいじゃないか 」果たして、本人は褒めているつもりなのでしょうか?それとも………
その後、私もスキーの装備を解き、帰る時間までたつぴの遊びに付き合うことにしました。 乗ってきた車に道具をしまい、ゲレンデに戻ったら………
そこには、箔母さんの姿しかありませんでした。また、「たつぴ見なかった?」とか言っていますし。彼女がトイレに行くところで、たつぴは「雪遊びスペースに行ってる」と言い残し、パンダマン(雪玉製造器)を片手に外に繰り出していったそうです。それ以来、姿が見えなくなったみたいです。その後、私たちはゲレンデやその周辺を探してみたのですけど、なかなか見つかりませんでした。センターハウスやトイレも。できることならこの手だけは使いたくなかったのですけど、こうなったらやむを得えません。案内所にお願いして、場内放送で呼び出してもらうことにしましょう。
「 ピンポンパンポ~ン、静岡県湖西市からお越しの○○たつぴさん、いらっしゃいましたら案内所までお越しくださいませ」
彼のことだから、この放送を聞いたら「やめてよ、恥ずかしい 」とか言って猛ダッシュで戻ってくるに違いありません。その顔を見るのも、楽しみですね しかし、10分経っても20分経っても何の反応もありませんでした。「すみませんけど、もう一回呼び出してもらえますか?」二回目には、「小学6年生の………」も付け加えられました。さすがに、これだけ包囲網を張っておけば、たつぴは戻ってくるハズです。
ところが、待てど暮らせどたつぴは現れませんでした。日が陰り、スキー客も続々と帰り始めているというのに。気が付いたら、捜索を始めてから1時間以上が経ってしまいました。やはりどこを見回しても、彼は見当たりません。「なんで………」箔母さんは呆然と立ち尽くし、目には涙を浮かべていました。「おかしいね………」このようなことは、今までありませんでした。あまり考えたくないのですけど、誘……… 彼はすでにそのスキー場にはいないのかも知れません。
それから間もなくして、たつぴは見つかりました。なんと、ゲレンデの反対側のほうで、せっせと雪玉を作っていたのです。スキー客が減ってきて視界が晴れたことが、発見につながりました。スピーカーから離れていたからなのか、遊びに夢中だったからなのか、とにかく私たちが切実な思いで依頼した呼び出しは、彼には聞こえていなかったみたいです。
「心配かけやがって、このヤロ 」 バシッ
私が放った雪玉が、見事に彼にヒットしました。 「なんでこんなところにいるの~」箔母さんも雪玉を投げていました。たつぴは「悪かったよぉ」と言いつつも反撃に出て、夕暮れ時のゲレンデで親子による雪合戦が始まりました。
その後は、帰りの道中にあるとうえい温泉で冷えきった体を温め、同時に温泉情緒も味わいました。 しかし、あまりに冷え過ぎたからなのか、箔母さんは湯中り(ゆあたり)になりかけたそうです。
今回はたつぴの失跡騒動でハラハラさせられましたけど、来年は彼がスキーでブッ飛ばして私たちをハラハラさせてもらいたいです。
雪合戦をしてみたい方は、こちらに投票してやってください。
一時はどうなることかと思いましたけど、無事に見つかって本当によかったです。それから、探している間は気付かなかったのですけど、私たちの体もかなり冷え切っていました。
それから、最後のオチはこのような感じでよろしいでしょうか?
場所が雪山なので焦りますよね。
さぞかし寿命が縮んだ事でしょう。
たつぴくん 見つかってよかった(*^_^*)
しかし、最後のオチはドラマチック~(笑)
シロダヌキさんのスキーデビューの日は、大変だったみたいですね。 会社のお仲間は、最初から狙っていたのでしょうか?
実は私のデビュー戦もそのような感じで、頂上でリフトからブチ落ち、途中で指導役から見放され、30分とか1時間かけて自力で麓までたどり着いたのでした。
それから、「バシッ 」は雪玉をぶつけた音で、それを皮切りにして雪合戦に突入しました。
最後は、ほのぼのとしていただけました?ありがとうございます。
私のほうは烈火のごとく怒るということはないのですけど(多分 )私の親がその手の人だったので、子供心に心配されていないか心配になったことが多々あります。
発見された直後のたつぴはケロッとしていたのですけど、ブログのネタにされるのは、ちと恥ずかしかったみたいで、本人を説得して今回ようやく載せることができました。
来年は「別人29号」となったたつぴがカッコよく滑る様子をレポートしたいです。
無事発見出来てよかったですぅ~
白黒茶々さん・箔母さんのお気持ち察します
たつぴくん、次回は白黒茶々さんと一緒に滑れるとイイね!
ワタシは初めてスキーをやった際、
会社の仲間にだまされ(?)上まで行かされて降りてこられなくなり、
れすきゅーと一緒に降りてきた思い出があります。。
意外と放送が聞こえないものなんですね。
バシッの後は、
雪合戦で楽しんでしまう茶々さん一家に、
ほのぼのしました
ドッキリするー。
静岡は雪降らないから楽しくて熱中しすぎちゃったのかしらね。
ご無事で何よりでした。
迷子になると、不安なのと同じくらい
親に叱られることが怖くて泣きじゃくったという、
化石のような記憶がよみがえりました。
ハラハラしましたよ。
探してる方の気持ちになれ~といいたいのですが、意外と本人はあっけらかんとしていたりするんですよね。
きっと来年は別人28号の横を颯爽と駆け抜けるたつぴ君になっているんじゃないでしょうか。
楽しみですね!