こんばんは、白黒茶々です。
今年の私のお盆休みは、5日ありました。 そのうちの3日間は一人旅に費やし、残りは地元でのんびり過ごすつもりでいました。しかし、今回の旅行で置いてきぼりを食らった波は、私がいない間は文句ひとつ言わずおとなしくしていたみたいなのですけど、私が家にいたら落ち着きませんでした。
どこかに連れていってあげたいのは山々なのですけど、この時季は暑くてお出かけには向きません。 いや、それ以前にこの日(残り2日の15日のほう)は朝から雨が降っていますし。 私が行ってきた高知や高松もこの日は大荒れの天候みたいなので、あの日程にしておいてよかったです。
いや、今は波ちゃを満足させるか、せめて納得してもらう手段を考えているところでした。 う~~~む、そうですね……… 明日雨が降っていなかったら、近場のどこかに連れていってあげるようにします。
そして、私にとってはお盆休みの最終日となる、8月16日になりました。雨は降ってはいないのですけど、天候は不安定なので、本格的なお出かけは控えたほうがいいですね。
手軽に行ける近場で、そこそこの日陰があってワンコの散歩ができ、私がしばらく行っていない歴史関係の名所といえば………
すでに今回の日記のタイトルにも出ているのですけど、浜松市中区東伊場にある伊場遺跡にございます。
こちらは弥生時代の集落跡で、その後は郡の役所が置かれたりして、平安時代初期まで存続していたそうです。 その敷地が東西に細長いのは、遺跡の大部分となる南側が、鉄道基地の地下に埋まっているからです。
そうしたら、波と一緒に遺跡内を散策することにしましょう こちらは地元ではワンコの散策コースとして大いに利用されているみたいで、ところどころに木陰があるので、真夏でも涼しいといえなくもないです。しかし、私たちが来たのはまだ日差しが厳しい14時頃ということもあって、散歩中の他のワンコとは行き逢いませんでした。
その一方で、こちらは最近遺構の整備がおこなわれたみたいですね。 集落を囲むようにして掘られた環濠の跡は、その一部が立体展示されていました。
このあたりでは、住居の掘立柱の跡が多数確認されたみたいで、それらは原っぱの中に擬木の柱で表示されていました。
さすがに暑くなってきたので、園内にある「あづま屋」でひと休み。 お波さん、ヨダレがスゴいですよ。
そして、私たちは遺跡の最深部に到達しました。こちらには、復元された高床式の倉庫がありますね。
さらに、以前に復元された奈良~平安時代の掘立式の役所の建物も、そのままの姿でありました。
この一角には、高床式倉庫と掘立式役所がそれぞれ2棟ずつあるということに。 そのおかげで、このあたりが栄えていた頃の様子を想うことができたのですけど、何か忘れているような……… そうだ 弥生時代の遺跡といえば、縦穴式住居はハズせませんよ 確か、さっき通ってきたところにあったハズです。私は波を連れて、その場所に向かいました。 気持ち的には駆け足で。
今から9年ほど前、その頃は波ちゃはまだ存在していなくて、私は5歳の箔と小学4年生のたつぴを連れて、伊場遺跡を訪れていました。 そうしたら、そこには入場無料の小さな資料館と、縄文時代のものよりやや進化した縦穴式の復元住居がありました。 その内部には入れなかったのですけど、外から覗くことはできて、そこそこ面白かったのですけど………
このあたりにあったハズなのに、跡形もなくなっているではありませんか その類いの建物は、他の場所にも見当たりませんし。 建て替えの準備中という様子でもないですし。掘立式で茅を多用することもあって、維持管理が難しいのはわからないでもないのですけど、遺跡のシンボル的な建物がないのは、あまりにも寂しいです。
その前でみんなで記念撮影をしたりして、箔との思い出の場所でもあるのに………
今から7年ほど前に、浜松市は事業整理の一環として、伊場遺跡の資料館の廃止を決めました。 私はそのことは報道などで知ったのですけど、縦穴式住居まで取り壊したままにしておくなんて、思ってもいませんでした。 一方の、高床式倉庫や掘立式役所は、丈夫な構造だったこともあって、残されたと思われます。 しかし、よく見てみると高床式倉庫の屋根が、弥生式ではあり得ない銅板で保護されていますし………
つい、文句ばかりになってしまって、申し訳ございません。 これも、伊場遺跡への愛情からきているものとして、お許しくださいませ。そうしたら、再び私たちがこちらを訪れたときには、また新たな変化が起きていることを期待することにしましょう。
私が波と一緒に伊場遺跡を訪れたのには、実はもう1つの理由があったのですよ。 それは………
現在、毎週水曜日の19時からフジテレビ系列では「世界の何だコレ!?ミステリー」という番組が放送されています。 それは視聴者から寄せられた謎の物や事象を、芸能人の田中卓志隊長(アンガールズ)などが直接訪問してその真相に迫るという、バラエティー番組であります。しかし実際に行ってみたら、隕石と思われていた石がただの自然石だったり、どこまで続いているのかわからないという洞穴が奥行きが短かったり、………と、思わず「なぁ~んだ」と言ってしまう展開になることが、多々あります。 それでも、私は毎回探究心を掻き立てられるので、結果がどうだったとしても、楽しく観させてもらっています。
そのような中で、8月8日の放送では、静岡県浜松市に住んでいる女性からの投稿が紹介されました。 ちなみに後方に見える大きな建物は、JR東海の新幹線の整備工場にございます。 ある日、彼女の家族が伊場遺跡でワンコを散歩させていたら、そのワンコが突然激しく反応したそうです。 よく見てみたら、近くの川でニホンカワウソと思われる生き物が泳いでいたのです!その様子を動画に録って番組に送ったのですけど………
それが、このあたりなのですよ ニホンカワウソは、かつては日本中に生息していたのですけど、かなり長いこと明確な目撃例がないことから、絶滅種とされています。 そこで、スピードワゴンの井戸田潤さんが調査してみたら、動画にそっくりな生き物を発見したのです
その生き物の正体は……… この地域で最近繁殖している、外来種のヌートリアでした。 番組的には「なぁ~んだ」という結果になったのですけど、私にとってはヌートリアでも珍しいので、その姿を見てみたいと思いました。 この日は、野生でも飼育でも他の動物には食い付きのいい波ちゃを連れてきていますし。 しかし粘り強く捜索しても、彼女のヌートリアセンサーは起動しませんでした。
そうしている間に私は、佐鳴湖でヌートリアを目撃したという情報が多数あるということを思い出しました。 そちらのほうが、ヌーさんを見つけられる可能性が高いかも知れませんね。ということで、ヌートリア捜索の舞台は佐鳴湖に移されることになりました。
「あっ あれは………」
そこで、私たちが目にしたものは……… 次回に続きます。
佐鳴湖で「サッシー」を発見したという展開を、希望している方は、こちらに投票してやってください。
今年の私のお盆休みは、5日ありました。 そのうちの3日間は一人旅に費やし、残りは地元でのんびり過ごすつもりでいました。しかし、今回の旅行で置いてきぼりを食らった波は、私がいない間は文句ひとつ言わずおとなしくしていたみたいなのですけど、私が家にいたら落ち着きませんでした。
どこかに連れていってあげたいのは山々なのですけど、この時季は暑くてお出かけには向きません。 いや、それ以前にこの日(残り2日の15日のほう)は朝から雨が降っていますし。 私が行ってきた高知や高松もこの日は大荒れの天候みたいなので、あの日程にしておいてよかったです。
いや、今は波ちゃを満足させるか、せめて納得してもらう手段を考えているところでした。 う~~~む、そうですね……… 明日雨が降っていなかったら、近場のどこかに連れていってあげるようにします。
そして、私にとってはお盆休みの最終日となる、8月16日になりました。雨は降ってはいないのですけど、天候は不安定なので、本格的なお出かけは控えたほうがいいですね。
手軽に行ける近場で、そこそこの日陰があってワンコの散歩ができ、私がしばらく行っていない歴史関係の名所といえば………
すでに今回の日記のタイトルにも出ているのですけど、浜松市中区東伊場にある伊場遺跡にございます。
こちらは弥生時代の集落跡で、その後は郡の役所が置かれたりして、平安時代初期まで存続していたそうです。 その敷地が東西に細長いのは、遺跡の大部分となる南側が、鉄道基地の地下に埋まっているからです。
そうしたら、波と一緒に遺跡内を散策することにしましょう こちらは地元ではワンコの散策コースとして大いに利用されているみたいで、ところどころに木陰があるので、真夏でも涼しいといえなくもないです。しかし、私たちが来たのはまだ日差しが厳しい14時頃ということもあって、散歩中の他のワンコとは行き逢いませんでした。
その一方で、こちらは最近遺構の整備がおこなわれたみたいですね。 集落を囲むようにして掘られた環濠の跡は、その一部が立体展示されていました。
このあたりでは、住居の掘立柱の跡が多数確認されたみたいで、それらは原っぱの中に擬木の柱で表示されていました。
さすがに暑くなってきたので、園内にある「あづま屋」でひと休み。 お波さん、ヨダレがスゴいですよ。
そして、私たちは遺跡の最深部に到達しました。こちらには、復元された高床式の倉庫がありますね。
さらに、以前に復元された奈良~平安時代の掘立式の役所の建物も、そのままの姿でありました。
この一角には、高床式倉庫と掘立式役所がそれぞれ2棟ずつあるということに。 そのおかげで、このあたりが栄えていた頃の様子を想うことができたのですけど、何か忘れているような……… そうだ 弥生時代の遺跡といえば、縦穴式住居はハズせませんよ 確か、さっき通ってきたところにあったハズです。私は波を連れて、その場所に向かいました。 気持ち的には駆け足で。
今から9年ほど前、その頃は波ちゃはまだ存在していなくて、私は5歳の箔と小学4年生のたつぴを連れて、伊場遺跡を訪れていました。 そうしたら、そこには入場無料の小さな資料館と、縄文時代のものよりやや進化した縦穴式の復元住居がありました。 その内部には入れなかったのですけど、外から覗くことはできて、そこそこ面白かったのですけど………
このあたりにあったハズなのに、跡形もなくなっているではありませんか その類いの建物は、他の場所にも見当たりませんし。 建て替えの準備中という様子でもないですし。掘立式で茅を多用することもあって、維持管理が難しいのはわからないでもないのですけど、遺跡のシンボル的な建物がないのは、あまりにも寂しいです。
その前でみんなで記念撮影をしたりして、箔との思い出の場所でもあるのに………
今から7年ほど前に、浜松市は事業整理の一環として、伊場遺跡の資料館の廃止を決めました。 私はそのことは報道などで知ったのですけど、縦穴式住居まで取り壊したままにしておくなんて、思ってもいませんでした。 一方の、高床式倉庫や掘立式役所は、丈夫な構造だったこともあって、残されたと思われます。 しかし、よく見てみると高床式倉庫の屋根が、弥生式ではあり得ない銅板で保護されていますし………
つい、文句ばかりになってしまって、申し訳ございません。 これも、伊場遺跡への愛情からきているものとして、お許しくださいませ。そうしたら、再び私たちがこちらを訪れたときには、また新たな変化が起きていることを期待することにしましょう。
私が波と一緒に伊場遺跡を訪れたのには、実はもう1つの理由があったのですよ。 それは………
現在、毎週水曜日の19時からフジテレビ系列では「世界の何だコレ!?ミステリー」という番組が放送されています。 それは視聴者から寄せられた謎の物や事象を、芸能人の田中卓志隊長(アンガールズ)などが直接訪問してその真相に迫るという、バラエティー番組であります。しかし実際に行ってみたら、隕石と思われていた石がただの自然石だったり、どこまで続いているのかわからないという洞穴が奥行きが短かったり、………と、思わず「なぁ~んだ」と言ってしまう展開になることが、多々あります。 それでも、私は毎回探究心を掻き立てられるので、結果がどうだったとしても、楽しく観させてもらっています。
そのような中で、8月8日の放送では、静岡県浜松市に住んでいる女性からの投稿が紹介されました。 ちなみに後方に見える大きな建物は、JR東海の新幹線の整備工場にございます。 ある日、彼女の家族が伊場遺跡でワンコを散歩させていたら、そのワンコが突然激しく反応したそうです。 よく見てみたら、近くの川でニホンカワウソと思われる生き物が泳いでいたのです!その様子を動画に録って番組に送ったのですけど………
それが、このあたりなのですよ ニホンカワウソは、かつては日本中に生息していたのですけど、かなり長いこと明確な目撃例がないことから、絶滅種とされています。 そこで、スピードワゴンの井戸田潤さんが調査してみたら、動画にそっくりな生き物を発見したのです
その生き物の正体は……… この地域で最近繁殖している、外来種のヌートリアでした。 番組的には「なぁ~んだ」という結果になったのですけど、私にとってはヌートリアでも珍しいので、その姿を見てみたいと思いました。 この日は、野生でも飼育でも他の動物には食い付きのいい波ちゃを連れてきていますし。 しかし粘り強く捜索しても、彼女のヌートリアセンサーは起動しませんでした。
そうしている間に私は、佐鳴湖でヌートリアを目撃したという情報が多数あるということを思い出しました。 そちらのほうが、ヌーさんを見つけられる可能性が高いかも知れませんね。ということで、ヌートリア捜索の舞台は佐鳴湖に移されることになりました。
「あっ あれは………」
そこで、私たちが目にしたものは……… 次回に続きます。
佐鳴湖で「サッシー」を発見したという展開を、希望している方は、こちらに投票してやってください。