こんばんは、白黒茶々です。
6日の未明に、北海道で大きな地震が起こり、報道などで信じられないほどの光景を目にしました。被災された方たちには、お見舞い申し上げます。 私は北海道には3回訪れたことがあり、応援しているプロ野球の球団の北海道日本ハムファイターズが本拠地にしていて、さらにスピッツ仲間も住んでいることから、第⚪の故郷と勝手に思っています。
そんな北海道を応援したくて……… いや、多少ムリヤリではあるのですけど、今回はファイターズネタを持ち出させていただきます。
先月の21日のことになりますけど、その日に我らが静岡県にある県営草薙球場で、ファイターズの主催試合がおこなわれることになりました。 ちなみに、対戦相手は福岡ソフトバンクホークス。毎年このぐらいの時季には、ファイターズは準本拠地ともいうべき東京ドームでの試合が組まれていて、そのうちの1戦は静岡に出張してきてくれるのですよ そのような地方遠征が3年ほど続いているのですけど、いずれも平日のナイターとなっていたので、私は観戦に行くのを諦めていました。 しかし、今年はダメ元で職場にお願いしたら、その試合のある日は早退させてもらえるようになったのです。 言ってみるモンですね~ また、そのあたりは夏休みの真っ只中という、たつぴも一緒に行くことに。
そうと決まったら、今回はプロ球団のホームグラウンドより収容量の少ない地方球場なので、早めにチケットを確保しておかなければ。 この試合の主催者でもある地元紙の静岡新聞は頻繁に試合の広告を出し、地元民にファイターズ熱をあおっていました。 しかし試合の日が近づいても、完売までには至らず……… 静岡県民の皆さん、私たちと一緒にファイターズを盛り立てましょうよ
そして、ついに試合当日となりました。その日は週間天気予報では、雨になるなんて言われていましたけど、直前になって覆りました。 そういえば、たつぴとハム観戦に行くのはいつもドーム球場だったので、露天の地方球場は今回が初めてとなりますね。 草薙球場の最寄り駅の県総合運動場駅からなだれていく人の波は、たぶん私たちと同じ目的地に向かっていくのだと思います。
そういえば私たちにとって草薙球場は、1ヶ月前に高校野球の応援に来たとき以来となりますね。こちらは、戦前には日米野球で沢村栄治選手とベーブ・ルース選手が対決し、近年までパ・リーグの東西対抗戦や巨人阪神OB戦がおこなわれた、伝統の球場でもあります。 まずは、応援スタイルでお約束の記念撮影をしておいて、いよいよスタンドへ
その球場の外には、たくさんの露店が並んでいました。 なかでも球団グッズのお店には、長蛇の列ができていて……… そういえば、この地方でハムグッズを買えるところは、ありませんでした。
その一方で、私とたつぴは食料を調達してから、スタンドに入りました。
ちなみに私たちが確保したのは、外野自由席。やはり私設応援団の近くのほうが鳴り物や大きな球団旗の乱舞などがあってテンションが上がるので、ライトスタンドのやや上段に陣取りました。 その応援団の方たちは、初めてファイターズの応援に来た人のために「『ホームラン ホームラン 』のコールのときには、こうやってメガホンやスティックバットを引き寄せるように動かして………」のように、レクチャーしていました。
草薙球場の外野席は今回が初めてなのですけど、5年前に固定の木製ベンチシートが整備され、私が思っていたよりは立派でした。 ちなみに内野席でグラウンドに張り出している部分は、ウイングシートにございます。年に4~5回ほど、この球場でプロ野球が開催されるとき以外は封鎖されていて、野手にとってはけっこうジャマな位置にあるのですけど、この席のチケットは真っ先に売り切れるのですよ。ちなみにこの日の観客動員数は、16465人でした。
試合が始まるまではまだ時間があるので、先ほど買ってきた焼きそばを食べながら待つことにしましょう。 そうしているうちに、この試合のスタメン(スターティングメンバー)の発表がありました。
「1番ライト淺間大基、2番センター西川遥輝、………」やはりファイターズの主催試合ということもあって、その都度各選手がオーロラビジョンに映し出され、デラックスに紹介されていきました。 そのような中で………
「6番指名打者清宮幸太郎」なんと、清宮君がこの試合に出るというではありませんか
グラウンドには、素振りをする清宮君(背番号21の選手)の姿がありました。 彼は昨秋のドラフト会議で7球団から1位指名され、抽選で我らがファイターズが引き当て、鳴り物入りで入団した新人選手です。しかしケガなどで開幕に出遅れ、1軍に昇格してから1本のホームランを打ったもののその後は振るわず、2軍での生活が長引いていました。不調のアルシア選手に代わって再昇格するようなウワサは聞いていたのですけど、まさかこの日に1軍復帰したうえにスタメンで出場するなんて ファイターズの応援スタンドは、大盛り上がりでした。
その清宮君はたつぴと同学年で……… もう息子と同い年のプロ野球選手が出てきているのですね。 ちなみに私と同世代の選手は、すべて引退しております。
今回の地方遠征には、球団のマスコットキャラクターのフレップ(キタキツネ)とポリー(エゾリス)も来ていて、私たちの士気の高揚に一役買っていました。
そして、いよいよ試合が始まりました。 ファイターズの先発投手は、有原航平選手。安定感があり、安心して観ていられるピッチャーです。対するホークスの先発は、東浜巨選手。
しかし、有原投手の立ち上がりは不調で、いきなりヒットを5本も打たれ、3点も取られてしまいました。それでも、ファイターズも負けていません。ヒット2本に相手のエラーもあり、すぐに2点返したのでした。その後有原投手は安定し、2対3のまま5回を迎えました。
ところが、そこで打たれグセが再発し、ホークスの今宮選手がヒットで出塁したあとに、新たな助っ人外国人のグラシアル選手……… なんか、モバゲーを連想させるような名前ですね……… が来日初ホームランを打ち、2対5。 その回の攻撃はさらに続き、中村晃選手が3ランホームランを放ち、2対8に。そんな……… 大改修をして、両翼100m中堅122mの国際規格を満たす広いグラウンドになったのに、ホームランが乱発するなんて。
その後もホークスは攻撃の手を緩めず、7回にはヒットで繋いで2点を追加し、2対10とファイターズを突き放しました。 さすがの有原投手も、これにてお役御免。7回途中までで16安打10失点は、さすがに打たれ過ぎです。 私が今まで観てきたファイターズの試合は、負けたとしても点差は2点以内で、これほどまでに一方的な展開になったことはありませんでした。それでも、彼ばかりを責めてはいけません。これまで彼に助けられた試合はたくさんあったので。
そのような状況でも、損得勘定はヌキにして、目の前の選手に頑張ってもらうために最後まで声援を送るのが、本当のファンです。 7回裏のファイターズの攻撃の前には、ファンたちの手によって、大量のジェット風船が夜空に舞いました。 しかし、その回もテンポよく抑えられ、2アウトランナー無しに。それでも、レアード選手が意地のヒットで出塁し、打順は清宮君に回りました。
しかし、これまでの彼は2打席凡退していて、まだヒットを打っていません。 果たして、この打席は………
清宮君は思いっきり振り抜き、その打球は大きく勢いよく上がっていき、球場を包み込む大歓声によって、それはホームランだとすぐにわかりました。 そうしたら、そのボールはどこに飛んでいったのでしょうか?
………なんて思っていたら、なんと私のほうにぐんぐんぐんぐんと、迫ってくるではありませんか そう、それはまるで3D映画を観ているような大迫力でした。
そのホームランボールは、私の隣の隣、つまりたつぴの隣の方が、持っていたグローブで見事にキャッチ なので、スポーツニュースなどの映像には、私とたつぴも映っていたことでしょう。 それにしても、ライトスタンドの上段付近にまで飛ばすなんて……… そのラッキーな彼にお願いしたら、快く撮影に応じてくれました。
4番打者でベテランの中田翔選手も、負けてはいませんでした。 次の回に彼はソロホームランを打って5対10とし、一矢報いました。
結局、試合はそのまま終了。スコアだけ見るとホークスの圧勝なのですけど、ファイターズは5点も取っているので、攻撃面は文句ナシです。 それよりも、1軍復帰したばかりの清宮君のホームランを臨場感ありありで観ることができたので、満足して帰ることができましたし。 これから彼が、チームの勝利にどのように貢献するのか、楽しみですね。
しかしこの日の試合は長引き、最後まで見届けたおかげで、私たちは浜松駅から先の終電には間に合わなくなってしまいました。そこから最初に乗った駅までは、約20kmもありますよ さあ、どうする?
結局、留守番隊の箔母さんにお願いして、そこまで車で迎えに来てもらいました。 日付はまたいでしまいましたけど、彼女のおかげでなんとか無事に自宅にたどり着き、翌日は通常通りに仕事に行くことができました。
こういう時は、別腹にチョコバットを食べておきたいという方は、こちらに投票してやってください。
6日の未明に、北海道で大きな地震が起こり、報道などで信じられないほどの光景を目にしました。被災された方たちには、お見舞い申し上げます。 私は北海道には3回訪れたことがあり、応援しているプロ野球の球団の北海道日本ハムファイターズが本拠地にしていて、さらにスピッツ仲間も住んでいることから、第⚪の故郷と勝手に思っています。
そんな北海道を応援したくて……… いや、多少ムリヤリではあるのですけど、今回はファイターズネタを持ち出させていただきます。
先月の21日のことになりますけど、その日に我らが静岡県にある県営草薙球場で、ファイターズの主催試合がおこなわれることになりました。 ちなみに、対戦相手は福岡ソフトバンクホークス。毎年このぐらいの時季には、ファイターズは準本拠地ともいうべき東京ドームでの試合が組まれていて、そのうちの1戦は静岡に出張してきてくれるのですよ そのような地方遠征が3年ほど続いているのですけど、いずれも平日のナイターとなっていたので、私は観戦に行くのを諦めていました。 しかし、今年はダメ元で職場にお願いしたら、その試合のある日は早退させてもらえるようになったのです。 言ってみるモンですね~ また、そのあたりは夏休みの真っ只中という、たつぴも一緒に行くことに。
そうと決まったら、今回はプロ球団のホームグラウンドより収容量の少ない地方球場なので、早めにチケットを確保しておかなければ。 この試合の主催者でもある地元紙の静岡新聞は頻繁に試合の広告を出し、地元民にファイターズ熱をあおっていました。 しかし試合の日が近づいても、完売までには至らず……… 静岡県民の皆さん、私たちと一緒にファイターズを盛り立てましょうよ
そして、ついに試合当日となりました。その日は週間天気予報では、雨になるなんて言われていましたけど、直前になって覆りました。 そういえば、たつぴとハム観戦に行くのはいつもドーム球場だったので、露天の地方球場は今回が初めてとなりますね。 草薙球場の最寄り駅の県総合運動場駅からなだれていく人の波は、たぶん私たちと同じ目的地に向かっていくのだと思います。
そういえば私たちにとって草薙球場は、1ヶ月前に高校野球の応援に来たとき以来となりますね。こちらは、戦前には日米野球で沢村栄治選手とベーブ・ルース選手が対決し、近年までパ・リーグの東西対抗戦や巨人阪神OB戦がおこなわれた、伝統の球場でもあります。 まずは、応援スタイルでお約束の記念撮影をしておいて、いよいよスタンドへ
その球場の外には、たくさんの露店が並んでいました。 なかでも球団グッズのお店には、長蛇の列ができていて……… そういえば、この地方でハムグッズを買えるところは、ありませんでした。
その一方で、私とたつぴは食料を調達してから、スタンドに入りました。
ちなみに私たちが確保したのは、外野自由席。やはり私設応援団の近くのほうが鳴り物や大きな球団旗の乱舞などがあってテンションが上がるので、ライトスタンドのやや上段に陣取りました。 その応援団の方たちは、初めてファイターズの応援に来た人のために「『ホームラン ホームラン 』のコールのときには、こうやってメガホンやスティックバットを引き寄せるように動かして………」のように、レクチャーしていました。
草薙球場の外野席は今回が初めてなのですけど、5年前に固定の木製ベンチシートが整備され、私が思っていたよりは立派でした。 ちなみに内野席でグラウンドに張り出している部分は、ウイングシートにございます。年に4~5回ほど、この球場でプロ野球が開催されるとき以外は封鎖されていて、野手にとってはけっこうジャマな位置にあるのですけど、この席のチケットは真っ先に売り切れるのですよ。ちなみにこの日の観客動員数は、16465人でした。
試合が始まるまではまだ時間があるので、先ほど買ってきた焼きそばを食べながら待つことにしましょう。 そうしているうちに、この試合のスタメン(スターティングメンバー)の発表がありました。
「1番ライト淺間大基、2番センター西川遥輝、………」やはりファイターズの主催試合ということもあって、その都度各選手がオーロラビジョンに映し出され、デラックスに紹介されていきました。 そのような中で………
「6番指名打者清宮幸太郎」なんと、清宮君がこの試合に出るというではありませんか
グラウンドには、素振りをする清宮君(背番号21の選手)の姿がありました。 彼は昨秋のドラフト会議で7球団から1位指名され、抽選で我らがファイターズが引き当て、鳴り物入りで入団した新人選手です。しかしケガなどで開幕に出遅れ、1軍に昇格してから1本のホームランを打ったもののその後は振るわず、2軍での生活が長引いていました。不調のアルシア選手に代わって再昇格するようなウワサは聞いていたのですけど、まさかこの日に1軍復帰したうえにスタメンで出場するなんて ファイターズの応援スタンドは、大盛り上がりでした。
その清宮君はたつぴと同学年で……… もう息子と同い年のプロ野球選手が出てきているのですね。 ちなみに私と同世代の選手は、すべて引退しております。
今回の地方遠征には、球団のマスコットキャラクターのフレップ(キタキツネ)とポリー(エゾリス)も来ていて、私たちの士気の高揚に一役買っていました。
そして、いよいよ試合が始まりました。 ファイターズの先発投手は、有原航平選手。安定感があり、安心して観ていられるピッチャーです。対するホークスの先発は、東浜巨選手。
しかし、有原投手の立ち上がりは不調で、いきなりヒットを5本も打たれ、3点も取られてしまいました。それでも、ファイターズも負けていません。ヒット2本に相手のエラーもあり、すぐに2点返したのでした。その後有原投手は安定し、2対3のまま5回を迎えました。
ところが、そこで打たれグセが再発し、ホークスの今宮選手がヒットで出塁したあとに、新たな助っ人外国人のグラシアル選手……… なんか、モバゲーを連想させるような名前ですね……… が来日初ホームランを打ち、2対5。 その回の攻撃はさらに続き、中村晃選手が3ランホームランを放ち、2対8に。そんな……… 大改修をして、両翼100m中堅122mの国際規格を満たす広いグラウンドになったのに、ホームランが乱発するなんて。
その後もホークスは攻撃の手を緩めず、7回にはヒットで繋いで2点を追加し、2対10とファイターズを突き放しました。 さすがの有原投手も、これにてお役御免。7回途中までで16安打10失点は、さすがに打たれ過ぎです。 私が今まで観てきたファイターズの試合は、負けたとしても点差は2点以内で、これほどまでに一方的な展開になったことはありませんでした。それでも、彼ばかりを責めてはいけません。これまで彼に助けられた試合はたくさんあったので。
そのような状況でも、損得勘定はヌキにして、目の前の選手に頑張ってもらうために最後まで声援を送るのが、本当のファンです。 7回裏のファイターズの攻撃の前には、ファンたちの手によって、大量のジェット風船が夜空に舞いました。 しかし、その回もテンポよく抑えられ、2アウトランナー無しに。それでも、レアード選手が意地のヒットで出塁し、打順は清宮君に回りました。
しかし、これまでの彼は2打席凡退していて、まだヒットを打っていません。 果たして、この打席は………
清宮君は思いっきり振り抜き、その打球は大きく勢いよく上がっていき、球場を包み込む大歓声によって、それはホームランだとすぐにわかりました。 そうしたら、そのボールはどこに飛んでいったのでしょうか?
………なんて思っていたら、なんと私のほうにぐんぐんぐんぐんと、迫ってくるではありませんか そう、それはまるで3D映画を観ているような大迫力でした。
そのホームランボールは、私の隣の隣、つまりたつぴの隣の方が、持っていたグローブで見事にキャッチ なので、スポーツニュースなどの映像には、私とたつぴも映っていたことでしょう。 それにしても、ライトスタンドの上段付近にまで飛ばすなんて……… そのラッキーな彼にお願いしたら、快く撮影に応じてくれました。
4番打者でベテランの中田翔選手も、負けてはいませんでした。 次の回に彼はソロホームランを打って5対10とし、一矢報いました。
結局、試合はそのまま終了。スコアだけ見るとホークスの圧勝なのですけど、ファイターズは5点も取っているので、攻撃面は文句ナシです。 それよりも、1軍復帰したばかりの清宮君のホームランを臨場感ありありで観ることができたので、満足して帰ることができましたし。 これから彼が、チームの勝利にどのように貢献するのか、楽しみですね。
しかしこの日の試合は長引き、最後まで見届けたおかげで、私たちは浜松駅から先の終電には間に合わなくなってしまいました。そこから最初に乗った駅までは、約20kmもありますよ さあ、どうする?
結局、留守番隊の箔母さんにお願いして、そこまで車で迎えに来てもらいました。 日付はまたいでしまいましたけど、彼女のおかげでなんとか無事に自宅にたどり着き、翌日は通常通りに仕事に行くことができました。
こういう時は、別腹にチョコバットを食べておきたいという方は、こちらに投票してやってください。