波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

同士と唄うファイターズ讃歌

2015-04-11 01:08:26 | 野球ネタ
こんばんは、白黒茶々です。
「球春到来」ということで、選抜高校野球大会に引き続いて、プロ野球のほうも開幕しました。 白黒茶々家は家族そろって北海道日本ハムファイターズのファンで、今年もその球団の試合観戦をする計画を立てました。しかし、本拠地のほうが遠く離れた北海道で、なかなか易々と行けるようなところではないので、その球団が私たちの最も行きやすいところまで遠征してきたところを狙うようにしています。
ところが、今年からセ・リーグ球団とパ・リーグ球団が相まみえる交流戦の試合が大幅に減らされたこともあって、ウチから最も近いほうにあるナゴヤドームでの日本ハムの試合はありませんでした。 そうしたら、第二希望は京セラドーム大阪ってトコでしょうか? それだったら4月5日に、そこを本拠地とするオリックス・バファローズと対戦する試合があります。しかし、箔母さんは「そんな遠くまで行くのはしんどい」と言うのですよ。ウチの最寄り駅から大阪までは、在来線で4時間ほどかかるので、確かに遠いといえば遠いです。それでも、日本ハムの試合を観に行けるチャンスは年に1、2回しかないので、ここは見逃したくありません。そのようなワケで、今回は私とたつぴだけで行くことにしました。



そしてその当日は、私は日の出前から起き出して、ごそごそと準備を始めました。さらに、その動きを敏感に察して、箔と波がそわそわし出しました。彼らをいつもより早い時間に散歩に連れ出し、ブラッシングをして、餌をあげて……… 「このパターンは♪きっと、おれっちたちを遠くて楽しいところに連れていってくれるに違いないのだ!」と、勝手に盛り上がっているようですけど、すまない。 今回は箔と波はお留守番なのだよ。来週は体が光輝き、道行く人たちに褒めてもらえるようなところ(カインズホームのセルフウォッシュ)に連れていってあげるから、赦しておくれ。 そんな彼らを振り切り、意気揚々と……… いや、後ろ髪を引かれる想いで私たちは自宅をあとにしました。



そして、計画通りに約4時間で大阪に到着。 さらに環状線を乗り継ぎ、京セラドーム大阪の最寄りとなる大正駅に降り立ちました。そこからさらに、いかにも今から野球観戦をするというような人の波に乗って、13分ほど歩いていったら………



京セラドーム大阪が見えてきましたよ 私たちがここに来るのは、1年7ヶ月ぶりとなります。試合開始までまだ2時間近くもあるのですけど、今回は指定席なので先を争ってドーム入りをしなくても大丈夫なのですよ。 なので、その前にグッズショップを廻ったり………



ドームをバックにして、応援スタイルで記念撮影をしたりしました。 それらの儀式が終わったら………



10番ゲートから荷物検査を経て、いよいよ屋内に入りますよ あとは自分達の席を探すだけです。 外野の下段のどこかなのですけど………



なんと、最前列ではありませんか 外野席とはいえ、ここからは選手の姿がよく見えますよ。 そうしたら、まずはグラウンドで試合前の練習をしている選手たちの姿を眺めながら、売店で調達してきたおにぎり弁当や焼き鳥を食べることにしましょう。 なんか、フェンスにへばりついた子供たちが「大谷選手~ 」と叫んでいるようですけど。彼らの視線の先を追っていったら………



いましたよ 二刀流でお馴染みの、大谷翔平選手が。彼は前日の試合に先発したばかりなので、この日の出番はないと思われていたのですけど、外野の守備練習はしておくみたいです。



そんな彼に、子供たちは声援を送り続けていました。 練習中なのであからさまに返事はできないのですけど、大谷君はさりげなく手を上げたり、投球フォームをしかけたり、バックハンドで打球を捕ろうとして惜しくも弾いたり、………と、試合以外のところでも魅せてくれました。



それにしても、私たちや選手の士気を高めてくれる応援団の姿が見当たりませんね。 彼らはまだ来ていないのでしょうか?それに、日本ハムファンの同志の姿もまばらですし。
と、そこに日本ハムのレプリカユニフォームを身に付けたおばちゃんがやって来て「昨日、一昨日と、私は応援に来ているんだけど、いずれの試合も応援団はなぜかこの上にある上段席に行っちゃってるのよね」と言うではありませんか。 そちらの様子を見に行ったら………



切り立った断崖絶壁のような外野上段の自由席に、トランペットなどの鳴り物や、球団旗を持った日本ハムの応援団が陣取っていました。 それだけではなく、多くの日本ハムファンもそこにかたまっていたのですよ。彼らと心を一つにして応援すると楽しくて士気も高まるのですけど、こちらの席からだとグラウンドの選手が米粒ぐらいの大きさにしか見えません。 この試合がオリックスにとっては本拠地での開幕カードで、過去最多の入場者数となったからそこに退いたのでしょうか?せっかくいい席を取れたのに、私たちがこちらに移ったらなんかもったいないような………



結局私たちはもとの席で、応援団の声援を遠くに聞きながら応援することにしました。とかなんとかやっているうちに、オリックスは山崎福也、対する日本ハムは武田勝の先発で、試合が始まりました。 両投手の立ち上がりはまずまずだったのですけど………



2回裏にオリックスは2アウト2塁から坂口がタイムリー(ヒット)を放ち、1点を先制しました。この日、オリックスの選手たちはイベント用の黄金のユニフォームを着用していたのですけど……… 日本ハムのビジター用ユニフォームも黄金なので、こうして見るとかなり紛らわしいです。 ちなみに左はオリックスのペーニャ選手、右は日本ハムの中島選手です。



対する日本ハムは、3回に同点に追い付き、さらに5回には1点勝ち越してからも2アウト満塁とチャンスは続きました。その場面で打席に立ったのは、4番の中田選手。彼の打った球は、勢いなくレフト方向に上がりました。「クソッ、レフトフライか」早々とバットを叩きつけ、悔しがる中田選手。ところが、その打球は意外にも延び、レフトスタンドに飛び込んでいったのです 「うおおぉっ、満塁ホームランだ 」主砲のその一撃によって、日本ハムは試合の主導権を握りました。



それでも、オリックスはまだあきらめるワケにはいきません。 グラウンドでは、イニング変更のインターバルなどに、球団のマスコットキャラクターのバファローブルやバファローベルが盛り上げ役を担ったり………



ラッキーセブンの7回の攻撃前には、球団の公式応援歌を歌い、一斉にジェット風船を飛ばしたりして、士気を高めていました。



その後は、日本ハムの武田勝のあとを谷元、石井、瀬川、鍵谷、矢貫の各投手が受け継ぎ………
ちなみに写真の谷元選手の身長は166mmと、たつぴと5�しか変わらず、球界一小柄なのですよ。 そんな彼らが踏ん張ってくれたおかげで………



7対2で、日本ハムが見事勝利しました。 この喜びを、ハムファンの同志たちと分かち合いたい 試合の結末を見届けたあと、私とたつぴは彼らのいる外野の上段席に駆け上がっていきました。



そうしたら、そこは大いに盛り上がっていましたよ。応援している日本ハムが勝つと、みんなで球団の公式応援歌の「ファイターズ讃歌」を歌ったり、各選手の応援テーマを復唱したりします。



もちろん、私たちも一緒になって、勝利の余韻に浸りましたよ。 ただしこれが負け試合となると、みんなしてそそくさと変身(応援スタイル)を解いて、足早に帰っていくのであります。私たちが前回東京ドームで観た試合がまさにそんな感じで、今回私はその時からのモヤモヤを払拭することができました。 一方のたつぴのほうは、「高校生になって最初に観に行った試合で勝てて、よかった」と言っていましたし。これによって日本ハムは5連勝 まだ始まったばかりとはいえ、パ・リーグでの首位の座をしっかりと守りました。
それから私たちはその応援スタイルのまま帰路に就き、4時間ほどかけて自宅にたどり着きました。



その間、いい子でお留守番していてくれたであろう箔と波には、お土産がありますよ。 この日はオリファンだけではなく、ハムファンもひっくるめた京セラドーム大阪の来場者全員に、「Buffaloes」の球団名の入ったオリジナルマフラータオルが配られました。そいつを波に巻いてあげたのですけど、少しは喜んでもらえたでしょうか?
プロ野球はこれからも、長い戦いが続きます。その間、山あり谷あり波乱ありの展開になると思われるのですけど、秋に日本ハムが頂点に立つことができたら、箔や波にも例のバンザイ をやってもらいます。私の喜びは彼らの喜びに繋がるので、これからもハム球団が飛躍しますように~


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コメント (7)
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