波と狛のつれづれ日記

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昭和な映画「ALWAYS三丁目の夕日‘64」

2012-02-04 00:01:25 | 映画情報
こんばんは、白黒茶々です。
私は、新作チロル以外の目的でもコンビニを利用しています。 そのなかでも、全国各地のセブンイレブンは現在………



このような装いとなっております。 今、公開中の映画「ALWAYS三丁目の夕日‘64」とコラボして、キャンペーンをやっているみたいですね。では、その内容を確認するためにも、中に入ってみることにしましょう



そうしたら、期間限定で映画を彷彿させるような昭和なきなこあげぱんや、あんどーなつが売られていましたよ。 いずれのものも美味しくてどこか懐かしいのですけど、けっこう粉が落ちるので、特に車や部屋の中などで食べるときには、お気をつけくださいませ。



コンビニのほうで作品のアピールをしていて、昭和なパンを食べたからというワケではないのですけど、白黒茶々家はこの「ALWAYS三丁目の夕日‘64」を観に行くことにしました。

ちなみに「ALWAYS三丁目の夕日」とは………
西岸良平さん原作の漫画を映画化したもので、昭和30年代の東京の下町を舞台に、夕日町三丁目に暮らす人々の暖かい交流が描かれています。
主な登場人物とその立ち位置は……… 鈴木則文(堤真一)は鈴木オートを切り盛りしていて、そんな彼を妻のトモエ(薬師丸ひろ子)が支えています。また、彼らにはわんぱく息子の一平(小清水一揮)がいて、さらに集団就職で青森から上京してきた星野六子(堀北真希)も加わりました。
その向かいにある駄菓子屋の茶川商店には、貧乏作家の茶川竜之介(吉岡秀隆)が。彼は飲み屋の石崎ヒロミ(小雪)に一目惚れするのですけど、そんな彼に彼女は引き取り手のない少年の古行淳之介(須賀健太)を押し付けます。
あと、子供たちに恐れられている小児科医の宅間史郎(三浦友和)、世話好きモノ好きなたばこ屋の大田キン(もたいまさこ)、則文の飲み仲間の丸山(マギー)と吉田(温水洋一)、氷屋(ピエール瀧)電気屋(木村祐一)などなど。

第一作となる「三丁目の夕日」は、2005年に公開されました。 そいつは、東京タワーが完成する昭和33年のお話です。その中で、茶川はヒロミに求婚するのですけど、多額の借金を抱えていた彼女は彼のもとから去ります。さらに、淳之介は実の父親の川渕康成(小日向文世)に連れていかれるのですけど、ラストシーンでは茶川のもとに戻ってきます。

第二作の「続三丁目の夕日」は、前作の翌年の昭和34年になります。ちなみに公開されたのは、2007年のこと。淳之介を養っての生活に困窮した茶川は、本気で芥川賞を目指すことに。まわりの応援も受けて傑作が出来上がったものの、あえなく落選。それでも、その作品が載った文芸誌を読んだヒロミは感涙し、再び茶川のもとに戻ってきたのです。



そして、最新作の「ALWAYS三丁目の夕日‘64」。私たちは映画代が1000円となる2月1日に、最寄りのTOHOシネマズに行ってきました。 お目当ての上映は平日の夜ということもあって、映画館はけっこう空いている様子ですね。では、いざ劇場へ



今回の「‘64」は、「続」からさらに5年後の東京オリンピックで日本全体が沸いた昭和39年の東京の夕日町三丁目が舞台となっております。 鈴木オートは六子のあとに見習いのケンジ(染谷将太)が入り、一平は高校生に成長していました。
一方の茶川商店のほうは、やはり淳之介も高校生に。また、茶川は相変わらず少年雑誌の小説を執筆中。 そして、ヒロミは新しい生命をお腹に宿していました。
しかし、茶川よりも新人小説家の緑沼アキラのほうが人気で、編集長の富岡(大森南朋)も頭が痛い。



そのような中、六子は若い医師の菊池孝太郎(森山未來)と出逢い、両者はだんだんといい関係に。 しかし、彼には良からぬウワサが付きまとっていて……… 

さらに今回は茶川の父親の林太郎(米倉斉加年)が初登場するのですけど、いきなり危篤なのですよ。 また、高畑淳子さんは茶川の叔母として、普段とは違うキャラで出演しています。

今回の作品は、成長した登場人物がやがて巣立っていく様子も描かれています。また、日本が戦災から立ち直り、オリンピックも開催されて世の中が上向き傾向にある中で、本当の幸せとは何か考えさせられました。



それから、ここだけの話ですけど、本編の前に流される他の作品の予告編では、「タイタニック」や「スターウォーズ・エピソード1」が3Dとなって近いうちに公開されるようなことを言っていました。 「ALWAYS三丁目の夕日‘64」もその流れに則って3D盤が上映されています。そいつを観れば、捕まえられない飛行機のおもちゃや飛び出す東京タワーなどが観られるのですけど、アナログからまだ抜けきれていない私たちは長時間錯覚のような映像を観続ける自信がないので、今回は2Dのほうにしておきました。



この作品は笑いあり涙ありで、あっという間の175分に感じます。気になる方はぜひとも、劇場まで足を運んでくださいませ~


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コメント (2)
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