波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

またたび奇譚

2007-06-23 00:26:10 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
最近、近くのホームセンターでまたたびの苗を見かけ、思わず買ってしまいました。
またたびとはまたたび科の落葉性の蔓植物のことで、それを猫に与えるととても喜びます。 ではこのまたたびを前にして、ウチの白黒茶(※犬猫のこと)がどのような反応をするのか、さっそく観てみることにしましょう



まずは箔からです。観覧席の皆さんはどうか拍手でお迎えくださいませ。 では箔さん、こちらへどうぞ~



「いきなりおれっちのことを呼び出して、いったい何の用なのだ?ん、この鉢植えは何なのだ? 」
箔さん、ノリがいまいちですね。 たまに犬らしくない一面を見せてくれる彼のことだから、何かをやってくれるものだと期待していたのですけど、今回は思いっ切りただの犬でしたね。 「何の変哲もないただの鉢植えを前にして、言いたい放題言ってからに~、コノヤロ~ 」とやられる前に、次のゲストの方たちを呼ぶことにしましょう。 茶々さん、黒さん、こちらにお願いします。 おおっとその前に、箔さんはどうか会場からお引取りくださいませ。



「うおおぉ、こ、これは………あたしの好きなニオイがするニャア」茶々と黒ちゃはまたたびを見つけると、すぐに真剣になってクンカクンカと匂いをかぎだしました。 彼女らは普段から猫らしくないところがあるのですけど、今回の行動を見るとやっぱり猫だったみたいですね。 とかなんとかやっているうちに、調子に乗ってまたたびの葉っぱを「はむはむ 」やりだしたので、私は彼女らに退場を促しました。 
「庭に植えて実がなったら、ちゃんとあげるでね 」という社交辞令を添えて。

今回のテーマはまたたびということなので、この場を借りて今だから言える昔私がやったまたたび騒動の懺悔をしてしまおうと思います。
今から10年ほど前のことになりますけど、私は浜松にかつてあった松菱百貨店に行きました。 そこでは「世界の猫博」というイベントがおこなわれていて、たくさんの種類の猫たちと触れ合えるようになっていたのです。 その猫たちは私が差し出した手の匂いを嗅いだ途端、いきなりひっくり返ったりゴキゲンになったりしてスタッフの方々を驚かせました。「おいおい、普段はこんな反応したことないのに、いったいどうしちゃったんだ 」
もうお分かりでしょうか。私はポケットの中にまたたびの実を隠し持っていて、さりげなくその匂いを手につけていたのです。 しかし猫博のスタッフの方々は、またたびのカラクリに最後まで気付きませんでした。会場の注意事項に「またたび禁止 」の条項がなかったので、ついついやってしまいました。 私の小さなイタズラをどうかお許しください。 
コメント (8)
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