沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

さよなら2020年

2020年12月31日 | 年末年始

 新型コロナウイルスに翻弄された2020年ももうすぐ終わります。みなさんにとってどのような一年でしたか。下写真は外出自粛要請真っただ中の今年5月にバスから撮影した国際通りです。朝とは言え、ゴーストタウンのような国際通りを初めて見ました。

 歴史の教科書でしか見ることのなかったパンデミック(感染症の世界的大流行)をリアルに体感した一年でした。戦争以外の理由でオリンピックが延期になるなんて誰が想像したでしょうか。オリンピックにならい、春夏の甲子園、沖縄で言うとNAHAマラソンまで各種大型イベントが中止になりました。プロ野球などのプロスポーツもシーズンを短縮するなどしました。前例のない光景を何度も目の当たりにしました。医療関係者の皆さんには頭の下がる思いです。

 国内政治では首相が交代しました。しかし、安倍氏から菅氏へのバトンタッチは、人事権掌握だけに〝全集中〟する政権の単なる継承のように見え、何ら期待はできそうにありません。コロナ対策に至っては献金元への配慮と忖度官僚のパフォーマンス政策だけを重用し、感染拡大を広げる一方です。悲しいことに、うちの会社もまんまこんな感じです。コロナウイルスの拡大ではありません、イエスマンウイルスの拡大です。

 国外アメリカではトランプ大統領を破り、バイデン氏の就任が確実になりました。しかし、40%を超える支持者がトランプ氏に投票していたという事実は、アメリカで表面化し始めた白人至上主義を浮き彫りにするトピックでしたね。こわい、こわい。

 世界経済もリーマンショック以上の不況に直面しました。県内でも旅行会社の大型リストラも行われました。新聞によると正社員の解雇が増えたようです。飲み屋街では閉店が目出ちました。景気持ち直しの傾向だとメディアは報じていますが、経済はそんな簡単に復活するものではないと8郎は考えています。お金の流れがいったん止まった事実は、資金力のない企業や個人には、ボディーブローとなって効いてくるでしょう。国債900兆円という天文学的な借金返済を子孫に押し付けて(経済学的には異説あり)まで、キャッシュを生みまくっているこの国もきっとそうなると思っています。愛息10郎たち世代に、いい世の中を残してあげられるのか、情けないことに自信がありません。

 サラリーマンとして生き、ニュースを見ている限り、暗い話にしか出会いませんね。

 

 そんな8郎の一年を振り返ります。

 昨年末から、なんだか心をザワザワさせていたカンが的中した🎯一年でした。

 今年の冒頭に「いいことか悪いことか分からないが、なにかある2020年」という趣旨の記事を書きました。予言的中、というには語弊があるでしょうが、コロナがパンデミックを起こし、世界中で多くの死者を出し、わたしたちの生活を一変させました。つまりカンは悪い方向で当たったのです。そのほかにも恥ずかしながら、わが会社でも〝創業以来〟とされた不祥事が発生しました。会社中が上へ下への大騒ぎとなり、コロナ不況と合わせて「このまま倒産するのではないか」と心底焦りましたよ(笑)。まさに人生で2度とないだろうというクラスの想定外の出来事でした。

 この2つだけでも、8郎のカンは当たったといえるのではないでしょうか。具体的に何がどう起こるのか? まで当てないと予言的中と言えないのは承知ですが、ただ、個人的に10年に1度くらい訪れるこのザワザワ感は、なんらかの資質?だと思っています。残り少ない人生でも、またこのザワザワ感が訪れるときは、気を引き締めようと思います。その時まで当ブログが続いていたら、みなさんにもお伝えしますね。「今年はなんかあるぞ! それがなにかは分からないが、とにかく気をつけろ」と。(いらない? 笑)

 本音を言うと、そのザワザワ感がいい意味でカタチとなって「中小企業診断士1次試験突破」に結びつくことを期待していたのです。それは、当ブログでご報告してきた通り、残念ながら外れました。こればかりは、事前に模試等で実力不足を思い知らされていたので、素直に受け止めることができましたが・・・。運に頼らずひたすら努力せよ、という試験の神様からのアドバイスでしょうね。そもそも期待という言葉を使っている時点で8郎の負けですから。来年の7月は「やるべきことはやった。もう2次試験対策に着手する」と言い切って試験に臨みます。

 ところで、もし「悪い意味」でカンが当たるとすると、近しい人に不幸が起こるのでは、という最悪の事態を想定していました。幸運なころに、それはありませんでした。心底ほっとしています。そう考えると、カンはいい意味で外れたとも言えるのです。ものは考えようですね。

 スピリチュアル感満載のザワザワ感の話はここまでです(笑)。その他を振り返ります。

 

 今年の頭から、当ブログに登場する愛息10郎にモザイクをかけました。その分、当ブログの存在意義が低下したことは否めません。しかし、プライバシー保護の観点からやらざるを得なかった措置でした。そういう世知辛い世の中になってしまったので仕方ありません。今後も継続します。

 その愛息はうれしいことに野球にハマっています。4年生ながら代表メンバーに名を連ね、打球の速さはすでにほとんどの先輩たちを超えています(早くネット越えホームランが見たいな~)。投げるボールの速さでもナンバーワンになるのは時間の問題だと思っています(あとは制球力とスタミナだね)。5年生になる2021年はエースで4番を狙います! 下写真は今年最後の公式大会での一枚。強烈なファーストライナーに終わったシーンですが、「ボールは叩くのではない。バットの芯で粉砕するんだ」という父の教え通りに歯を食いしばった鬼のような形相でボールに向かっていました。努力を重ねれば、きっといいホームランバッターになるよ!

 ザワザワ感(また出た)が見事に外れた中小企業診断士1次試験ですが、今年も試験後から今日までに計画通りの量を積み上げることはできませんでした。合計588時間と1年あたりでの過去最高を記録しましたが、その6割は直前3カ月で積み上げたもの。試験後の積み重ねはというと情けない限りです。学童野球への参加が一番の原因ですが、8郎の危機感不足もありますね。不穏な世の中を直視して、そこから生まれる不安をエネルギーに変えてでも、勉強机に向かいたいと思います。下写真は朝のバス通勤時に読む要点テキスト。20分は使えます(眠気との戦いですが)。ただし、この細切れ時間の細々とした積み重ねより、やはり土日をまるまるドカンと充てたほうが、間違いなく合格ラインに近づくでしょう。

 いちどぅしヤスーンが天に召されてから12年の年月がたっていました。あっという間の12年でした。その間、天国のヤスーンを無理やり下界に呼び戻す形で仲間たちは集まっていましたが、その形にも潮時が訪れたのです。胸に空いた穴が埋まることはありませんが、始まりがあれば終わりも必ずあることを受け止めなければなりません。先日の忘年会で、ヤスーンをやっと天国に送り出してあげることができました。死してなお、仲間たちに楽しい時間を与えてくれたいちどぅしに心の底から感謝です。

 そんな激動の、そして47年の人生でも間違いなく記憶として残る2020年がそろそろ終わります。不安に苛まれた一年だったからこそ、家族3人で肩寄せ合って過ごせる幸せを噛みしめながら年を越そうと思います。

 なにかあった2020年。いろいろ考えさせられ、勉強になった1年でした。その糧を自分のものにできるかどうかは来年答えが出ることでしょう。

 ブログチェッカーのみなさん、今年も大変お世話になりました。

 くれぐれもコロナにはお気を付けください。

 よいお年を!

 

【追記】大晦日の8郎家の様子を記録しておきます。

 妻が職場で割引チケットをもらっていたので、浦添市内のA&Wへ。おそらく7年ぶり。この外観、SNS映えしますね~。沖縄生まれのファーストフードとしてJefさん同様、頑張ってほしいものです。

 店内から撮影。今年2月で10年目(満9年)を迎える愛車エクストレイルを眺めることができました。2012年感動の納車から9年かぁ。時の流れは早い。走行距離は7万㌔弱。まだまだ健在です! 君の後任なんて考えられないぜ。これからも8郎家をよろしく。

 8郎はベーコンチーズバーガーを注文。もちろん、お代わり自由のルートビアも添えて。

 10郎も人生初のルートビアに挑戦。「チョコが入ってるみたい」との感想。薬の味がする、とはよく聞きますが(笑)。父ちゃんが幼かったころは、憧れの飲み物だったんだよ。

 その後、投げ納め(釣りでなくキャッチボールですよ)をしてこようと宜野湾市民公園に足を運んだのですが、冷たい風雨に50球程度で退散しました。

 

 年越しは家キャンプにしました、と言っても、テント代わりのサンシェードを建てることなく、リビングからソファを撤去し、そこに布団やマットを敷いてぐうたら寝そべるだけの計画です。それだけでも非日常の感じが出ますので。下写真はソファを置いた方の畳み間でアイパッドを見る10郎。意味ないあらに!

 少しでもアウトドア感を出そうと8郎は今年3度目となる、メスティンでの牡蠣飯に挑戦しました。前2回の反省である①味が薄かった、②米が芯まで炊けていなかった、を克服したかったからです。缶詰の牡蠣も従来より小さめのものを選びました。

 しょう油をかなり多めに入れ(おそらく大さじ5杯ほど)、砂糖も初めて投入(これまた大さじ3杯ほど)しました。加熱は固形燃料1個で20分ほどです。ほかの具材はしいたけとニンジンだけです。

 まだ在庫がある固形燃料を使用。

 ふたの重りにはダイビング時のおもりを使用。これ使ったのほぼ10年ぶり! 目的外ですが(笑)

 完成~。味はそれなりに仕上がっていましたよ!(喜)。おいしかったです。長野行きの「あずさ5号」で食べた駅弁ほどではないですが、近づいていました(というより本部町の岸本食堂のジューシーに近かったかな)。

 ただ芯の固さが多少残っていたのが残念。蒸らし時間は取ったので加熱時間の問題だと思われます。固形燃料でなくコンロかバーナーで30分は熱しないといけないですね。でも今回、勉強しました。おいしいお店のおいしいメニューにはかなり砂糖が入っているのだということを!(笑)。牡蠣飯、8郎の鉄板メニューにします。次はさらにしょう油を入れるぞ。あずさ5号の駅弁の色に近づけるためには10杯くらい必要かもしれません(怖)

 そろそろ日が暮れるというころ、テラスで体操をさせていた10郎が虹を発見。

 短かい虹だったけど、よい年を越せました。家族ともコロナにかからず、健康に過ごせた一年でした。健康第一です。おいっちにー。

 以上です!