沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

阿嘉島3連休(下)

2016年08月04日 | 離島物語

 さて、阿嘉島旅行記最終日です。11時45分にはフェリーに乗るので、朝からニシバマビーチへと。カイさんが送ってくれました。カイさんはこの後10時の高速艇で本島に帰るのだとか。忙しいですね! 本当に今回はお世話になりました。ありがとうございました!

 さて、9年ぶりのニシバマビーチは思ったより人が少なく、拍子抜けしました。まぁ、3連休の最終日ですから、そんなものですかね。晴れていましたが、雲が多かったです。おかげで海の色はバーニングブルーではありませんでした。でも十分きれいです。 

 地元のライフセーバーさんから注意点などを聞いたあと、入水。冷たくて気持ちよかったっす。

 波もおだやかで心地いい~。

 小さなアジが点在していました。

 一番うれしかったのはクブシミ(コウイカ)の赤ちゃん(だと思います)を見たことです。8郎も足の届かないところだったのですが、最終日だということもあって10郎も連れていき、見せました。10郎はよくわからなかったみたいですが、クブシミの赤ちゃんは一生懸命サンゴ周辺の海藻を食べていました。わかりますか? 中央の縞模様のやつです。

  母子二人でニシバマビーチを満喫です。

  カタブイするなど大気は不安定でした。

  熱帯魚にはあまり出会えませんでしたが、やはりニシバマは全体的な満足度ではほかの2ビーチより上でしたね。名残惜しいなか、フェリーもあるので1時間ほどで上がりました。

 初めてのシュノーケリングに挑んだ6歳の夏。そして、阿嘉島の3つのビーチを堪能したこの旅行記を10郎は覚えていてくれるかな。水中マスクごしに見た美しい景色をいつまでも覚えていてほしいと思います。 

  せっかくだからと2年前の国立公園指定の記念碑前で記念撮影。10郎の秘技つくり笑顔にも多少の疲労感が。

 迎えの車を待つ間、近くのパーラーでアイスクリームを食べました。無心でほおばる10郎のおまぬけな、そしてあどけない表情がたまらないっす。こういう無邪気な息子をいつかは見られなくなると考えると寂しさを覚えます。子供の成長って早すぎますね。それにしても10郎、平和な世に生まれて、それだけでもぜいたくだね。社会に恩返しする生き方をしていこうな。

  宿のご主人が港へ送ってくれました。「大変お世話になりました」と別れを告げました。11時半にフェリーが到着。

 10郎はなぜか渋い表情。帰りたくないのかな。でもこうみると、日焼けしたせいもあってか、かなりお兄ちゃんになったような気がします。アイスを食べていたちびっことは別人です(笑)。

  10番以内には乗船できたので、座席ではなく、フラットなスペースへとダッシュ。行きの便で苦しんだ妻が「やはり横になったほうがいいような気がする」とのたもうたからです!(笑)。しかし、座間味行きの方々がまだいたのでスペースはせまく、なんとか3人分を確保。妻は2秒で横になりました。少しでも揺れを感じたくなったのでしょうね(笑)。苦手なアウトドアの3日間、おつかれさまでした!

 2時間で泊港に。二人の背中にもつかれが。1200円を惜しまずにタクシーで帰宅しました。

 これにて2泊3日の阿嘉島旅行記は終了です。家族3人、海、人情という沖縄の離島のよさを満喫した3日間でした。

 好天にめぐまれ、夏の日差しも厳しかったですが、どんどんお兄ちゃんになっていく息子の表情が一番まぶしかったっす。

 以上、8郎家、阿嘉島3連休の報告でした。

 


阿嘉島3連休(中)

2016年08月04日 | 離島物語

 阿嘉島旅行記の2日目です。今日も天気がいい~。

 朝食を前に集落内を散歩することに。 かーかーは洗濯です。

 集落内には石敢當がいたるところにあったので、10郎に説明しました。「幽霊が入ってこないようにだよ」。すると10郎は「おれたちのお家にもつけほうがいいんじゃない?」(笑)。マンションだから無理だなー。 

 ブロック塀にハイビスカス。これぞ、8郎が幼きころにあたりまえのようにあった光景です。育った浦添もこんな感じでした。阿嘉島にはまだ残っていますね。住民はヤマトンチュばかりが増えているようですが。いつまでもなくなってほしくないなー。

 海岸ではサバニを発見。

 民宿に戻ると大きなヤドカリが。こわごわとさわる10郎。本人は「怖いんじゃないよ。気持ちが悪いんだよ」と主張していました。ぷっ。

  朝食です! ポーク卵です。十分おいしゅうございました。 

  さ、旅行日程メーンの今日は、阿嘉の海を満喫する日です。カイさんに阿嘉ビーチへと送ってもらいました。ここはウミガメ遭遇率100%というので、10郎にぜひ見せてあげたいと最初のビーチに選択しました。宿から歩いて5分ですが灼熱の太陽のため送迎しているようです。10郎も人生初のシュノーケリングに挑戦です。

 カイさんが貸してくれてパラソルを設置。これがなければ、まさに灼熱地獄です。観光客は当初は10数人といったところから、最終的には30人くらいになりました。

  10郎には、水が入ってきたときの対処の仕方などレクチャーしました。すぐにできるとは到底思えませんが念のため。いざ、海の中へ。ざぶん!

  父8郎がとりたかった写真がこれです! 題して「10郎、熱帯魚に会う」です。しっかりとベラ(正式和名はミツボシキュウセンだとか)を見つめています。

 そのあとは、やはり恐怖感もあったのか、父の背中に背後霊のようにしがみつきます(笑)。でもスノーケルはうまく使いこなしていました。

 しばらく遊んでから、顔を出すとご覧のように鼻がマスクから出ていました。「本人は大丈夫」だと言っていましたが。子供はちゃんと見ていないと危険ですね。上の写真でお分かりのように何度かマスクを変えました。でも、子供用マスクがなかったのですが、父に似て顔のでかい息子なので以外に大人用でもはまっていました(笑)。

  ウミガメは残念ながら見せてあげることはできませんでした。浜から数十メートルまで出ると見れたようですが、さすがに10郎を連れてはいけません。次回の旅のテーマだね、10郎!

 民宿に戻りました。ここはホテルでいうフロアのような場所。1泊目は本島南部から釣りに来ていたウチナンチュ集団が酒盛りで盛り上がっていましたなぁ。

 奥には次のようなパネルが。ジャック・マイヨールが宿泊したのでしょうか。宿主に聞くのを忘れました。

  ランチは近くのパーラーへ。宿から歩いて20秒です。 

  沖縄そばを注文。麺はのびていましたが、三枚肉は泡盛の香が強めで8郎的にはおいしゅうございました。汁のだしもまあまあよかったです。こわもての大将が印象的なパーラーでした(笑)。

  そばでパワーをつけた午後は、島の秘境ビーチとされるクシバルビーチへと。島の北西に位置します。もちろん無人ビーチです。ここは自転車でもまず無理な距離なので、またまたカイさんにワンボックスで送ってもらいます。 同じ宿のカップル(テントに泊まった方々)も一緒です。起伏の激しい山道なので、アウトドア感もあって楽しかったです。たまに海が見えるのですが、これまた絶景。

  20分ほど揺られると、車窓ごしについにクシバルビーチです。

  着いたぞー。秘境といわれるだけあって、整備感はゼロ。岩ごろごろです。もちろんシャワー、トイレなどありません。

  干潮でした。ごらんのように透明度は抜群。人工ビーチではありえませんね。 

  浅瀬で家族3人ショット! 足が着くどころか、8郎のでっぱらも着くくらいの水深です(笑)。

  おじさんもぷかぷか浮かびながら、秘境ビーチを1時間弱堪能しました。

  1時間ほど遊んで、またカイさんに迎えに来てもらい、宿に帰りました。宿の屋上には例のテントです。面白い光景ですね。

 シャワーを浴びたものの、夕飯までは時間があるので、また集落散歩へと。こわもて大将のパーラーでかき氷を食べようと向かったのですが、営業は午後3時までだとか(!)。仕方なく、近くのスーパーで酎ハイやらアイスやらを買って、パーラーに戻り、外付けのテーブルで一休み。 

  妻の職場の忘年会で2年連続1等賞を当てるくらいの強運の持ち主であるわれらが10郎。今回もアイスの棒には当たりのしるしが! あんた、すごいね。今度は宝くじを買って来いよ! 売店のおばちゃんは快くもう一本くれました。

  午後6時になってもこの青空です。

  かーかーを宿に残し、父子で再び釣りへと。今度は港に近い場所です。またビールを持っていきました。

 売店でオキアミを買ったので、前日よりは釣果を期待したのですが、まずはチョウチョウウオ。10郎は喜びましたが、写真をとってすぐリリース。 

  その後も小さなトカジャーばかり。でも引きが強くて楽しかったっす。

 そんなこんなで二人で雑魚釣りを楽しんでいると、竿を片手にライフジャケットを着た若い女性が一人、8郎らの近くまで来て、ルアーを数分やり当たりがないとわかると10郎に軽く笑みを投げかけて去っていきました。あの女性は一体?(笑)。島ならではの出来事といえば言えるのでしょうか。阿嘉島とはいえ、女性が一人でルアーしながら島を歩いているとは…。最近の女性のアクティビティ感覚はおじさんにはわかりませんっ。本人の自由なので別にいいのですが(笑)。見た目はヤマトンチュでした。

  さて宿に戻ると夕食。今宵はゴーヤーチャンプルーです。 ミミガーもありました。もちろん完食。8郎は、隣に座った男性ダイビング客といろいろ話をしました。一人旅の彼は伊平屋でも潜ったことのあるつわものでした。沖縄の島はだいたい潜ったのだとか。うらやましー。8郎も来年こそはギンガメアジの大群を見に行くぞー。

 夕飯を終え、19時すぎに宿を出発。もちろん、今回の旅の目的のひとつであるヒズシビーチからのサンセットを拝むためです。昨日の星空がいまいちだったので、夕日くらいは! と意気込みましたが、空には広い雲が(泣)。しかも、ヒズシビーチのことを聞くと、宿の人や売店の人もあまりよくはいいません。「最近は木が茂って入口がわかりにくいよ」とか「帰り道は暗くて危険だよ」の言葉ばかり。8郎が一人感動した9年前のヒズシビーチからすっかり変わったのでしょうか。家族もつれているので、周りのおすすめ通りに集落からほど近い天城展望台へと向かうことに。

 集落内をキジムナーのように走り回る10郎。そんなに楽しいのかい?(笑)  君がいると、父と母はどこでもパラダイスです。

 展望台に到着。二十人くらいの観光客が集まっていましたが、残念なことに西の空は曇っていました。柵にぶら下がる10郎の小さな背中にも郷愁が漂います。

 

 

 結局、夕日は完全な姿を見せませんでした。愛機D300が撮った中で一番の絵がこれです(泣)。重いのを我慢して持ってきたというのに、今回はほとんど活躍する機会がありませんでした!(泣)

 また集落を散歩しながら宿へ。途中でおっされーなバーが。入りたくなった8郎ですが、妻子持ちだけに、だまって宿へ。だまって宿へー。

  屋上では希望者たちのバーベキューが開かれていましたが、8郎家はつかれていたので、床へ入りました。

 明日は最終日。せっかくだから、阿嘉島の王道ニシバマビーチに行こうと決めました。 


阿嘉島3連休(上)

2016年07月18日 | 離島物語

 阿嘉島で3連休を過ごしてまいりました! もちろん家族3人です。

 しかし、今回の旅はぎりぎりまで実行するかどうか迷いに迷いました。そもそも計画を立てるのが遅れていたので、フェリーも午後の便しか取れず、1泊では島を満喫することは不可能だったからです。さらに宿に至ってはほとんど満室状態でした(当然ですね)。ほぼ断念しかけていた中、幸運にも(?)8郎たちの予約日程を8月と間違えて受け付けてくれた宿主さんが「うちの間違いで受け付けてしまいました。実際は満室なんですがなんとか一部屋用意しますのでぜひお越しください」とのこと! これは行くしかないと決行しました。気象庁の週間天気予報でずっと晴天だったのも強く後押ししてくれました。8郎が9年前にダイビング一人旅で見た阿嘉島の美しい夕日と満点の星空を妻と10郎に見せてあげることができる!と期待に胸が膨らみました。

 以下、2泊3日の旅をご報告いたします。写真が多いので3本立ての長編となりますのでおひまなときにお読みください。

  ◆    ◆    ◆    ◆    ◆

 船にめっぽう弱い妻のためにフェリーでは座席を確保しようと早めに泊港に到着。しかし早すぎたので、とまりん2階のカフェでランチを取りました。10郎とともに、はやくフェリー来ないかなぁーと窓越しに港を眺めながら。

 8郎は石垣牛ハンバーガー(830円)を注文。おいしゅうございました。

 青空の下、汽笛を響かせ、ついにフェリーが到着。

 最近お気に入りの袖なし(幼稚園の男子ではやっているのだとか)を着た10郎もご機嫌。かーかーセレクションのパナマ帽もかぶり気分は「ONE PEACE」です。

 船内は思っていたより、混んでいませんでした。ゆうゆう3人分の座席をゲッツ!

 早速、魚肉ソーセージにかぶりつく愛息。おいおい、それは夜釣り用のえさだぞ!

 座席を確保したものの妻は出港後30分で「気分が悪い」とこのありさま(泣)。

 そんな妻を横目に旦那は冷たいビールで一人乾杯。うまい!

 気が付くと10郎も爆睡。

 しかし10郎は5分で起きると(驚)「船の中を冒険したい」と父をせかします(笑)。揺れる船内を歩き、屋上デッキに出てみました。途中でほかの乗船客の吐しゃ物がありました。苦しんでいたのは妻だけはなかったようです。屋上デッキは日差しがかなり強いものの海風が気持ちよかったす。外国人もかなりもいました(欧米系が多く中国人は想定したより少なめでした)。それにしても、いまさらながらアングロサクソン系は男女とも背が高くてかっこいいですね。みんなモデルみたいでした。8郎があの洋服を着たら絶対似合わないだろうと思うものでも、彼らが着ればいつでもファッション雑誌のスチールで使えそうです。そりゃ、人類は歴史的必然的に白人優位主義になってしまいますわなぁと、8郎なりのおそまつな人類学に浸ってしまったものです。10郎、ミルクとタンパク質をたくさんとって、あいつらに負けない体をつくれよ! 鼻ぺちゃさんなところはどうしても勝てないけどね(笑)。そんな南方系モンゴロイド(当たってる?)のひがみ根性はさておき、出港2時間を前に渡嘉敷島が見えてきました。

 10郎もうきうき。「降りたくない」といいましたが、トイレもあるので無理やりおりました。またオシッコ漏らすぞー。

 座間味を経由して、午後5時前に阿嘉港に到着。阿嘉島はポン先生と釣りに来て以来、2年ぶりでした。

 民宿からカイさんというにーせー(青年)が迎えに来てくれました。このカイさんは、実は観光で阿嘉島に来て、この民宿の主さんと知り合いになり、シーズンになるとヘルプに入る助っ人ということでした(※このカイさんのおかげで8郎家は3日間で3つのビーチを回ることができたのです!感謝)。早速、徒歩3分の宿へ(送迎する必要ある?)。

 利用したのは民宿さくばる。ネット上での口コミもよく、なんといっても満室なのに受け入れてくれた、8郎家にとっては、まさに神の宿です! ごらんのように絵に描いたように島の民宿でした。ご夫婦で経営しているのだそう。8郎家を含めて20人ほどが泊まっていました。

  案内された部屋は古めの畳間。8郎はこういうところ大好きです。クーラーさえあれば。

  クーラーはありましたが、なんとコイン式。といっても100円を繰り返し使えるので、ほほ無料ですね。しかし、1時間で切れるので、寝ている間に何度も起きることになりました。 

  屋上にあがってみました。電線が気になりますが、海が見えるポジションです。希望者が多ければプラス料金で夜バーベキューをするようです。楽しげ~。

 さすがにこの時間から泳ごうとまでは思いません。夕飯まで時間があるので、散歩にでかけました。島名物のケラマジカが描かれたマンホールのふたを見つけ、なぜかウルトラマンの悪役べリアルのポーズをとる10郎です。さらになぜか手には拾った石ころが。

 港に入ってきたときに誰もが目につく阿嘉大橋へと向かいました。らせん階段を登り切って橋の上から見る海は絶景でした。伊平屋の野甫大橋ほどではありませんがね。飛び込みたいっ。釣りがしたいっ。

  橋を降りると、誰も遊んでいない公園がありました。夕飯の時間が迫っているのですが、10郎は「ここで遊ぶ」と聞きません。離島に来てまで公園か!?(笑)。しかし、フェリーの2時間でかなりストレスもたまっていたはずなので、遊ばせてあげました。うんていで汗を流す元気者です。

  たくさん汗を流したあと10郎は、また石ころ拾いに汗を流します(おいおい金はらって離島旅行してるんやでぇ)。この前、かーかーの「大事なものはなんですか?」との質問に10郎が「1番がお母さん、2番が友達、3番が石、お父さんは4番目」と答えたのは、今や8郎家の伝説です。8郎はベスト3に入らなかったことより、石ころに負けた衝撃が大きかったっす。 

  映画「マリリンに会いたい」で有名になったシロの像の前で記念撮影です。座間味島のマリリンに会うために海を渡るなんて、シロの情熱には8郎でなくとも映画化を考えますよ。主題歌の「コバルトの彼方に」は今でも8郎の夏うたベスト10の常連です。コラァ、飛鳥~。あの美しい名曲をつくった心を思い出せ~! もう遅いか・・・。そんな 父の心を知ってか知らずか、10郎は最近得意のつくり笑顔です。今回のブログでもすでに2回登場していますね。撮影が終わると、怖いくらいの真顔に戻ります(笑)。ま、それをみて父と母は笑っているんだけどね。

 女性観光客3人衆がなにやら騒いでいるので見に行ってみると、なんと、島の名物ケラマジカが2頭歩いているではありませんか。カップルでしょうか。港にも普通にやってくるんですね。10郎にいいものを見せてあげることができました。

  次写真は別の民宿「辰登城(たつのじょう)」の1階にあるスーパーです。ここには日用品から、お酒、釣りのえさ、蛍光灯まで売っています。離島とはいえ、コンビニなれした都会っ子にはとても便利です。ダイビングスタッフらしき女性が店番を交代でやっていました。

  さて民宿に戻るとお楽しみの夕食です。食堂にはサインがずらりと飾ってありました。よく見ると、「マリリンに会いたい」で主役をつとめた安田成美のサインが二つありました。色紙には書いた年月日も記されているのですが、2枚には1か月の差しかありません。ロケ入り前とロケ後に書いたのでしょうか。それにしても2回も書いてあげるなんて、安田成美さんはきれいなだけでなく優しい人だったのでしょうね。そりゃ、ノリさんもほれるわなー。

 夕食は、とんかつに刺身、しぶいの煮つけにもずく、さらには沖縄そばと。沖縄の定番、かつ8郎好みのメニューでした。43歳、お代わりをしてしまいました。

 腹ごしらえをしたあとは、10郎と初の離島釣りへと。もちろん安全を期して近くの港です。旅行前に1200円で買ったライフジャケットも着せました。えさはもちろん魚肉ソーセージです。さすがに離島まで来てオキアミ臭くはなりたくありませんので。

  中潮で月も明るく。ケミホタルと月のツーショットです。

 さすが離島の海です。餌を投げ入れると10秒でかかります。しかし、8郎のてーげー仕掛けでは、雑魚の代表格ともいえるオヤビッチャが続々と釣れるだけです。一度だけ、竿が180度くらいカーブする引きがありましたが、針ごと糸を切られました。引きが速いというより重かったのでイラブチャーだったのかな。それでも1時間弱、二人でわいわい楽しみました。釣ったものはすべてリリース(そんなかっこつけていうことでもありませんが)して、20時に民宿に戻りました。

  宿に帰ると、オーナーさんに屋上で風に当たるよう勧められました。家族3人、星空も見ようと屋上へ上がりました。すると真っ暗な中、オーナーご夫婦とヘルプのカイさん、ほかの宿泊客4人が軽い宴会を開いているではありませんか。8郎家も混ざり、いろんな話をしました。そのうちの一組の男女はなんと、この屋上にテントをはって泊まっているんだとか(!)。もしかして8郎家のためにオーナーから頼まれ部屋を出たのかとも思いながらあえて聞きませんでした・・・。みなさんヤマトンチュでしたが、いい人たちで、阿嘉だけでなく慶良間諸島のことをよく知っていましたね。ウチナンチュももっと自分の生まれ島を愛さなければ、そして勉強しなければとつくづく痛感しました。

 8郎も一人旅だったら朝まで付き合ったでしょうが、10郎があくびをしだしたので、中座しました。

 写真は星空撮影のためにわざわざ持ってきた愛機D300で撮影。というより設定途中でいたずらした10郎の撮影といえるでしょう(笑)。残念ながら今回の旅で満点の星空を見ることはできませんでした。10郎、来年のテーマだぜ!

  夜は1時間ごとに切れるクーラーのため、なかなかぐっすりとはいきませんでしたが、久々の島旅行の余韻にひたりながら、家族3人川の字になって眠りました。

 さて、翌日はカイさんの送迎で阿嘉島名物のビーチを巡ってきます。ウミガメが100%見れるという阿嘉ビーチにも行きます。なるはやで更新いたしますのでこうご期待!


1年越しの神の島

2016年01月27日 | 離島物語

 先日、業務で久高島に行ってきました。1年ぶりです。波は比較的おだやかでした。が、寒波の影響でめっちゃ寒かったっす。

  島に着くとあいにくの曇り空でしたが、開放感あふれる景色でした。

  ツワブキの花も満開。

  神事イザイホーなどが行われる御獄の前で。立ち入り禁止の看板がありましたが、もちろん警備員などいないので、一部の不謹慎な観光客たちは入っているのではないでしょうか。

  宿泊交流館にも立ち寄ってみました。

  1階にはプチ博物館があるのですが、なんと2001年に来島した秋篠宮夫妻を記念してか、おそらく二人が座ったであろうゴザの座布団が飾られていました。久高島の神様と天皇一家とは関係があるのでしょうか? 考えるとややこしいのでやめときます。関係ないし。

  業務を終えてフェリーで本島に帰り、安座間港近くにある食堂「うみのそば」で、うみのそば定食を。温かいスープが胃にしみました。普通においしゅうございました。

  以上、1年越しの神の島訪問記でした。簡単ですいません。

 

 さて、愛息10郎、ついに空手大会にデビューしました! R流の全県大会です。開会式には世界の佐久本大先生も駆けつけてくれました。

 幼稚園以下の部に出場し、見事、一回戦を突破(緊張した演舞をみたときは負けたと思いましたが)。しかし、2回戦であっけなく敗退。いい経験になったね! 早く黄色帯になることを願って、えいやっ。

 先日、観測史上初の雪(みぞれ)が降った沖縄ですが、寒波もすぎ、最高気温は20度を超えるようになっています。ムーチービーサもこれからですが、早く暖かくなるといいですね。


日帰り神の島

2015年02月25日 | 離島物語

 先日、機会があって、南城市の知念岬とその沖合いに浮かぶ「神の島」久高島を、2日かけて回ってきました。大した話題もないのですが、天候に恵まれたので、写真でご報告いたします。

 知念岬公園です。考えてみたら足を運ぶのは初めてでした。2月の冷たい風が気持ちよかったです。初日の出もとてもきれいでしょうね。下に続く階段があり、降りれば広場があります。

 知念岬の入り口には、道の駅的な新しい施設が出来ていました。おそらく3セクだと思いますが。せっかくだからと一人2階のカフェに入りました。午前9時半だったので、客はおらず。当然ランチもまだというので揚げサンドセットを注文。眺めが最高です。外の席もあるので、今度家族で来ようっと。写真奥に見える建物は宿泊施設「サンライズ知念」。10数年前に、まだ元気だったテルおばぁをドライブで連れてきたことを思い出しました。「ドライブしてコーヒーが飲みたい」と言っていたからなぁ。ときが経つのは早い。

 外にも席があり、涼しげでした。

 翌日には高速船に乗って久高島に。10年ほど前に妻とデートで来て以来です。島も海も変わらずきれいでした。

 写真は島中央の東に位置する「イシキ浜」。夏はもっときれいでしょうね。ここから拝む朝日が最高だろうなぁ。

 ここで、久高島がどういう島か、NPO法人久高島振興会のHPから転載します。

 

 久高島は沖縄本島東海上に浮かぶ周囲8キロの小さな島、人口は270名程度で、その多くは高齢者です。スーパーもコンビニも床屋も娯楽施設もありません。土地は神様からお借りしているものと考え、私有するものではありません。島の北部、集落の外は聖域として守られた「誰のもの」でもない、広くて深い空間です。
 12年に一度行われる名高き祭祀「イザイホー」は1978年以降行われていませんが、島をあげての旧正月や八月マティー、琉球開闢や五穀発祥にまつわる祭祀など数多くの年中行事が今でも行われています。
 島のおばー達の一日は、天、地、海への感謝から始まります。神様、ご先祖様がいつも守ってくれていると信じているからこそ厳しい自然の中でも謙虚さと感謝の心を忘れずに生きてきたのです。

 

 ということです。守るべきものを守っている島、といえるのでしょうか。

 島の北端にある「カベール岬。海の向こうに見えるは沖縄本島中部の平安座島でしょうか。観光客の姿もチラホラ。

 釣りをしている人の姿も。島の人に聞くと、タマンがよく釣れ、GWにはズラリと竿が並ぶそうです。いつか10郎と来てみようっと。

 意外にもダイビングもやっているのだとか。次回ダイブの候補地としても面白いかもしれません。

 さきほどのNPO久高島振興会が作っている島弁当。ゲットウの葉で包んでいるのが粋ですね。とってもおいしゅうございました。

 いろんな島を回ってきましたが、過疎化に悩む事情はどこも同じです。ただ、この島では、無くしたくない「古きよき沖縄」を肌で感じることができました。そう感じたのは伊平屋以来かな。具体的にどうこうは言えませんが、ふと、あ、懐かしいっていう感情が沸き起こるのです。少年時代に目にした、肌に感じたものに遭遇する感動のようなものです。沖縄に生まれ育ったものしか分からない感覚でしょうね。それが今も残っている理由は、あくまで8郎の個人的意見ですが、本土の移住者が少ないということだと思います。本土の人が触ったものっていうのは何となく分かりますからね。さきほどのNPOからの引用文にもありましたが、島全体が総有地で、本土からの移住が困難なのででしょう。本土の人の知恵を借りた活性化策ももちろん大切ですが、それと引き換えに無くすものもいっぱいあるということを忘れたくないものです。

 

 以上、髪のない8郎の神の島日帰り散策でした。

 

 ・・・・・・・・・・・。笑うとこ、笑うとこ。

 

 本島に帰り、浦添市内を走っていると、パトカー数台が止まっていました。騒然としていたので、とりあえず車窓ごしに撮影。帰宅後、ニュースをみると、バイクで信号待ちの60代男性がいきなり首を刺されたのだとか。犯人は間もなく捕まったそうですが恐ろしいことです。本部町でもお年寄りが刺殺される事件もありました。こちらは犯人はまだ捕まっていません。

 沖縄も病んできたものですね。守るべきものを守ってこなかったということなのでしょうか。

  明日は(というかすでに今日)は、終日カフェで宅建の勉強をしてきたいと思います。新しい部署への着任まであと数日。早く夜行性の生活スタイルから脱しなければ!


与那国ひとり旅 番外編

2015年01月31日 | 離島物語

  2日目のダイビングが終わったのは午後4時すぎでした。予定より早かったので、夕暮れまでの時間に島の観光名所を回ってみようと決断しました。8年前、できなかったからです。ホテルのフロントを通じてレンタルショップから原付バイクを借りることに。愛想のよい女性(おそらく店主の奥さん。本土出身の方のような気がしました)が送迎してくれました。

 2千円を前払い。41歳、数年ぶりに原付にまたがりました。いえい。

  ショップの奥さんが「ぜひティンダハナタからの眺めを楽しんでください」と勧めるので行ってみました。与那国らしい切り立った岸壁に遊歩道が敷かれており、しばらく歩くと、祖納集落とナンタ浜を見下ろす絶景が待っていました。

  のどかでビューリホー。

  しかし、8郎の最大目的は何といっても、日本最西端の碑です。せっかく与那国まで来たからには西の果てを目指さなければなりませぬ! 耳の奥でペットショップボーイズの「Go West」が鳴り響きました。地図を手にバイクをフルスロットル走らせます。日本で一番遅い夕陽といっても、今は1月、6時半には沈みます。さらに遠くに雨雲も見えてきました。急げ、8郎。

 途中で、与那国馬石垣牛の群れに遭遇。パチリ。このあと牛がめっちゃにらんできたので、怖くなったので退散。

  しかし、東崎に向かう途中で道に迷ってしまいました。標識と標識の間隔が広いので、道なりをどこまで信じていいのか分からないのです。気がつけば宇良部岳という標識が目の前に。地図で確認すると、島の中央よりで、コースは北側に大きくずれているではありませんか。正しいコースに戻るのに十数分を無駄に。くっそ~。東崎と軍艦岩を断念しました。

 バイクを飛ばしに飛ばして、与那国を代表する有名スポット「立神岩」展望台に到着しました。人っ子一人いませんでしたが、目の前の絶景に感動。わおー、雑誌やパンフレットでよく目にする光景だー。奇岩の多い与那国でも際立った存在感の岩ですね。一番奥の絶壁の向こうは2時間ほど前に潜っていた海底遺跡ポイントになります。

  展望台から東南を見ると雨雲が! やばい、急げ。

 

  起伏の多い道を走っている間にもポツリポツリと小雨が。途中で大きな馬3匹に囲まれたりしました(焦りました)。

  「Dr.コトーの診療所」に着くころには、意外にも夕陽が強くなってきました。これは一体?ヤスーンがもたらした第二の奇跡か? 入ろうとしたのですが、診療所の前の立看板に入場料300円と書いてあったので断念。まあ、コトーのドラマや漫画を見たわけでもないので特に感情移入もできず、そそくさと退散しました。

 そうそう、診療所近くで迷った時に、地元のおばあが丁寧に教えてくれました。ありがとうねー。

  さ、最西端の碑まで、アクセル全開。夕陽よ続いてくれー。

 そして、午後6時。ついに到着しました。日本最西端の碑、正真正銘の西のハテです。碑の後方には、力強い夕陽がありました。 

  8年前に妻と石垣島の御願崎で見たダイナミックな夕陽に次ぐ美しさでした。 

   残念ながら、台湾は見えませんでした。レンタルショップの奥さんも「地元の人でも年に数回しかチャンスがない」と言うくらいですから、そもそも無理難題だったのでしょう。 

  ショップには6時過ぎには戻る約束をしていたので、久部良バリも断念して、祖納に向かいました。一応、8年前に訪れたナンタ浜もチラ見。あまりに工事が進みコンクリートに囲まれていたので、なんだか悲しかったなー。 

  以上が、わずか1時間半の与那国ツーリングの旅でした。でも、回って見ただけでもよかったです。今後の人生で三度来るかどうか分かりませんからね。 

 そして翌日午前11時半の便に搭乗。島を発ちました。さらば、国境の島、与那国(写真左)。楽しかった!ありがとう。

  地域振興にも一役買おうと、お土産もこれだけ買いました。妻あてに買ったレトルトの与那国ビーフカレーはレンジでもチンできる優れものなのですが、味は泡盛が強くて好き嫌いがはっきりしそうですね。名酒「どなん」はお世話になった先輩に。長命草を使ったお菓子は職場用です。

  これにて、与那国ひとり旅はすべて終了です。長らくお付き合いいただきありがというございました。

 みなさんも機会があれば、ぜひ西のハテの島に足を運んでみてください。他の島では味わえないパワーを感じると思いますよー。


光と風の島旅

2008年11月30日 | 離島物語

  29日、またしても伊是名島に行ってきました(何回行くねん)。今回は業務ではなく、ほぼプライベートです。妻も伊是名初体験してきました。下写真はフェリーいぜなから見た太陽。神々しい七色の光を降らせていました。Photo_4

 目的は「しまあかり」。島の地域活性化グループが立ち上げた今年で二回目のイベントです。島に千個のロウソク行灯(あんどん)を設置し、柔らかい光が幻想的にライトアップ。中心となる国指定重要文化財の銘苅(めかる)家住宅(下写真)ではライブも行われました。もちろんライブは撮影禁止どえす。

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 県内のアコースティックデュオがライブし盛り上げました。が、昨年のJimama(ハチローは見ていませんが)の方がよかったかもしれません。彼女の「でいご」は伊是名の夕暮れ時にぴったりですからねー。

 夜風を浴びて体が冷えたので、夕飯は「福寿し」へ。業務出張のさいは必ず打ち上げの場となる海鮮居酒屋です。鍋焼きうどんなどを注文しました(下写真左)。おいしかったすぅ。

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 しかしこの店、看板にはレストランと表記してあります。島の七不思議の一つかもしれません…。 

 翌日はレンタカーを借りて、島めぐり。ハチローも初体験の展望台に登りました(下写真)。前日の船酔いに苦しんだ妻は多少おつかれモードですなぁ(笑)。ちょっぴり冷たい、でも心地よい風が吹いていました。思わずテーブルの上でうたた寝をしたハチローです。 Photo_2

 伊是名はまさしく風の島でした。

 下写真は島唯一の給油所から港へ向かう途中に見かけた秋冬の渡り鳥ミサゴ。電柱から飛び立つSCENEです。かっちょいいっすねぇー。

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 おそらく、今年最後の伊是名島。一泊二日の短い旅でしたが、楽しめました。離島はやはりいいものですなぁ。

 さて、今日で十一月も終わり。師走を前に、相変わらず細々とした業務をかかえるハチロー。明日は一応休みですが、家の机でちまちまとやることになりそうでーす(泣)。


島は秋色

2008年11月16日 | 離島物語

 暑さが続く沖縄ですが、目の前に広がる風景は次第にの気配。ススキも目立ってきました。本部町瀬底島での風景です。

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 瀬底島に寄った際に、妻と二人、人気の「fuu cafe」に立ち寄りました。ネパールカレーやんばる島豚のとんとろ丼(ともに1300円)を注文(下写真)。非常に、非常においしゅうございました。カレーは3種類のルーが味わえ、とんとろ丼のお肉は「柔」の一言につきました。

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 水瓶のへりには、メジロが三羽集まり、タイミングを見計らっては、水浴びを繰り返す光景が。のどかですなぁ。

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 のどかな雰囲気にいやされ、おいしい料理を食べてみたい方は、こちらをご参考に。

「fuu cafe」について

 さて先日、またしても(笑)伊平屋島への離島出張に行ってまいりました。ちょうど「伊平屋ムーンライトマラソン」なるもが開催中。

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 月明かりの下、フルマラソン、ハーフマラソンを走るという全国でも珍しいイベンPhoto_6トだとか。島民あげての応援の中、ほぼ満月に照らされた薄明かりのコースをひた走るランナーを見て、うらやましくもあったハチローです。完走するのは大変でしょうが、みなさん楽しそうでした。

 ゴール後は、ふれあいパーティーなるもので深夜まで盛り上がったらしく、ハチローらの民宿までコピーバンドの大音響が聞こえてきました。午前零時を過ぎたあたりによようやく止みました。42キロを走ったあとに、どんだけの体力が残っているのでしょう。

 ハチローも同僚らと深夜3時まで、居酒屋で飲み明かしました。それにしても離島で飲む酒はうまいなぁ。

 下写真は、明け方、民宿の窓から見た光景。なかなかハワイアンです。正しくはイヘヤンというべきか…。どうでもいいですが(笑)、心洗われる思いがしました。Photo_7

 

 気付けば、11月も後半に。年末に向けて体調を整え、ラストスパートの準備です。皆さんも風邪、インフルエンザに気をつけましょう。 


こういう時期もあります

2008年06月15日 | 離島物語

 この一週間、忙しかったですなぁ。ブログも久々に10日もさぼってしまいました。これといっPhoto_4 て重大任務があったわけではないのですが、雑務に忙殺される、そんな時期でした(二度の伊是名出張があったのも理由)。というわけでなかなか疲労が回復しないプチおじさんなので、今日は写真メインで更新いたします。右写真は伊是名で生まれた琉球国王「尚円王」の若き日をモチーフにした銅像。同じく島出身の版画家・名嘉睦念作。東南(沖縄本島の方角)を指差しているようです。

※ブログ開設してはや3年。今更ですが、カテゴリーを導入しました(遅!) とりあえず過去一年分だけ仕分けしております。ブログ開設当初は、毎日チャンプルーな内容なので不要だと思っていたのですが、やはり分類していたほうが何かと便利ですね。気付くのが遅いのは、生まれたころからです(笑)

 下写真は展望台から眺めた伊是名の風景。とんがっている陸ギタラの向こうに、屋那覇島が見えます。風の気持ちいい丘でした。ふくらはぎはパンパンですが…。

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 伊是名島の沖に浮かぶ具志川島での遺跡見学会にも参加してきました(縄文時代の遺跡があるんです)。今は無人島ですが、かつては村民が住んでいたとか。廃校となった小学校跡です。なんだか不気味ですね。遺跡よりもこちらにビックリした無粋者ハチローです。

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 ところで、今度こそ伊是名で初ダイブをと、懲りずにダイビング器材を持ち込んだハチローですが、急遽、仕事が入りキャンセルに(泣)。電話一本で後輩の休日を奪った先輩を、心底恨みます(炎)。

 そんなこんなで、最近いい思い出のない伊是名島から、本島に戻りましょう(笑)。

 下写真は名護市の21世紀ビーチ。梅雨を感じさせない夏模様ですね。大公園に隣接していて駐車場、シャワーも完備されている、まさに市民ビーチです。でも家からも会社からも近くて、あまり行く気になれず…(笑)

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 次は名護市の仲尾次郵便局前で咲いていたホウオウボク。思わず車を止めパチリ。満開の上、落ちた花びらがジュウタンを敷いたようですね。

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 さて、現在のハチローと同い年35歳で現役を引退した「小さな大横綱」の名ゼリフを無断借用させてください。

 「体力の限界っ」

 今日はこれにて…。


やいま報告 最終日(9/24)

2007年09月28日 | 離島物語

 ついに、やいま旅行最終日がやってきました。最終日のメイン小浜島に渡るため、ハチロー夫妻が離島桟橋に向かったのは8時半ごろ。連日の移動の疲れから、さすがに朝一便という元気はありませんでした。ただ高速艇は意外にも乗客が少なく(ていうかガラガラ)、気楽な船旅となりました(下写真)。

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 小浜島での移動手段は何にしようか、前日の夜から二人で悩みましたが、結局レンタカーに。軽自動車を借りましたが、これが大正解でした! シュガーロードを自転車で走ってみたい、という思いはあったのですが、実際向かうと、灼熱地獄! さらにシュガーロードは台風の影響で、サトウキビがほとんどむしり取られ、ただの農道になっていました(笑)。

 さて早速向かったのが、「こはぐら荘」。そうです、「ちゅらさん」で主人公えりぃの生家として使われた家屋です。現在は普通に島人が住んでいるということで、中に入ることはできませんが、外からの撮影はOK。ちゃんと「こはぐら荘」という看板が置かれてありました(下写真)。

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 次に向かったのが「ちゅらさん展望台」。眼前に西表島が広がる小高い丘の上にありました(下写真)。ただ、周りは牧草地石垣牛さんがたくさんいて、その糞が点在しており、踏まずに歩くのも至難の業。臭いも強烈でした(汗)。写真に臭いは写らないのでご安心を!

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 しかし、迫力ある西表島を見るにつけ、台風12号を改めて恨みましたよ・・・。

 以上、まさに「ちゅらさん」がなければ何もない島(かなり失礼!)Photo_12をドライブしましたが、実はハチロー、この島に来るもう一つの目的があったのです。それはズバリ「石垣牛カレー」(!)。そうです、西表アイランドがなくなり、期待していたカリブ・カフェで売り切れご免となった「石垣牛カレー」です。それが何とこの島の西端のとある店で食べられるという情報を仕入れていたのです。早速、向かいました。右写真のカフェレストラン「パパイヤ」です。近くにはマンタ展望台なるPhoto_14ものもありました。入店するとマスターから、シマアジの刺身をサービスでいただきました。意外なサービスでしたが、おいしく頂きました!ごちっす! そしてメインの石垣牛あつあつカレー(850円)が左写真です。文字通り、湯気がたっています。皿が鉄板のようになっているんですね。

 お味はというと、少々辛口ですがおいしゅうございました。ただ、雑誌に載ってた写真より石垣牛の量が少ないような気がしましたが・・・(笑)。シマアジに免じて忘れます!

 さて小浜島をあとにし、石垣へと。下写真は小浜港の浮桟橋。台風12号で壊れていて、すべての船が頭付けしている状況。復旧を願って船に乗りました。

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 さて石垣島に戻った二人に、今回の旅行最後にして最大の難問が待ち構えていました。Photo_20 それは「飛行機までの残り時間、何しようかぁ」ということ(笑)。元々、西表島がなくなった時点で、中身が一気に薄まった今回の旅。それでも二人で雑誌を読み漁り、ネットを検索しまくりで何とか日程を組んできたのです(カフェはすでに4箇所行きました)が、もう限界でした(笑)。お土産に大人気の「石垣島ラー油」を買ってあと、覚悟を決め、石垣島の最北端平久保崎へと向かいました。1時間以上もかけてたどり着いた岬は、予想以上の景観でした。昨日の御神崎に勝るとも劣らない爽快感をもらいました。右写真は、灯台をバックにポーズを取るハチロー妻です。

 北上する途中、島田紳助の店も見ました(笑)。駐車場がいっぱいだったので入りませんでしたが・・・。儲かってまんなぁ。吉本興業!※石垣にはナイナイの岡村隆史も月二回ダイビングをしに来ているとか・・・。

 Photo_18さて市街地に戻ってもまだ時間はたっぷりとありました(笑)。 結局5ヶ所目のカフェへ行くことに!(笑)。空港近くの「PUFF PUFF」というところです。こちらも市街地ながら眼前にの広がるシチュエーションでした。ハチローは「ハニートースト(バニラアイス付き)」を注文(左写真)。おいしゅうございました。カリカリのハニートーストに生クリームとバニラアイスを乗っけて食べる、まさにメタボ至福のひとときでした(今回の旅で顔がパンパンになったハチローです・・・)。

 店を出て「まだ3時間ある」という恐ろしい状況に気付いた二人Photo_22た!「そうだ、具志堅用高記念館に行こう!」です(笑)。実際はそんなノリではなく、「仕方なく」なんですが、背に腹は変えられません。一人400円を払って入館。石垣島が産んだ史上最高のスーパーヒーロー具志堅用高。彼に比べれば、ロッテの大嶺祐太もまだまだヒヨっ子です。13戦連続防衛という日本記録関連の展示物が並んでいました・・・。しかし、まぁ、正直とくに何の感動もなく・・・(笑)。10分程度で退館しました。右写真は用高が見つめる前で、サンドバッグにパンチを入れるハチロー妻。間延びしてきたやいま旅行テンカウントを鳴らしたつもりでしょうか。

 さてさて・・・。4日間にわたって長々と書き綴った「やいま旅行記」。これにて完結です! 大本命の西表がなくなったものの、何とか楽しめ、思い出深い旅となりました。お付き合い、ありがとうございました。

 明日は一大業務が待っています。心してかからなければなりません! さらに夏休みのあおりを受け、休みの少ないシフトが続きます(泣)。石垣で貯めた体脂肪を消費する気持ちで頑張っていくつもりでーす。