沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

やいま報告 2日目(9/22)

2007年09月26日 | 離島物語

 やいま旅行2日目は、朝からフェリーで黒島へと。天然のプールといわれる仲本海岸Photo_364でシュノーケリングをするためです。干潮時間が午前10時半とタイミングもピッタリ。島民より牛が多いこの黒島、港から観光バスで海岸へ向かう途中、あらゆるところで黒い石垣牛がモォ~と泣き声をあげていました。そうそう、最近島では数が増えすぎて問題化しているクジャクも見かけました。こちらから見たら美しい鳥なんですが、島民にとっては害鳥でしかないのです。右写真は、仲本海岸にあるビーチパーラー「南見家(ぱいみや)」の中から撮影。寒々とした曇り空ですが、ハチローらが準備をしだすと、徐々に太陽がのぞいてきました。

 さて、泳げないハチロー妻ですが、この日のために(というより本来は西表のバラス島のために・・・)、水着とラッシュガードを新調し、気合を見せていました。最初はヒザほどの深さでシュノーケリングの練習を。レンタルしたライフジャケットを装着しているのもあり、思ったよりも早く水に馴染んでくれました。10分後には腰までの高さまでスイスイと・・・。さすがというか、仲本海岸はそのくらいの浅場でもサンゴ熱帯魚にあふれていました。下写真はルリスズメダイが舞う浅場で、ミュー片手に水中撮影にも挑戦するハチロー妻です(笑)。デビュー戦にしてはよく頑張りました!Photo_365

 下写真は、意欲作にして失敗作・・・。波のおだやかな海面を鏡にし、サンゴ、チョウチョウウオなどを写そうとしたつもりだったのですが・・・うぅ~ん。「水面を鏡に」という手法は、もうちょっと太陽が上に来ないと難しいようです。でも、水槽のようにクリアな海中風景が伝わるかと思いUPしました。

Photo_366

 終了後「アゴが痛い」という妻。どうやらシュノーケルを強くかみすぎていたようです。やはり緊張していたのでしょう・・・。とにかく噛み切らなくてよかったです。噛み切って水が浸水し、パニックに陥ったという体験談も聞いたことがありますから。ところで、同日の黒島でシュノーケリング中の男性が水死するという残念な事故がありました。仲本海岸ではなく西の浜のようです。楽しいマリンレジャーですが、常に危険と隣り合わせだということを肝に銘じなければなりませんね。※また恩納村沖ではダイビングインストラクターが水死する事故も続きました。器材の故障ではなく、病死の可能性が高いということですが、ベテランでもそうなんです。「海は陸とは違う」という当たり前のことを念頭においておきたいものです。

 話を戻して・・・。黒島は海遊びだけで終了し(他に何もないんです)、午後は石垣島へ戻Photo_367りました。向かったのは、またしても山原(ヤマバレー)のCAFE通り。「カリブ・カフェ」へ入りました。こちらもご他聞にもれずオーシャンビューですが、それよりもハチローは人気ランチ石垣牛カレーに魅かれたのです。そうです、今回あきらめた西表アイランドホテルの石垣牛カレーが忘れられなかったからです。しかし入店してみると「カレーは売り切れました」と悲しいお返事。仕方なくハンバーグを注文(右写真)。ボリュームはたっぷりでした! ただお味はというと、少々辛口。甘党のハチローからすると、75点という評価でした(お前が辛口じゃ)。写真上の白いカップに入っているものは何とシブイ(冬瓜)の煮物! 何でぇー!? って感じでしたねぇ(笑)。何とか郷土色を出そうということなんでしょうが・・・。

Photo_368  さて、夜はまたまた近場の割烹へと。「ひるぎ」という、離島桟橋からも近い店です。値段も少々高めですが、きれいな店内で料理もおいしいところでした。妻の了解を得てビールもYEBISUに。しかもビンです(笑)。メニューでは「牛スジ煮込み」が一番美味しかったっす! 佐賀出張で行ったお店で「牛スジ煮込み」の美味さに覚醒したハチローですが、ここのそれも最高でした。最後は無作法にも、ご飯にかけて食べましたよ。

 お腹を満たしたハチロー夫妻は、市街地をぶらぶらしながPhoto_369 らホテルへと。途中、商店街で面白いものを見つけたので撮影(右写真)。飲食店の広告物のようですが、オリオンビールを釣っている、という設定のようです。虎の目がいやらしいのがウケます。何を意味するかは分かりません(笑)。でも愛嬌があって宜しいかと・・・。

 その日も二人は爆睡・・・。「旅行って疲れるなぁ」と同感しあいながら(笑)。老夫婦のようですねぇ。

 さてさて、明けた第3日目は、ハチローは妻を一人にし(酷)、ついに念願のマンタダイブに挑戦します! マンタダイブは今が旬まっさかり。ほぼ100%の確立で見られるといいますが、この目で見るまで落ち着きません。さて、マンタを見ることはできたのでしょうか!? そして午後は三度目のCAFE(まだ行く?)と、高級石垣牛に挑戦します。

 今旅行のクライマックスとも言える第3日目、UPをご期待下さい!

 

 


やいま報告 1日目(9/21)

2007年09月25日 | 離島物語

 3泊4日の八重山(やいま)旅行を終え、昨日帰宅しました。第一希望だった西表台風12号の爪あとのためキャンセルとなったものの、第二希望の石垣島をゲップが出るほど満喫し、黒島小浜島という小粒ながらもピリリと楽しい離島体験をすることができました。計画通りではなかったものの、楽しい07年度夏休みとなったので、以下ご報告を。内容盛りだくさんなもので一日ごとの記事になる予定です。お時間のない方は飛ばし飛ばしお読みください! ※2日目には天然のプールといわれる黒島の「仲本海岸」、3日目にはマンタダイビングのリポートもあります

 21日の曇り空の中、朝一便で那覇空港をたち、石垣空港へ。着陸すると、下写真のようにJTA関係者が整列してお出迎え(!)。初体験なのでビックリしました。朝一便は毎回こうなのでしょうか? おかげ様で(笑)さわやかな気分で石垣入りすることができましたよ。2014年度の新空港開港が待ち遠しいですね。

Photo_357

 さて、ハチロー夫妻が最初に向かったのは石垣島鍾乳洞。鍾乳洞なら曇り空であっても、そんなの関係ねぇ、と判断したからです。長さは全国7位、石筍(下から生えている鍾乳石)の数では全国一という観光スポット(誰が数えたのでしょう)。じめじめとした空気の中、自然の芸術を観察しながら歩きました。下写真は床にまで到達したつらら石。ハチロー妻と比べると大きさが分かります。その下はライトアップされたスペース、雑誌などでよく見るところです。幻想的と見るか、安っぽいとみるかは人次第ですね(笑)

Photo_358

Photo_359

 じめっとした洞窟は1時間弱で脱出。石垣での初ランチはやはり「石垣そば」だろうと、妻の兄ヒロミキ(ハチローと同い年で石垣島勤務経験あり。)が教えてくれた「島胡椒 ぴぱーつ」というお店へ。夜は石垣牛のステーキも提供するとPhoto_360い うガラス張りのお洒落なお店でした。ハチローは一番人気というとろとろ三枚肉そばを注文(右写真)。ご覧のとおり、三枚肉の大きさにビックリです。肉に関してはNO.1だと思う那覇市古島の「田(DEN)」ほどではありませんが、豚肉とそばの融合を味わせていただきました。でも個人的には、ちょっとさっぱりしすぎかな、という感想です。豚骨ダシか、麺の小麦粉のせいなのか分かりませんが、白みがスープに残っているのも多少残念・・・。ヒロミキ兄さんよ、味覚が違うようですまん(笑)。

 ご参考までに⇒「島胡椒 ぴぱーつ」HP

Photo_361  お腹を満たしてあと、石垣一の景観のよさを誇るというバンナ公園展望台へ向かいました。頂上まで続く道はバンナスカイラインと呼ばれこれまた石垣一のドライブコースといわれているようです。しかし、21日はあいにくの曇り空、空も海も灰色に映りました(泣)。左写真は展望台から撮影。下りの道がバンナスカイライン、海にうっすらと浮かぶ島が竹富島です。晴れてたら最高のロケーションであることは間違いないのですが・・・残念でした!

 さて午後は宿泊先のホテルへチェックイン。今回の旅はPhoto_362 前日にドタバタがあったため、妻がネット検索をしまくり電話をかけまくりで探し出した「なりわホテル」というところに(右写真)。老舗ホテルを今年7月に新装したようで、とても清潔なホテルでした。3連休によくも3日とも空き室があったものです。新装二ヶ月程度なので媒体への露出が少なかったのかもしれません。とにもかくにも、前日の1時間ほどで探し出し予約した妻に感謝しなければなりませんねぇ。

 ⇒なりわホテルについて

 チェックインのあとは山原(石垣ではヤマバレーと発音するそうです)のCAFE通りへと。海が見える丘にお洒落なCAFEが並んでいる様子はまるで地中海のようです(行ったことありませんが・・・)。その中で初日は「ヌーボー」というところでコーヒーブレイク。景色はよかったのですが、ケーキがかなり甘すぎました・・・! CAFE通りは連日行きましたので、別の店を後日報告します(笑)。

Photo_363  さて夜は、市街地の居酒屋へと。「てぃーだ」という店が雰囲気がよさげだったので入店。ここは良かったです! 郷土料理メニューが盛りだくさん。妻と二人、数品をたいらげました。中でも久しぶりに食べたグルクン唐揚げが最高! ハチロー好みにバリバリに揚げられたグルクンは骨までパサパサで、頭から尻尾まで残さず食べることが出来ます。ビールモルツで、最高の組み合わせ。浪人時代、バイトしていた居酒屋(個人営業)で、毎晩のようにおやっさんが揚げてくれたグルクンを思い出しました。1時に店を閉じてから未明まで「TVチャンピオン」「演歌の花道」を見ながらの晩酌でした(笑)。懐かしいなぁ・・・。ところで、今や高級魚になってしまった県魚グルクン。庶民のもとへ帰ってくれることを願いましょう。

創作居酒屋「てぃーだ」HP

 さて、こんな感じで曇り空の初日は抑え気味なスタート。朝一のつかれもあり、二人は爆睡でした。

 さて、明けた22日は、黒島仲本海岸でシュノーケリングに挑戦です。天然のプールといわれるだけに期待大です。泳げない妻も気合を入れています!(大丈夫か!?) UPに請うご期待!


ブチ切れながらも、行ってきます

2007年09月20日 | 離島物語

 明日から夏休み・・・。

 石垣・西表旅行を計画していたということは、以前からお伝えしています。しかし、その計画が、大幅な変更を余儀なくされたのです! 以下、そのてん末を・・・。

 本日の午後4時ごろに、ハチロー妻あてに旅行代理店から「台風12号の影響で西表のホテルへの電気供給がままならないため西表入り123_1はキャンセルしてほしい」との電話連絡が入ったのです。できれば申し込み自体キャンセルしてほしい旨を匂わせていたようです。旅行前日の午後4時にですよ!  

 西表の台風被害は遅くとも一昨日には明らかになっていたというのに・・・。実際ハチローも、新聞報道や、バラス島ツアーのショップに電話がつながらないことなどから、被害の大きさを感じてはいました。しかしホテルパックというのに、ホテルの状態までこちらがいちいちチェックする必要があるのでしょうか? 代理店のあまりの対応の遅さにブチ切れ寸前でした。あやうく丸め込まれそうになったハチロー妻にもう一回電話をかけさせ(ハチローは業務中だったため)、エアーチケットだけは予定通り確保させました。当たり前じゃ! 飛行機は石垣島発着じゃ、関係ないわい! それとも、ハチローらの予約席を、格安チケットとして裏市場に回すつもりだったのでしょうか。怒りのあまり、そこまで勘ぐってしまいます。ぷんぷん!

 それから慌てて、妻に別のホテル、レンタカーを予約してもらい、何とか段取りをつけましたが。3泊4日の石垣オンリーの内容となりました・・・。

 と、まぁ、大事な夏休み前に(しかも前日)、ブチ切れた34歳の平凡サラリーマンハチローですが、気を取り直して(早!)楽しんでこようと思います。なので、当ブログも23日までお休みとなります。

 では、行ってきまーす!

 追伸:写真は今年6月に撮影したバラス島のシュノーケリング風景。今回は見られないのですね・・・(寂)。西表島の復旧を願います。

 


西表島報告 その二

2007年07月04日 | 離島物語

 引き続き東洋のガラパゴス物語を・・・。

Photo_258

 上写真のバラス島。前回お話したとおり、真っ白いバラス(サンゴの死骸)でできた、白くて小さい美しい島なんですが、その周りの海中も素晴らしいものでした。ダイビングも盛んですが、今回のハチローはいろいろ撮りたかったので、身軽なシュノーケリングを選Photo_260択。 それで十分でした! 浜からわずか10㍍ほど泳ぐと、そこはサンゴ熱帯魚の楽園!(その模様は当ブログの写真館『8 Photo Album』をご覧下さい)。また、ガイドのにぃにぃが、こんなこともやってくれました(右写真)。あるマリンフォト系の雑誌には「写真のためにハリセンボンをふくらますなんてもってのほか」と書かれていたのですが・・(笑)。悪気のないガイドさん、責めないであげましょう。それにしてもハリセンボン、絵に描いたように「ふくれっつら」ですねぇ。小さいころ「お前はすぐふくれっつらをする!本当にそんな顔になるよ」と父親に怒られていたハチロー妹を思い出しました(笑)。もちろん妹は今でも普通の顔です(当然!)。

 さて、神秘のを体験したハチロー。翌日の早朝(午前3時半!)には、神秘のを見に行くことに。それはサガリバナ。夜に咲き、朝には散る、という幻想的な一面を持った花です。西表島にある幾本もの川で見られ、落ちた花が川面を漂う姿が美しいということで、本土からのリピーターも年々増えているようです。ハチローもツアーに混じって、カヌーをこぎこぎ、上流を目指しました。結果から言うと、開花・落花ぶりは期待していたほどではありませんでした(泣)。ガイドさんも少々困り顔、同行した横浜在のご夫婦は「前来たときよりかなり寂しい」と残念そう。何とか写した絵が下です(汗)。

 Photo_268

 まあ、花にはがっかりしましたが、満月の下、真っ暗なマングローブをカヌーで進む、というプチアドベンチャーを体験しただけでも楽しかったと言えますね。10日あたりが本命らしいっす。

 ところで、今回で3回目となる西表島。ぜひ撮影に挑戦したい場所がありました。それPhoto_264汽水域です。汽水とは、海水と淡水が交わる場所のことで、独特の生物が育つ環境です。代表的なのがマングローブ植物(ヒルギなど)。カヌーで川面を滑っただけでは分からない、水中の世界をのぞいて見ようかと。ちょうど、満ち潮によって海水が入り江に入り込んでくる時間帯に向かいました。柔らかいに 足をとられそうになりましたが(汗)、深さ50㌢ほどのところでシュノーケル状態で撮影(左写真)。右下にが泳いでいます(とは昨年の旅でも出会い、ブログ上でまぁちゃんさんに名前を教えてもらった魚です)。干潮時にも足を運びましたが、ミナミトビハゼ(方言でトントンミー)、ミナミコメツキガニシオマネキなどなど、干潟の生物がこれでもかと見られて、自称・都会っ子のハチロー、野生の世界を満喫させていただきました。

 さて、昨年に引続き今回も宿泊した西表アイランドホテ ル(三泊とも満月が照らしていました=右写真)。そこのPhoto_266物おかみも昨年同様で、キャラを発揮してくれました。ハチローが飯を食っているときに、いきなり(本当に何の前触れもなく)、「あたし、やせたように見えるねぇ」と聞いてきました(笑)。瞬時にハチローの頭には、昨年びっこをひいていたおかみの姿が思い出され、「なるほど、怪我が完治し動き回ってるから“やせた”と自覚しているのだ」と思い当たりましたが、おかみの姿を見るとどうも変化したように見えず・・・。正直モノのハチロー、「やせてないとは言えないっす。あはは」と言ってしまいました(!)。するとおかみ、不思議な笑みを浮かべながら、「はっつぁん(いつからかこう呼ばれたハチロー)よぉー、あんた真面目さぁ」とポツリ。???。「あんた、面白いさぁ」と言い返したかったものです・・・。そんな西表アイランドホテル、一泊夕食付きで一人10,000円。民宿としては高く、ホテルとしては安い、そんなところじゃないでしょうか。でも清潔だし、前述のように料理はめちゃうまいし、でハチロー的にはかなりオススメ。次の機会があれば、また予約してもいいほどです。この夏、西表島に行きたいという方に⇒西表アイランドホテルHP

 最後になりますが、今回の西表の旅(正式名を出張という)、唯一残念だったのが、昨年感動の出会いを果たした、もうひとつの幻の花ウミショウブは、みられなかったことです。予想開花時間の2時間前から待機し、予想時間をすぎてもさらに2時間粘ったにも関わらず、ダメでした。昨年の感動が大きかったこともあり、何だか恋人に冷たくふられた気分です(笑)。「自然とは、そう女心」(byハチロー)。

Photo_267

 上写真はレンタカーの窓から撮影。「西表の車窓から」と命題したいと思います。本来ならウミショウブで白く染まっているはずの海がきれいなのままですね(泣)。でも、待ってる間も美しい風景に心癒やされ、退屈ではありませんでした。

 東洋のガラパゴスは、本当に素晴らしい島でした。次回こそは、ダイビングにも挑戦したいと思います! 結局、シュノーケリングに終始し、苦労して持って行ったマイウェイト(5㌔)も、ずっとカバンの中で寝てましたよ(泣)。

(注) 「西表島報告 その三」はありません。あしからずー(笑)

 


西表島報告 その一

2007年07月01日 | 離島物語

 いきなりですが、疲れましたぁ・・・。「日本最後の秘境」西表島出張から帰ってきたハチ Photo_254ローです。早く布団に入りたい心境なのですが、とりあえず簡単なご報告まで。ただ、書きたいことがたくさんあることと、今日はもう「体力の限界!」(by千代の富士)ということで、表題のとおり「その一」にとどめたいかと・・・。右写真は、宿泊したホテル近くの祖納という集落の風景。向こうに見える海は、ウミショウブが見られる浜辺(今年のハチローはハズれました)。美しい風景です。写真中央下で羽ばたく鳥が天然記念物のカンムリワシならよかったのですが、縁起でもないただのカラスです(泣)。このカラスが今回の出張を象徴しているのかも知れません・・・。

Photo_255  バラス島に行ってきました(左写真)。「バラス」とはサンゴの死骸のこと。つまり島自体がサンゴの死骸で出来たものなのです。死骸といったら聞こえが悪いですが、結局は白砂と同じ。久米島のハテの浜を小さくしたような美しい島でした。毎日形を変えるというこの島。シュノーケリングも満喫しました。素晴らしいサンゴ群でしたね!熱帯魚の数もすごかったです。その模様は明日、もしくは明日以降(笑)にお伝えします。

 業務の合間をぬって(悪!)、有名な由布島の水牛も見てきました(下写真)。「目がかわいい」という噂は聞いていましたが、実物を見てみると、ウソではありませんでした。動物の目は大体可愛らしいものですが、彼らは別格ですね(笑)。牛舎に「水牛の角は危険。近寄らないで」と書いてあるのが信じられないくらい、優しいつぶらな目でしたよ。写真では伝わりにくいのですが・・・。たくさんの人を乗せて頑張ってますね! ハチローも「疲れた」ばかり言わずに見習わなくては・・・。

Photo_257

 この話のあとで、何ですが・・・。宿泊した西表アイランドホテルは、飯がうまかった!  朝食、夕食(メインが最高)ともに大満足でした。おかげで、「疲れたぁ」というわりには、出Kare張前より太ったハチローです・・・。職場では誰もいたわってくれないことでしょう(泣)。ランチもこれまた最高で「石垣牛カレー」(右写真、800円)は絶品! コクのあるルーの中に入っているのはただの牛肉でなく、牛ロースステーキ(?)なんです。ちゃんと焼き目もあります。柔らかくて柔らかくて・・・。初日と最終日ともに注文しちゃいました。可愛い目をした牛さんには、どうやって恩返しをしたらいいのでしょう。

 このホテル、実は昨年の西表出張でも利用していて、お気に入りなんです。昨年の模様は過去記事を⇒『幻の花は咲いていました』(07/09/09記事)

  と、流れるように書いてしまった今日の記事・・・。デブ症、いや筆不精をお許し下さい。いい加減、シャワーを浴びて寝ます。

 


球美の島での三日間 Ⅱ

2007年05月04日 | 離島物語

 昨日に引続き、久米島の旅の続報を・・・。

 二日目、期待はずれのハテの浜から戻ったあと、かのおばけ坂に向かいました。昨年10 月に訪れたときに体感できなかった「目の錯覚」を、リベンジ体験したかったからですPhoto_184(笑)。結果から言うと、リベンジ達成でした! 下り坂に見える坂道に、レンタカーをニュートラル状態で停車させたところ、ズルズルとバックしていくではありませんか! アクセルも踏んでいないのに、車が勝手に後ろ向きに坂を登っているような感じ。ぱちぱちぱちぃー。実際は、上り坂で、重力により後退しているだけなのですが・・・。右写真はハチロー妻がボールで実験しているところ(笑)。※ボールは変色していましたが、まだありましたよ。

 Photo_185続いて、ミーフガーと並ぶ奇岩スポット畳石に足を運びました。五角形、六角形の石が、まるで畳のように敷き詰められた天然記念物です。溶岩が急速に固まる際に、まれにこういう形になるそうですねぇ。自然のいたずらとは言え、まったく不思議な造形物です。畳石とはよく名づけましたね(笑)。ちなみにハチロー妻、畳石のすぐそばにある海洋深層水温浴施設バーデハウス久米島」にそのまま直行。フェイストリートメント&マッサージを受けました。かなりの満足度だったようです。興味のある方は次のサイトを。

バーデハウス久米島

 久米島報告の最後に、今回宿泊した民宿のこぼれ話を・・・。とても愛想がよく、よく気のつく女将さんがいた民宿 だったのですが、最初の夜にトラブルが! となりのレゲエBARのドンちゃん騒ぎを乗り越え、何とか眠りについPhoto_186たハチロー夫妻。ところが、鼻をつく強烈な臭いに、未明ごろ目が覚めました。それはそれはすごい臭いだったのです。布団で顔を抑えても、鼻腔をガツンと! 昼に庭でダイビング機材を洗ったとき、汲み取り式のトイレがあったのを思い出し、その臭いがもれてきたのかと思いました。しかし、妻が部屋付きのトイレをのぞきに行って原因が判明。何と便器内の水が空っぽになっているのです。そして、そこから下水管の臭いが逆流してきていたのです! うわぁ! 思い出しても頭が痛くなります(笑)。原因はよく分かりません。急激な気圧の低下などが影響したのでしょうか。翌朝、女将さんに確認すると「え?そんなこと今までなかったけど」とビックリ。下水管の掃除、お香などで、緊急対応してもらいました が、臭いのインパクトは未だに鼻に残っています・・・。右写真はハテの浜でのシュノーケリング時に撮影。汚い話題のお口直しです(笑)。

 女将さんの対応のよさには大満足だったのですが、かの臭いと、朝食があまり美味しくなかったのがあり、もう一度泊まるかといわれれば考えてしまう・・・そんな宿でした(なので無記名)。

 天気民宿、この二点以外は楽しい旅でした。皆さんも機会があれば球美の島を訪れてみてください。僕らの代わりに、東洋一美しい砂州の景観を堪能していただきたいPhoto_188(笑)。

 左写真は、先ほどアパートの窓から撮影した那覇ハーリー会場の花火です。恐らく、明日、明後日は雨天のため花火は中止でしょう。これが打ち止めだと思いUPしました。三脚なしのためいい絵ではありませんが・・・。

 予定していたどぅしぐわぁたぁとの「まったりバーベQ」計画も頓挫しそうな気配・・・。

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球美の島でマラソンを想う

2006年10月24日 | 離島物語

 昨日に引き続き久米島でのご報告を・・(そうです。せっかくの休みで時間はあるのにネHeya タがないのです)。

 右写真が一泊した部屋です。六畳一間、向こうに見えるクーラーは料金制とうたっておきながら壊れていました(怒)。100円を試しにいれた後輩のKリー(写真左)。もちろん戻ってきませんでした。ちなみに写真のKリーは午前中の仕事が不調、その後の対応で携帯片手に四苦八苦しているところです(笑)。

 ところでこの部屋、実は正式な宿ではないのです!あるリゾートホテルが従業員宿舎として建設。が、10年前ほどに不要化、老朽化で閉じた宿泊所なのです。つまり通常は幽霊屋敷、マラソン大会が開かれるシーズだけ、宿が取れなかった人たちに開放するというものなのです。もちろん管理人もいません。食堂もなければタオルもなし!素泊まりというわけなのです。Kリーのいびき、暑くて空けた窓からはいってくるガジャン(方言で蚊のこと)のおかげで、30分しか眠れなかった忌まわPhoto_47しき部屋です・・・。

 左写真はミーフガー前で撮影。ちょうどフルマラソンの折り返し地点となっていました。島人(しまんちゅ)のボランティアから給水を受け後半戦に挑むランナーたちです。走っている皆さんにとっては、景観はどう写るんでしょうかねぇ? 

 長距離が苦手なハチロー。好きなスポーツはすべて瞬発系です。でも、このマラソンを見ているうちに、このランナーたちのように大会出場するのもいいなぁと、感じました。別にマラソンが好きになったわけでなく、こういう大会出場という目標があると、練習も苦にならないだろうし、また地元の大会でなく県外のものを選択すれば、観光旅行も兼ねることができるではないか、と遅まきながら気づいたからです(遅!)。体力増強と観光旅行をいっぺんに可能にするマラソン大会出場。年々参加者が増加しているのも分かるような気がします。しかし・・・ここでウチナーンチュならではKuronekoの悩みにぶち当たるのです。どうせ走るなら海が見えて、気持ちいい風が吹いていて、沿道で応援する人がいるような大会・・・と考えると、結局県内の大会になってしまうのですよ! 伊江島ハーフ、宮古島ワイドー、伊平屋ムーンライト、そしてこの久米島マラソン・・・。まさかホノルルマラソンまでいけるはずもないし・・・。皆さん、いい市民マラソン大会があったら教えてください。

※右写真もレースシーンを撮影。クロネコヤマト?)さんが、暑い中クールな宅急便を運ぶ、というモチーフのカブリモノだと思われます。沿道の笑いを誘っていました。しかし、よく見てみてみると、左後ろの方も弁慶のようなカブリモノ。そして何となく黒猫に主役を奪われたような悔しい表情をしていませんか?面白くて思わずUPしてしまいました(笑)。写真って、撮影しているときには気づかない面白いものが入っているときってありますよね!

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球美の島に行ってきました

2006年10月23日 | 離島物語

 一泊二日の久米島出張を終え、昨日帰宅したハチローです。球美の島とも呼ばれる061021_120201001_1眠不足」と戦った一日でした。理由は後輩のKリー! 男3人女1人の出張班だったので、男3人は相部屋。古い民宿で六畳の和室、クーラーも壊れていました(怒)。仕事の打ち合わせ⇒飲み会⇒唯一の女性U.T.の恋話で、結局床に着いたのが午前3時半。そしてフゴォ~、フンガァ~、グビッという豪音とともにハチローが目を覚ましのが4時10分ごろなのです。その音の正体は明らかに隣で大の字になって寝ているKリー! 寝る前から「いびきかいたらすいません」と確かにのたまってました(笑)。ペットボトルで何度も頭をたたいても一向に反応せず。結局準備時間の朝6時まで一睡もできませんでした(泣)。Kリーのごう音は、ゆすりネタとして今もハチローの携帯に録音保存されています・・・。

 前置きが長くなりましたが、限られた時間で歩いてきた久米島のスポットをご紹介しまBihuga2tateす。ちなみに上写真は、中心地のあるそば屋で食べたソーキそば。少々薄味ですが、美味しかったです。太いちぢれ麺でソーキも味くぅたぁでした。が、700円というのはちょっと高くない? 翌日のマラソン大会に向けて入島している観光客用の値段なのかな、と勘ぐったりしました。

 最初に向かったのが「ミーフガー」(左写真)。有名な奇岩です。空港から近いので、多くの観光客が最初に訪れるのではないでしょうか。穴の開いた部分が女性の性器に似ていることから(そ、そんな!イメージが固定化するじゃないか)、子宝に恵まれない女性たちにとって、お産奇岩、いや祈願のスポットでもあるようです。ハチロー的には何だか工具ニッパーの先端を思い起こさせるのですが・・・。

 続いてミーフガー付近にある「おばけ坂」に向かいました(右写真)。全国にも数箇所しかないと言われる「視覚的錯Photo_46覚を起こす坂道」です。つまり、実際は下り坂なのに上り坂に見える、ということ。それがもたらすのが、ボールを置くと自動的に上り坂を登っていく!怪奇現象なのです。ハチローらも期待して向かいました。が、かなりの期待はずれ。坂を目の当たりにしても、下りなのか登りなのか自体、分からず! そばにある説明板を見てやっと理 Boru_2不思議ではない名前ですが。

 ハテの浜、畳石などなど、他にも見たいところはいっぱいあったのですが、残念です。次回はプライベートで行ってみたいものです(空路だと那覇から30分弱)。ちなみにプロ野球楽天イーグルスのキャンプ地としても有名ですが、その関係ののぼりが町のいたるところに見られました。気が早いような・・・。

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阿嘉島一人旅 PARTⅡ

2006年07月20日 | 離島物語


ュ ノーケル4点セット(マスク、シュノーケル、ブーツ、フィンで1,050円)を借りて、阿嘉島東にある北浜ビーチに向かいました。ちなみに北浜と書いて「ニシハマ」と呼ぶそうです。北なのか西なのか分かりにくいですねぇ。しかも島の中央から見ると東に位置しています・・・なんとも不思議な名前のビーチですねぇ(笑)。ここは座間味島の古座間味ビーチと並ぶ世界屈指の透明度を誇る人気ビーチです。

 早速青い海へ! 透き通る海中で出迎えてくれたのは熱帯魚たち(左写真)。が、名前が分かるのが左の黄色いフエヤッコダイ(チョウチョウオ)だけです。知ってる方、教P1010030_1えてください。

しかし、水中写真はやはりダイビングに限りますね。シュノーケリングをやって気づきました。シュノーケリングは、潜れないし、潜ったとしても息が続かない。また浅瀬なので波の影響をもろに受Dsc_0007 け、ボディーバランスが不安定です。ということで、写真も以上です(少ない!)。

 海から上がったハチロー。今度は島巡りへと・・・。ここで、本島から持ち込んだ愛車TODAYが大活躍をします。阿嘉島はレンタカーなどなく、民宿が自転車を貸すくらい。そんでもって集落地以外は起伏だらけの島。これでは灼熱の太陽の下、徒歩で散策など無謀です。日ごろ、浦添⇔那覇の出勤Dsc_0027_1帰宅コース(往復5㌔)しか走らせてもらえないTODAY。天敵の大型二輪カブ号などがいないのも手伝い、心地よい海風を受け阿嘉島を疾走!まるで久々に散歩させてもらった犬のようでした(笑)。

 阿嘉大橋を走りぬけ(他に一台も走っておらず独走!)、慶留間(げるま)島を過ぎ、慶留間橋へと。海の透明度が素晴らしかったのでパチリ(左写真)。思わず飛び込みたくなりましたよ。

 外地島の慶良間空港を見て(ちいちゃかった!)、再び阿嘉Dsc_0026_1 っと大変ですが、展望台からの景色はその疲れを癒してくれるでしょう」と書いてあったので期待大。坂道を爆走しました・・・。標識のあるところまでバイクで数分。標識から展望台まで徒歩で数分(もちろん登坂)。すっごいきつかったっす!あれを最初から徒歩なんて無謀っす!例え行きは可能でも帰れないっす!ガイドブックもいいようにだけ書いちゃだめっす! ところで展望台はこういう感じ(右写真)。まぁきれいなところですが、疲れを癒すまでには至りませんですねぇ。持久力のある人にだけおすすめの展望台です。

 以上、阿嘉島一人旅報告でした。阿嘉島の美しい海、景色が伝わったでしょうか?フェリーなら片道1時間半、1800円程度で行ける島です。宿泊も一泊二食で7000円程度。ぜひ皆さんも足を運んでください。と言っても明日から学校は夏休み。阿嘉島も人であふP1010041_1れるそうなので、簡単に宿が取れるとは思いませんが・・・。

  最後に写真を二枚UPします。Dsc_0051_1 左はアンツタワー付近で見かけたテーブルサンゴです。絵に描いたようなテーブルぶりだったので載せました。右は北浜ビーチへの途中で見かけたユーナ(ハマホウボウ)の花です。逆光で撮影。夕方にはオレンジ色になって散るという一日花なので西日をバックに撮りたかったのですが、そういうポジションには咲いていなかったのですよ。本島で西海岸に咲いている場所があれば教えてください!

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「日本一の海」で泳いできました!

2006年06月19日 | 離島物語

 座間味報告第2弾です。18日の午前9時、仕事疲れの残る先輩を置いてハチローは一_2人、古座間味ビ ーチへと行ってまいりました。すでに人がたくさんいて、ラフウォータースイムの出場者らしきグループもいました。一見普通のおばちゃん連中に見える軍団が海に入るやいなや、豪快なクロールで沖目指して泳ぎ始めるたのには度肝を抜かれました(汗)。さすが前日には5㌔を泳ぎきった人種ではあります・・・。ハチローも負けじと、売店でインスタントカメラとメガネ、シュノーケルセット31_1を購入。33歳、硬くなりつつある体をストレッチでほぐした後、いざ日本一の海へ! 

 ダイビングを除けば2006年度初泳ぎ、またそれが座間味の海であるという幸せ。喜び _1とハチロの目を見つめて、「早くよこせ!」と言わんばかりに、おちょぼ口(でもすごい歯をしていました)をパクパク! ちぎって放ると、一瞬にしてパク!また真正面に来ます。結局ほとんどそいつに食われてしまいました・・・。でもあまりにも迫力のある魚だっため、帰宅後、資料で調べてみるとゴマモンガラ(モンガラカワハギ科)という魚で「鋭い歯を持ち・・・攻撃的で人間にも突進してくることで知られる」と書いてあるではありませんかぁ!! 危ねぇ危ねぇ!! 全長60㌢にもなるそ1241うです。素直にソーセージをあげててよかったです(汗)。そのゴマ モンガラは、しばらくついてきては、恨めしそうにハチローを見つめていましたよ(左写真)。「初対面のお前にたくさん魚肉あげたじゃねぇかよ!」という気持ちは魚には通じません・・・。

 ところで正午前、とんだハプニングが発生! シュノーケリングを一休みしていたハチローの耳に次のような島内放送が聞こえてきたのです。「2時半発の高速船クイーンざまみがエンジントラブルのため全便決行となりました。緊急対応としてフェリーを増便し1215分と1630分に出航いたします」(!)。何だとぉ~!1215分って、あと20分もないじゃないかぁ! 海パンでタバコをすっていたハチローはそのまま立ちDsc_0044j3_1尽くしてしまいました・・・。あきれるハチローを尻目に、殺気立った本土の選手、観光客らがダッシュでビーチを出て行きました。それはそうでしょう、その日は日曜日、翌日からほとんどの人が仕事でしょうから飛行機に間に合わなければ大変です。まったく、高波など が原因ならともかく、エンジントラブルって・・・こんなことが笑って許されるなら沖縄の恥ですよ! せっかく島あげての一大事業がこんな形で終わるなんて。ハチローらは仕方なく16時半発の便に乗りましたが、もちろん大混雑。座る場所もなく時間半デッキで立ちっぱなし! 仕事でエネルギーを使い果たしていた先輩は、ハチローのクーラーボックスに座り頭を抱えていました(笑)。そんな中、出港して30分ばかりしたころ、撮影したのが右写真。カタブイ(方言で超局地的に雨が降ること)の絵ですが、風に流され斜めになっているところが、何だか逆に島から空に向けて放水しているように見えたのです。皆さんにはそう見えますかね?

 

 ・・・と、ここまで書いたところで、福岡から来ている別会社の先輩から飲みの誘いが入りました。お世話になっている方なので、行ってきま~す。

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