8月8日に当ブログを更新すると予告しておきながら、3日も遅れたことをまずお詫びいたします。ご心配をおかけしました。
更新が遅れたことから大体予想できると思いますが、合格を報告するはずだった中小企業診断士1次試験で見事に完敗💀してしまいました。正式な発表は9月ですが、2科目120点なら合格のところを自己採点で109点しか取れませんでした。負けを認めざるを得ません。恥ずかしい限りです。4年にわたって応援していただいたブログチェッカーの皆さんにも合わす顔がありませんね(ネットなので顔合わせてませんが)。
過去5科目合格し、残すところあと2科目という「最も合格しやすい年」のはずなのに、優位性を生かすことができませんでした。ひとえに8郎の努力不足、戦略不足です。
今回はそれを記録するだけの内容ですで、興味のない方はページアウトをお勧めいたします。
下写真はなんちゃって受験を含めて5回目の訪問となる産業支援センターです。薄紫のブーゲンが青空に映えていました。でも8郎の花吹雪とはなりませんでした。
まずは得点から振り返ります。
去年57点とあと一歩に迫った「運営管理」が、去年ほど難しくないにも関わらず去年より5点も下がり52点💀という最悪な出だし。すでに勝負の分かれ目となりました。これではもう勝てません。1年間で過去問をこなし、暗記Youtubeを繰り返し視聴して、その結果、点数が落ちたわけですから!
もう1科目、去年不合格の最大要因だった「中小企業経営・政策」も57点💀と60点に届かず、科目合格すらなりませんでした。悔しくて情けない限りです。
両科目とも大手予備校講評によれば標準難易度だったので、8郎は言い訳のできない完敗です。
・ ・ ・ ・ ・
原因は「油断」の一言に尽きます。2120里で量は十分と書いてきましたが、2科目に絞れた今年に関しては果たしてどうだったのか、自省するばかりです。「今年はあと2科目、しかも暗記科目、こりゃ行ける!」と油断していたのです。周りの受験生が1時間を大切に一心不乱に地道な努力を続けているのを気づかないふりしていたのではないか。。。前日深夜に洗濯物を室内干ししている時点で、すでに負けていたと思います。そんなボクサー、勝てませんよね。生活スタイルから負けていたはずです。
ただ、コロナ禍の3年間、健康に試験会場に行くことができたことだけはほめてあげようと思います。
精神論だけでなく冷静に状況分析をすると、愛息10郎の学童野球で保護者会長を担い、派遣に関する作業で時間を使ってしまったことが間違いなく最大敗因ですね。しかも試験直前にその作業が大量発生したので。作業をするごとに合格の可能性をどんどん落としていったと思います。そういう状況になるのは当初から分かっていたのですが、それでも「2科目ならなんとかなるだろう」と踏んでいた自分の判断ミスですね。前日にブログを更新するくらい気持ちが落ち着かなかったのも、戦いの本番直前になって、油断していた自分に気づいてしまった焦り、恐怖感があったのではないかと思います。
以上が敗因分析です。もっとあるはずですが、敗将は兵を語らず、なのでこの辺りで。。。8郎の挑戦記の節目として残しておきます。
・ ・ ・ ・ ・
終わったことを振り返ってもどうしようもありません。振り返るなら、次に生かすための分析だけにしようと思います。
目標だった「視界不良の50代を前に40代で絶対合格する」を果たせませんでした。では、今後どうするか、です。試験勉強を続けるのか、断念するのか。
わが身の置かれた状況を分析するために、まず試験のシステムを振り返ります。そうすると、8郎が診断士試験の泥沼に足を踏み入れたことがよくわかります。分析すればするほど去年、もしくは今年で絶対に受からなければならなかったのです。勝負どころで油断してしまったのです。
その最大理由は科目合格に3年という期限があるからです。つまり2019年に科目合格した3科目「経済学」「経営法務」「経営情報システム」は、ゾンビのように復活するのです。仮に8郎が来年も受けるとすれば、5科目受験となるのですよ! なんて悲しいことでしょう。まさに泥沼です。過去の積み上げを崩した無駄な労力となるのです。
当落判明のさいの精神的なダメージも大きかったですね。予備校の採点ではぎりぎり合格ラインに乗っていたのにも関わらず(よっしゃ、今年こそ合格だ!)、翌日の公式解答で見事くつがえされました(予備校の採点は4カ所間違っていたようです)。振り返ると、去年の自己採点時も3科目までで合格ラインに達したので、「よっしゃ、今年こそ合格だ」と思っていたら最後の4科目「中小政策」が爆弾科目となり地獄に落とされました。2年連続いやがらせのような当落判明に、なんだか試験の神様に嫌われたな、という気も強くしましたね。本当にやる気をそがれましたよ。8郎のツキもここまでかな、と。
そして何より『有言実行』という息子との約束を4度目も果たすことができませんでした。それが悔しくて仕方ありません。
40代の勝負と位置付けていただけに人生設計も大幅に変更を求められそうです。来年は50歳になります。「生涯勉強」が信条ではありますが、50歳を過ぎても資格試験に注力する自分を今イメージできませんね。
すべての要素が、試験からの撤退、を意味しているとしか思えません。このような状況に置かれた49歳が8郎の他に仮にいたとしたら、ここで継続という選択をするでしょうか。もちろん世の中には7,8回以上も挑戦を続けている方もいますし、最終的には80代で合格する方もいます。8郎の人生がそうかというのは別問題ですね。来年も30代,40代であれば迷わず継続を選択したでしょうが。。。
40代後半のすべてを懸けたといっても過言ではない大一番に、少しの油断から破れ散った49歳は今、大きな選択を迫られています。
【追記】実は8郎はすでに選択の決断をしているのですが、挑戦の記録の節目として今回は敗戦報告だけにしたいと思います。また、ほかにも報告すべきネタがあるので、その更新にも労力を割きたいために急ぎアップしました。誤字脱字ご容赦ください。