第一志望が決まらない

そろそろ第一志望を、と思うのですが、なかなか決まらないという話をよく伺います。

一番は、子どもや家庭の希望と子どもの成績の乖離。

さすがにこの成績では無理ではないのか？　と思っているが本人は受けたいというし、しかし、まあ、どうしましょ？

みたいな感じでしょうか。

子どもたちには、根拠のない自信があります。で、実際狙ってみて、ちゃんと伸びた子もいる。しかし、伸びなかった子もいる。

勉強してもうまくいかない場合はあるし、でも勉強すること自体は悪いことではないし、そこから次への展望ももちろん開ける。

みんな1校しか受けないわけではない。第一志望があり、第二志望があり･･･、そして親の現実的な志望校、というのもあるわけです。

ですから、そこは子どもが一番入りたいと思う学校にまず狙いを定めることです。そして現実的な路線も親はしっかり心の中で描いておく。（いいですか、心の中で、ですよ。くどいですけど）

やがて、いろいろな成績が出てきたところで軌道修正すればいいし、第一志望校は受ける前提で他の学校を実質的な志望校にしてもよい。大事なことは「ターゲットを絞る」ということにあるのです。

いろいろ手を広げすぎてしまうと、やることが多すぎて収拾がつかなくなる。ある程度ターゲットを絞れば、やるべくことは自ずと絞られ、ここがポイントだ、ということがわかってくる。

なので、まずは決める、ということが大事ですから、親子で考えてみましょう。

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