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家庭任せの塾?

塾によっては大量の教材をくれるところがあります。

基本から始まって応用まで、すべてのクラスで使える教材になっている。これはある意味公平な扱いをしようとしているところはあって、まだ基本で苦しんでいてもやがて、応用問題ができるようになるかもしれないから、その教材も渡しておきます、みたいな感覚でしょう。

だから当然、全部やるというような前提ではない。例えば上位のクラスでは基本問題を跳ばしてしまうことも多々あるでしょうから、「これをすべて使うクラスは存在しない」ということになります。

じゃあ、どこをやればいいんですか?

と聞いてみると、

お子さんのできる範囲でやってください。

という返事が返ってくる。

え?そんな、いいかげんな。

と思われるかもしれませんが、まあ、クラスによって先生が変わる塾はお子さんのことをつねに分かっている講師がいるとは限らない。だから、まあ、こういう言い方が精一杯になっているわけです。

が、逆に言えば、家庭の裁量でなんとでもなる。だって宿題じゃ、ないんだから。

お子さんの力を家庭が推し量りつつ、できる問題を絞ってていねいに復習できていけば、まあ、効果があるし、「余分な問題」を勉強しなくて良いわけです。

でも、それを明確にしてくれるのが塾じゃないの?と思われる場合は、つまりその塾は合わない、ということです。

塾はその塾なりにシステム化されているので、そういう塾が「お子さんに合わせた教材の指示」をしないということが明確である以上、それは「家庭まかせの塾」であるわけだから、ニーズを満たしてくれるわけではないのです。

でも、その分子どもたちに合わせた裁量学習ができるというメリットがあるわけで、そこはまあ使い方次第、という部分もあるわけです。

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