goo

組み分けテストに適応しすぎない

入塾してから一貫して、毎月組み分けテストを受けてくると、それに対する対応も割とパターン化されてきます。

例えば漢字については、このページをいつまでに覚えるとか、算数はこのテキストのこの部分が出るからそこを重点的に復習して、とか、まあ、いろいろあるわけですが、入試とそれが一致するとは限らない。

もとより中学入試は独自入試といって、すべての学校が自分のところで入試問題を作るわけですから、その学校独自の入試傾向があるわけで、それが組み分けテストとほぼ一致することはないのです。

で、あまりに組み分けテストに適応しすぎると、逆に入試に適応しずらくなってくる部分もある。

例えば、組み分けテストに長い記述問題ばかりが出るところはほとんどないでしょうが、記述ばかりの入試問題は確実に存在するわけで、6年生はそろそろ入試に向けて意識を変革していった方が良いのです。

しかし、これまで順位やクラスに振り回されているところがあるから、なかなか切り替わりにくいところはあるわけで、ここは意識してやらないとだめです。

毎週の学習計画を立てるとき、単にくみ分けテストのための勉強を組み込むことばかりにせず、過去問や入試のための勉強を増やしていってください。特にゴールデンウィーク明けからそれを意識して進めると良いでしょう。


親子で受かる![中学受験]まいにち目標達成ノート
クリエーター情報なし
ディスカヴァー・トゥエンティワン


==============================================================
今日の田中貴.com

第185回 子どもは間違いなく成長している
==============================================================
今日の慶應義塾進学情報

能や歌舞伎を見に行ってみる
==============================================================
慶應進学オンライン
==============================================================

「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)
==============================================================


にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村
コメント ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする