中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
比べられた子
勝手がわかっている分、兄弟姉妹、同じ塾に行っている子が結構多いのかもしれません。
お母さんも下の子になると、大分勝手がわかってくる。塾の先生ともよく話ができるから、初めての塾よりは、勝手知ったる塾の方が良い。
というので、下の子も行く。で、先生が上の子のことを知っていると、
「そうか、○○の妹か、」
とか
「○○さんの弟ね。」
みたいな迎えられ方をします。
まず、ここが一つの試練。「お兄ちゃん、僕のこと、なんか言ってたのかなあ。」と疑心暗鬼になったりする。
で、まあ、しばらく通ううちに、先生もだんだん下の子のことがわかってくる。
「なんだ、お兄ちゃんはもうちょっとがんばってたぞ」
いや、これは言う先生にも多少、問題はあるのです。でも、悪気はないかもしれない。本人をがんばらせようと思うから、つい言ってしまう。
しかしねえ、下の子というのは、常に比べられているのです。あちらこちらで。
「お兄ちゃんはこうだったわよね。」
とか
「お姉ちゃんはできたのよ。」
とか。
別に自分のことは言われているわけではないが、比べられている、と常に思ってしまうのが下の子です。
で、まあ、上がそこそこずっこけてくれてれば、
「君の方ができるよ」
なんてことになって、うれしいのですが、ほら、浅見光彦の兄みたいのがいる場合もあるわけで。
比べられてもタフであればいいのですが、例の「どうせさ、僕はさ」みたいになってもいけないので、下の子は下の子、と考えてあげてください。
兄弟姉妹、同じように育てているつもりでも先先いろいろ違ってくるのだから、最初からそれぞれ違うんだ、と考えておかれた方が良いでしょう。上と同じようにやらせなくてもいいのです。兄が中学受験をしたから、下も受験をしなければならない、ということもありません。
それぞれの個性に合わせた育て方を考えてみられると良いと思います。
今年も1年、読んでいただいてありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
田中 貴
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