ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

タバコ臭い方がバスの隣の席に来られてタバコの臭いがプンプンしますよと話しかけて

2019-03-09 03:25:19 | 社会・経済

昨日は家に帰るバスの席で、隣に座って来られた方が余りにも臭いので、「タバコを吸われてますか、自分では分からないかも知れませんが、タバコの臭いがプンプンしますよ」と話しかけました。

私の40数年来の友人にも、つい最近になって、そのタバコの臭いのを注意をしたばかりでした。 タバコを吸っている人は、ご自分がどれだけ周りの方々に、その臭いを発散させているか気がつかないのです。

バスの方に、その後、話を続けました。 お幾つですか。 86歳です。 何歳からタバコを吸われているんですか。 20歳からです。 若い頃は仕事は何をされていたのですか。 四国と九州を除いて全国でシャッターの取り付ける仕事をしていました。

どちらの出身ですか。 仙台です。 兄弟は何人ですか。 6人です。 お子さんは。 女の子2人です。 お酒は呑まれますか。 呑みません。 私は子供を猫のように舐めながら育てましたが貴方はどうでしたか。 タバコを吸っていたので、そのようなことはしません。

今日は何をされて来た帰りですか。 競輪場に行ってきました。 競輪と競馬が趣味です。妻から毎月1万円のお小使いをもらって、タバコも含めて競輪、競馬に使っています。

話を聞いているうちに、どうも1万円のお小使いでは、まかないきれないように感じました。

どこに住まわれているんですか。 落合3丁目です。 同じ近くに住まわれているようでした。 結局タバコ臭い方と話しかけたのが縁で、一緒にバスを降りて途中まで話をしながら帰りました。


長く吐く呼吸を行いながら静かに座っていると自然と宇宙のことに想いを馳せるのですが

2019-03-08 06:06:21 | 自然

深夜にひとり静かに、深呼吸の要領で大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐く呼吸を行いながら、胡座を組んで座禅を行なっていますと、自然と宇宙に無尽蔵にあるとされている清新なエネルギーである気を感じ、想いを無限大に広がる星や宇宙に、馳せることになります。

広大な宇宙の中で、自分ひとりがポツンといるようなイメージを行なって、ゼロ–無−無心の状態を感得すると、ごく自然に宇宙の創成期にはどうであったのかについて、考えるようになります。

穏やかに光り輝く太陽をイメージして、その光を浴びると、そこはかとなく何とも言えぬ感覚になりますが、改めて光が持つ意味を考えます。 私たちに太陽が与えてくれる諸々のことに感謝すると共に、同時にその意味を考えます。

地球が誕生した当時には、未だ酸素がない中で、生物が誕生し生長はどのようにして行われたのか等、考えます。 受胎から生まれ出て来るまでの過程は、この世の地球が生長して来た過程を濃縮したものが、詰まっているのではないかなど、様々なことに想いを馳せることになります。

ひとり静かに長く吐く呼吸を行いながら座っていると、自然と真理の探究を行なっている自分に気がつくのですが。

 


長く吐く呼吸に意識を集中しながら心身共に深層部まで静かな状態になることに意味がある

2019-03-07 05:59:31 | 座禅

肩の力を抜いてリラックスし、深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸だけに意識を集中して、体の隅々まで深層部を含めて静かな状態にすることに、座禅の意味があると感じております。

胡座を組んで静かに座りながら、深層部まで静かな状態にするには、どれぐらいの時間が必要なのでしょうか。 人それぞれ違いがあるとは思いますが、それは実践する中で自分自身で感得するほかありません。

私は自分の体験から最低でも1時間は必要ではないかと思っております。 静かな状態は長く続けば続くほど良いのですが、集中力が続くかどうかの問題はあります。

心身共に静かな状態になった時には、日常的なストレスから解放され、一種の崇高な至福感を感得することになります。 日常的な問題解決しなければならないようなことや、意識が呼吸に集中する中で、ふと浮かぶ雑念を払うことなく考えることによって、不思議なことに問題解決のサジェスチョンも得られることになります。

これらのことは実践の中からしか感得出来ません。 


出来るだけ長く吐くと云う無理をしながらも自然の流れを大切にする

2019-03-06 05:24:48 | 逆腹式呼吸

深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸は、出来るだけ長く極限に近い形でおこないます。 はじめに 大きく息を吸ってから、出来るだけ長くゆっくりと息を吐きます。

試しに息を全部吐き切るまで吐いてみると、その後、息を吸おうとしても苦しくなって後が続きません。 従って、息を全部、吐き切る寸前で軽く息を止めて、また大きく息を吸います。

できるだけ無理をしながらも、決して無理をせず、自然の流れるような雰囲気で呼吸を行います。 吸う、吐くのリズムが、無理をしながらも自然に流れるように意識して、呼吸を行うことが、とてもたいせつなことです。

座禅を続けていく中では、このような考え方が、とても大切なことだと思いながら、毎晩1時間の座禅を行なって来たと、改めて思い起こすのですが。


体の前方上の仮の眼から下腹のどこに臍下丹田があるかを見つめていましたが

2019-03-04 03:01:03 | 臍下丹田

私は座禅をはじめた当初、長く吐く呼吸を行いながら、下腹にあるとされる臍下丹田はどこにあるのかに関心があって、自分の体の前方上から仮の眼で、下腹を見つめておりました。

毎晩、仮の眼の位置を変えながら、長く吐く呼吸を行いながら、吐く息を体の中へ吐き入れながら、どこだどこだと下腹を見続けていました。

そんなことを続けている内に、生まれて初めて座禅を行いはじめてから1ヶ月半ぐらい経ったある日、突然、自発動と云う気が勝手に動く動作を通して、太ももあたりが鼓動を始め、10数分続いたのちに別の部位に移り(昔のことで記憶が薄れております)、最終的に下腹の臍下丹田が、心臓のように鼓動を始めたのでした。

翌日から体の主要な丹田を、実際に長く吐く呼吸を行いながら、動くかどうかを試してみました。胸の中心にある中丹田、眼の奥にある上丹田、上丹田の裏側にある後頭部の玉沈関、中丹田の裏側にある狭脊関(きょうせきかん)、臍下丹田の裏側にある尾りょう関をイメージで動くように念じて、動かしてみたのです。

全てが心臓のように鼓動しました。 頭のてっぺんにある百会、股下にある会陰も同様でした。 気を癒す と云う本に出ていた主要な丹田やツボを、感得させて頂きました。

それ以来、下腹の臍下丹田は動き続き、心臓の動きは分からないものの、臍下丹田の気の動きは、常に感じながらの日常生活を送ることになったのですが。

 


深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸が脳を刺激し劣化を防いでくれる

2019-03-03 03:25:46 | 逆腹式呼吸

ここでの深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸、吐く息をイメージで体の中へ吐き入れる呼吸は、微細な脳神経細胞を刺激してくれて、脳の劣化ー痴呆症になることを防いでくれるものと思っております。

深呼吸の要領で行う、はじめに大きく息を吸い、次に出来るだけ長く吐く呼吸が、私たちの体の生理的な自然な動きに合致しており、なおかつ吐く息をイメージで体の中へ吐き入れることによって、神経の腺に沿って流れていると云う経絡(気の通る道)の気の通りを良くすることで、間接的に神経細胞を刺激します。

特に微細な神経細胞を強く刺激します。 この長く吐く呼吸を継続的に行うことによって、その刺激を自ら体感することになります。 出来れば10分とか15分とかの短い時間ではなく、最低でも胡座を組んで1時間は続けてもらいたいものですが。

はじめは、日常的な時間を利用して、5分でも10分でも良いから、ここでの長く吐く呼吸を身に付けるためにも、軽く目を閉じて大きく息を吸ってから、出来るだけ長く息を吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐き入れる、その息が体の中へ入って行くのを実感するするために、息音が聴こえるようにして吐きます。

日常的に行うことによって、意識しなくても上記の呼吸が自然と行われていることに、気がつくはずです。 こうなればしめたもので、意識しなくても自然とここでの長く吐く呼吸が、出来るようになります。

この呼吸を日常的に行えるようになれば、自分でも分からないうちに、長く吐く呼吸が脳の神経細胞を刺激してくれて、脳の劣化を防いでくれるのですが。

 

 


お風呂の入り方は半身浴が一番良いと思うのですが

2019-03-02 02:00:00 | 半身浴

私は20数年前に当時、計画していたオーナーから打合せが終わって会食時に、ご自分が実践されている半身浴の良さを話してくれました。

その時、どのようにして毎日、汗をかこうかと考えていた時期でした。 走ることが好きでしたが、走ると高校時代に痛めた右膝の古傷で水が溜まり、長続きはしませんでした。

そんな時に入浴の仕方を変えることで、汗がかけることを教えて頂いたのです。 お湯の面がお臍のちょっと上ぐらいにして入る半身浴でした。 私は、それまではカラスの行水で、お湯の中に入っている時間は、3分前後でした。

体を洗う時に座る椅子を湯船に沈めて、座って湯船に浸かります。 風呂の蓋をして、その上にタオルを敷いて、新聞や雑誌を読みながら入りました。 もう一枚のタオルを用意して、汗を拭きます。はじめのうちは、なかなか汗が出ませんでしたが、一定程度湯船に浸かっていると汗が出るようになりました。

新聞や雑誌に夢中になってくると、自然と汗が出てくる感覚が分かってきたのです。 半身浴を行い始めたのは、座禅を始める丁度一年前でした。  座禅をはじめてから理解したことですが、半身浴で下腹をあたためると云うことは、下腹にある臍下丹田を温めることになり。体の芯から温まることになりました。

また、座禅はいつも半身浴で入浴してからおこないましたので、事前に十分、下腹があたためられたことになり、結果的に深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸と重なって、早期に(1ヶ月半)、臍下丹田の活性化に繋がることになったと、感じております。

半身浴をはじめて以来、私は肩まで湯船に浸かることはありません。 高齢者が湯船に肩まで浸かって、そのまま湯船で亡くなると云うことを聞きます。 半身浴の良さを改めて感じるのですが。


私たちの誰でもが生来 気を感じる能力を持っていると思うのですが

2019-03-01 04:15:36 | 

 

私は20数年前に大学の級友の呼びかけで、生まれて初めて胡座を組んで静かに1時間、真っ暗闇の中で座る静功と云う静かな気功を、行うことになりました。

事前に気功入門と云う簡単な本を読んで、長く吐く呼吸が大切だと理解して、子供の頃のラジオ体操の時の深呼吸や、深海を潜る前にダイバーが行う、下腹が大きく抉られる(えぐられる)ように行う呼吸や、極真空手の創始者の映画「空手バカ一」で観た、演武での息を吐く時に息音が聴こえるような呼吸を、思い出しながら長く息を吐いておりました。

1時間のちょっと前あたりで、頭のてっぺんにある百会(後で理解したことですが)が活性化して、電子の輪の帽子を、被ったような状態になったのです。 そんな微妙な体の変化があって、毎晩、自宅で寝る前に半身浴で入浴した後で、部屋を真っ暗にして1時間の座禅を行うようになったのです。

座禅の前に半身浴で下腹を温めていたのが幸いしたのか、人一倍、気を感じやすい状態になっておりました。 結果的に1ヶ月半で自発動と云う気が勝手に動くことによって、下腹の臍下丹田が心臓のように、鼓動を始めたのです。

更にその後、おでこの中心が目の形をした天目の存在を感得し、胎息と云う言葉から肺呼吸を伴わない気の呼吸の存在を、感得したのです。

自分自身のそのような体験から、古代の地球上では、生物が皆、気を感じる能力があり、その宇宙にある気の呼吸を行いながら、生育していたのではないかと感じるに至りました。

また胎息と云う体験から、私たちの誰でもがお母さんのお腹にいた時には、胎息と云う気の呼吸で成長し、胎外に出た瞬間からおぎゃーと云う鳴き声とともに、気の呼吸からはいこきゅうに変化すると、感じるようになったのです。

従って私たちは誰もが、深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸によって、生来持っていた能力ー気感を取り戻すことが出来るのではと思ったのです。。

決して気感は特別なものではないと感じております。