今から60数年前でしょうか、知人の勝沼にあるぶどう農園に行った時の宇宙にに広がる星空を、くっきりと思い出されます。 都内から最終電車に乗って勝沼の駅に着いてから、歩いて知人たちと一緒に歩いて行ったのです。
小高いぶどう畑が続く中で、雲ひとつない夏の星空でした。 天の川がくっきりと映し出されて、何という美しさだったでしょうか。
テレビ放映で時々、世界のあちらこちらから見える星空を見ることがありますが、その度に子供の頃に見た、脳に刻まれた映像を思い出すのです。
実際に自分自身で見たものと、映像を通して見たものとは、その差の大きさに驚くばかりです。 我が身の視力が落ちていることもありますが、もう一度その美しい星空を見るために、ハワイ島の各国の天文台があるマウナケア山頂に登って、宇宙の星空を観て見たいと思っております。