深夜にひとり静かに、深呼吸の要領で大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐く呼吸を行いながら、胡座を組んで座禅を行なっていますと、自然と宇宙に無尽蔵にあるとされている清新なエネルギーである気を感じ、想いを無限大に広がる星や宇宙に、馳せることになります。
広大な宇宙の中で、自分ひとりがポツンといるようなイメージを行なって、ゼロ–無−無心の状態を感得すると、ごく自然に宇宙の創成期にはどうであったのかについて、考えるようになります。
穏やかに光り輝く太陽をイメージして、その光を浴びると、そこはかとなく何とも言えぬ感覚になりますが、改めて光が持つ意味を考えます。 私たちに太陽が与えてくれる諸々のことに感謝すると共に、同時にその意味を考えます。
地球が誕生した当時には、未だ酸素がない中で、生物が誕生し生長はどのようにして行われたのか等、考えます。 受胎から生まれ出て来るまでの過程は、この世の地球が生長して来た過程を濃縮したものが、詰まっているのではないかなど、様々なことに想いを馳せることになります。
ひとり静かに長く吐く呼吸を行いながら座っていると、自然と真理の探究を行なっている自分に気がつくのですが。