ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

私たちの誰でもが生来 気を感じる能力を持っていると思うのですが

2019-03-01 04:15:36 | 

 

私は20数年前に大学の級友の呼びかけで、生まれて初めて胡座を組んで静かに1時間、真っ暗闇の中で座る静功と云う静かな気功を、行うことになりました。

事前に気功入門と云う簡単な本を読んで、長く吐く呼吸が大切だと理解して、子供の頃のラジオ体操の時の深呼吸や、深海を潜る前にダイバーが行う、下腹が大きく抉られる(えぐられる)ように行う呼吸や、極真空手の創始者の映画「空手バカ一」で観た、演武での息を吐く時に息音が聴こえるような呼吸を、思い出しながら長く息を吐いておりました。

1時間のちょっと前あたりで、頭のてっぺんにある百会(後で理解したことですが)が活性化して、電子の輪の帽子を、被ったような状態になったのです。 そんな微妙な体の変化があって、毎晩、自宅で寝る前に半身浴で入浴した後で、部屋を真っ暗にして1時間の座禅を行うようになったのです。

座禅の前に半身浴で下腹を温めていたのが幸いしたのか、人一倍、気を感じやすい状態になっておりました。 結果的に1ヶ月半で自発動と云う気が勝手に動くことによって、下腹の臍下丹田が心臓のように、鼓動を始めたのです。

更にその後、おでこの中心が目の形をした天目の存在を感得し、胎息と云う言葉から肺呼吸を伴わない気の呼吸の存在を、感得したのです。

自分自身のそのような体験から、古代の地球上では、生物が皆、気を感じる能力があり、その宇宙にある気の呼吸を行いながら、生育していたのではないかと感じるに至りました。

また胎息と云う体験から、私たちの誰でもがお母さんのお腹にいた時には、胎息と云う気の呼吸で成長し、胎外に出た瞬間からおぎゃーと云う鳴き声とともに、気の呼吸からはいこきゅうに変化すると、感じるようになったのです。

従って私たちは誰もが、深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸によって、生来持っていた能力ー気感を取り戻すことが出来るのではと思ったのです。。

決して気感は特別なものではないと感じております。