ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

子供を生む前に心がけますか、生んでから心がけますか

2010-02-01 14:59:30 | 胎児
私達は子供が生まれてから、子供の将来を考え教育熱心になるのが、一般的です。 実は生まれる前から、自分達の心がけ一つで、生まれてからの教育費が不要になるのです。

 お母さんのお腹の中で受胎した瞬間から、小さな細胞から赤ちゃんとしてお腹の中から出てくるまでの10月10日の間に、人類の歴史を走馬灯のように映しながら生長します。 その短期間での影響力は、生まれでた後から影響を受けるものと比較すれば、何倍にも否、何十倍何百倍にもなるのではないかと、思えるのです。

 そうであるならば、お母さんのお腹にいる間に、お父さんとお母さんが協力して、胎児に様々な影響力を発揮すれば、胎児はその全てを受け入れ、脳内にインプットしていきます。 胎児の間は、決して喧嘩やいい争いなどをして、悪い影響を与えてはいけません。
全てをインプットされるからです。

 公園を歩きながら、その情景を話しかけるのです。 お父さんとお母さんが。いつも話しかけてあげるのです。 音楽を聴くときも、胎児と一緒に話しかけながら聴きます。 いつも胎児と一緒に経験し楽しむのです。

 10月10日の経験が、凝縮された形でインプットされるのでしょう。 そのような形で育てますと、生まれでた瞬間には、何もしないよりはインプットされた情報量が、格段に差異がでてきます。 もう特別に教育しなくても、普通に育てているだけで、その差は歴然です。

 私がこの事実を知ったのは10数年前ですが、もうとき既に遅く、自分自身ではこの事実を実践できません。 実践しようとすると、現在の連れ合いと別れなければならず、分かれないで他でそのようなことをしようとしても、いつも一緒にはいられませんので、出来ない相談です。 

 このことは、吐く息を出来るだけ長く吐く呼吸法を行いながら座禅を行っていますと、分かってくることなのです。