ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

お寺のお坊さんが座禅の良さを分かっていてくれたらよいのですが

2009-01-06 08:20:49 | 座禅
 禅宗のお寺がいくつあって、お坊さんが何人おられるか分かりませんが、意外と座禅の本当の意味での良さを、分かっておられるお坊さんは、少ないのではないかと思います。

 昨年、あるパーティーで曹洞宗のお坊さんが挨拶をされ、話の内容になるほどなと感ずることがありましたが、そのお坊さんは、座禅が苦手で余り熱心に、行わなかったということでした。 せっかくお経の勉強をされ、立派なお話をされるぐらいですから、座禅にも通じてないほうが不自然です。

 お葬式の中での仏教も大切でしょうが、ひたすら座禅する中に、自分自身が感じるものを、多くの人に伝えていくことが、もっと大切であるような紀がいたします。

 普通の人間である私が、呼吸法を行いながらの座禅を通して、様々なものを感じ、その良さをひとりでもよいから伝えたいという思いで、ブログを始めたのです。 また、できることなら、誰もがいつでもそこに行けば、座禅ができるような禅堂を作りたいと、思うぐらいの気持ちを持っています。

 目には見えませんが、吐く息をゆっくり吐き、吐く息だけに意識を集中すれば、いつかは何かを結果的に、感得できるのです。 呼吸法を、座禅を楽しむ気持ちが、とても大切なのです。

受胎する前に考えること

2009-01-05 09:40:11 | 
 私は、今まで学校で性教育というものを、受けたことがありません。 小学校当時、放課後校庭で遊んでいると、女生徒だけが先生から呼ばれていた記憶があります。 今から考えれば女生徒だけを集めて、性教育をしていたような気がします。 私が学校で、まじめに性教育の本を紹介され、級友と一緒に本を買いに行ったのは、大学1年のときです。 ヴァンデベルデの完全なる結婚です。

 深夜の座禅の雑念の中で考えるのですが、何故、男女が結びつくときに、気持ちがよくなるのでしょうか。 精子も卵子も一番よい状態で結びつくように、自然の仕組みの中で作られているのでしょう。 そのためには、自分だけ喜んではいけないのです。 相手が十分これ以上の喜びはないという状態まで、男は我慢をする必要があるのです。 我慢に我慢をして、ともに喜ぶことが、とても大切なのです。

 今、改めて考えてみますと、これらの性教育を受けていませんでした。 大学生になって、初めてその構造や仕組みを、本から学んだだけです。 受胎する状態を最高の状態にするために、性の喜びがあることを知っていれば、私達の子供達に対しても、もっと責任ある態度ができたのではないかと、思うばかりです。

 真摯な性教育の必要性を、叫ばざるを得ません。

子供をも身ごもった後で考えること

2009-01-04 09:57:04 | 
 昨日、子供は幼ければ幼いほど、何かを感じることができることを、お話しましたが、もっと遡れば子供を身ごもったときが、とても大切なのです。 受胎してできた生命は、何かを感じる能力を有していると、考えられます。

 受胎した瞬間から、両親がお腹の生命に、日常的な様々な様子を話しかけ、一緒に体験するように実践した方がいます。 日本の奥さんと米国のご主人です。 奥さんは半信半疑ながら、ご主人の言うままに胎児に話しかけながら過ごし、4人の女の子を出産しました。 特に英才教育したわけでもないのに、3年も4年も、4人全員が飛び級したのでした。

 初めてその本を読んだときに、呼吸法を伴う座禅を行い、気を感じ体の中を循環する気の動きも分かっていましたので、そのようなことも、ありえることだし実践したいと思いました。 実践するためには、今の連れ合いと別れなければいけないのです。 別れないで実践しようとすると、いつも一緒にいて話しかけるのが基本ですから、それでは実践したことにはなりません。 自分ではできないので、若いカップルをみると、胎児に話しかけながら育てる大切さを、話すことにしています。

 決して喧嘩をしたりしてはいけません。 胎児にはいごごちのよい環境作りが必要です。 一緒に公園を散歩しながらも、外の景色を伝えます。 音楽を聴きながら、その音のよさについて話しかけます。 美術展で絵画や彫刻を見ながら、その印象を胎児に話しかけます。 体外での様々な情報を10月10日の長い期間かけて、伝えていくのです。 胎児は幸せいっぱいになり、のびのびと生長していきます。 

 生まれてきたときには、既に多くの情報がインプットされてくるのですから、元が違います。 この話をした若いカップルには、生まれ育った10数年後に、私に結果報告をしてくださいと、いつも伝えていて、それが私の楽しみになっています。

子供のころから呼吸法を始める大切さ

2009-01-03 12:28:00 | 逆腹式呼吸
 子供のときから呼吸を意識し、吐く息をゆっくり吐き、吐く息だけに意識を集中して、呼吸法を始めていれば、あり時期から脳細胞が、毎日10数万個単位で死滅してしまうということを食い止められ、世の中にどれだけ多くの貢献ができるだろうかと、いつも座禅の雑念の中で、考えています。

 吐く息をゆっくり吐くことによって、生来持っていた気感を取り戻し、体の中を循環する気が、脳を刺激し活性化することによって、脳細胞が死滅する速度を緩め、脳の開発率を高めるだろうと、感じるからです。

 幼児開発研究所で、3歳、4歳、5歳の子供を100人ずつ集めて目隠しし、自分のお母さんを当てる実験をしました。 結果は、3歳児が100%、4歳児が50%、5歳児が0%となったそうです。 この事実は何を表しているのでしょうか。 子供は小さければ小さいほど、何かを感じる能力があるということを表しています。

 幼児期にスポーツをすることや、学習塾に通うことも必要かも知れません。 それ以上に、呼吸法を行うことによって、目には見えない力で、脳が活性化され、学習塾で学ぶ以上のものを、獲得できるはずです。

 いつも深夜に行う座禅で、そんなことを感じるのです。

人の喜びは我が喜び

2009-01-02 19:54:39 | 
 いつの時から、自分がなす行為を通して、自分の周りの人が喜ぶ、その姿を見て喜ぶのが、本当の喜びではないかと、思うようになりました。 そのような考え方も、すぐそうなった訳ではありません。 セクシュアルな行為を通して感じたものを、拡大解釈するようにしたからです。

 自分が動き、様々な行為を通して相手が喜ぶ姿を見て、人間としての本当の喜びの神髄を、そこに見たからです。 そのためには、自分だけ喜んではいけないのです。 また最大の喜びを得るには、欲望を抑えた我慢が大切なことも知りました。

幸いなことに私の身近に、親しくしている方で、それを実践している方がおられます。 ことあるごとに、みんなを呼んで、バーベキューをしては、皆さんに喜んでもらうようにしています。 災害があれば、現地に駆けつけ、積極的に寄付行為をします。 また山谷の炊き出しに、準備から参加まで、普通のようにこなします。

 私自身は、いつも人が喜ぶように考えてはいますが、考えとは逆に、なかなかそのような方向に、向かないこともあります。 せめて自分と知り合った方々には、会って良かったなあと思ってくれるようには、努力はしているつもりではあります。

 

全てのことを楽しむー座禅だけでなく

2009-01-01 12:44:25 | 座禅
 今日の朝は、雲ひとつない青空が広がっています。 何かが動く、活動するということは、何らかの廃棄物が発生するということでしょうか。 一切の活動を停止した元旦は、澄み切った空気で、満ち溢れているようでもあります。

 昨日は、61歳の秋元順子の「愛のままで」を紅白で聴いて、眠ってしまいました。 4時間寝たら起きてしまう習性で、12時半に目が覚めて、1時間の座禅を楽しみました。 

 気の通り道(径絡)は、神経の線に沿って流れているといわれ、また神経に絡み合うようにある血管にも、気の流れがよくなることによって、何らかの影響があるのではないかと、いつも座禅の雑念の中で、感じるのです。

 脳梗塞で半身不随になってしまった真向法の創始者の長井わたるさんが、生家のお寺での勝まん経というお経の中で、頭面接足礼という言葉にに突き当たり、お釈迦様のお話を聞いた後での礼であることを知って、そのことがヒントになり、真向法の第1体操が出来上がりました。 

 自らその体操を実践する中で、いつの間にか半身不随が治ってしまったという文章を読み、改めて気の通り道を円滑にする大切さを知りました。 真向法の真髄は、体を曲げるときに、息を体の中へ吐くのです。 息を体の中へ吐く(逆腹式呼吸)ことによって、長い間かかって、経絡の通りを良くし、神経を刺激した結果、神経の集中する脳細胞をも、再生させたに違いありません。

 最新の医療技術ー再生医療を駆使すれば、脳梗塞による半身不随も治る可能性が出てきましたが、意識しなかった呼吸を意識し、吐く息をゆっくり吐き、吐く息だけに意識を集中する呼吸法を、日常的に行うだけで、自然と治癒に向かっていくと、信じています。

 今年も、繰り返し繰り返し、呼吸法の楽しさや、座禅の楽しさを伝えていければと、思っております。 座禅だけでなく、全てのことを楽しむように、いつも心がけています。