ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

人の喜びは我が喜び

2009-01-02 19:54:39 | 
 いつの時から、自分がなす行為を通して、自分の周りの人が喜ぶ、その姿を見て喜ぶのが、本当の喜びではないかと、思うようになりました。 そのような考え方も、すぐそうなった訳ではありません。 セクシュアルな行為を通して感じたものを、拡大解釈するようにしたからです。

 自分が動き、様々な行為を通して相手が喜ぶ姿を見て、人間としての本当の喜びの神髄を、そこに見たからです。 そのためには、自分だけ喜んではいけないのです。 また最大の喜びを得るには、欲望を抑えた我慢が大切なことも知りました。

幸いなことに私の身近に、親しくしている方で、それを実践している方がおられます。 ことあるごとに、みんなを呼んで、バーベキューをしては、皆さんに喜んでもらうようにしています。 災害があれば、現地に駆けつけ、積極的に寄付行為をします。 また山谷の炊き出しに、準備から参加まで、普通のようにこなします。

 私自身は、いつも人が喜ぶように考えてはいますが、考えとは逆に、なかなかそのような方向に、向かないこともあります。 せめて自分と知り合った方々には、会って良かったなあと思ってくれるようには、努力はしているつもりではあります。