ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

喉の調子が悪くなったら

2006-11-06 07:47:00 | 
 普段はお蔭さまで、殆んど病気には無縁ですが、ちょっと油断すると喉がいがっらぽくなり、調子が悪くなり、ややもすると熱も出たりします。
 喉の調子が悪くなったら、先ず、お湯の中に天然塩を入れて、うがいをします。 それもひどい時には、ひつっこく何度もうがいをします。咽頭部に付着する細菌を、撤去させるべく、何度も何度も繰り返します。 軽い時は大抵の場合は、それで治ります。 また、トローチを併用して舐めたりします。 市販のうがい薬は使ったことがありません。
 熱が出て寒気がするようなときは、さっさと布団を被って、すぐ寝ます。 殆んどの場合、びっしょりと汗をかき、途中でパジャマを取替え、再度暖かい格好で寝ます。 一度汗をかけば殆んどの場合は、翌朝にはすっきりと治っていることが多いのですが、治っていなくても、その日の昼ごろまでには、静養していれば治ってしまいます。
 子供と大人の違いは、経験を踏まえて自分の体の調子を、いつも分かっていると言うことではないでしょうか。 疲れやストレスは、私の場合はいつも自分の生活サイクルの中で、吸収してしまうように心がけています。 困ったことが起きても、起こった事実は消せませんので、それを現実のものと受け止める癖がつけば、それが普通のことと受け止められるようになってしまいます。 普通のことと受け止められれば、なんら心の負担にはならないはずです。 
 また苦しいと思ったときには、自分に試練を与えられている思ったり、またその苦しさを楽しむようにしています。 
 

学校の必修科目の履修問題について思う

2006-11-05 06:58:40 | 社会・経済
 全国の高校で、卒業までに履修しなければならない科目が、大学受験に向けた効率よく教えようとする学校側の変な親心で、意図的に履修しないようにしてきた学校が、熊本県を除き多数あることが判明しました。
 よく考えてみると、例えば、世界史などは日本のおかれている歴史的な背景や、世界各地の風土的地理的な背景の中で、どのようなことが行われてきたかを、勉強することは、決して私達日本人として、最低限知っておいたほうがよいことだと思われます。
 また、学校では先生方が結果的に、違法なことを積極的に、教えているようなことにもなっています。 国会ではなんとか卒業する予定になっている学生達を救済するべく、卒業までに70時間履修しなければならないとか、いや50時間でよいとか、肝心の世界史を私達に、どのように教えていくのかの観点が、欠落しているように感じられます。
 隣の中国では、大きな国を治めるために、徹底した思想教育を行っており、他方、日本では、戦争中の思想教育だけがクローズアップされ、その反省から、学校では先生達が積極的に国旗掲揚もせず、国歌も歌わないような方々が多く存在し、生徒達を教育していると言う現実もあります。
 考えて見ますと、国を愛するような教育を否定すること自体が、おかしいのではないかと思います。 今の安部政権では、教育のことをもっと考えようではないかが、重要なテーマになっているようですが、改めて、学校の必修科目の履修問題が、それだけの問題ではなく、根本的な問題を抱えた中での、露呈した問題ではなかったのかと思うしだいです。

義手に脳からの信号が送れるんです

2006-11-04 09:43:48 | 
 早朝のテレビで、米国で電気の高圧線に感電して、両腕を根元からなくしてしまった人が、神経工学という最先端技術を駆使して、脳の信号を腕の付け根近くの胸に受信板を取り付け、両腕の義手を被って自分の思うように手を使って、物をはさんだり動かしたりしている姿が、放映されました。
 また、日本では、事故で手首から先端をなくした方が、同じように義手を、腕の先につけられた受信板からの信号を受けて、自由に物をつかんだりしている姿が見られました。
 脳内の動きを、器具装着前と装着後の比較をしておりましたが、始めは、脳もどちらかというと戸惑うところが見られましたが、次第に慣れてくると、脳内で追随して働く部分も、安定してくることが説明されていました。
 脳の指令を受ける神経の線が、何らかの形で切断されているにも関わらず、その切断された先端部から情報をキャッチして、義手を動かしている姿を見て、改めて最先端技術の素晴らしさを知ることになりました。

友人も逆腹式呼吸を

2006-11-03 07:29:14 | 逆腹式呼吸
 親しくしている友人が、昨日、おやきを片手に話をしにきてくれました。 食事には気をつけているのですが、ちょっと糖尿病気味で時々、胃がきりきりと痛くなる方でした。
 一緒に、座禅を組んだ仲間ではありますが、最近は胃が痛くなると、逆腹式呼吸をゆっくりとイメージしながら10回ほどやると、痛みも治まるそうです。 私としては、もう少し時間をかけてもらいたいのですが、その程度でしかしないと言っておりました。
 その友人は、何回か座禅(静功)を行った時に、頭の頂部が少しもやもやっと、したといいますから、もう少し長くやって頂きたい人の一人です。 お風呂の入り方では、私が半身浴を奨めて以来、ずっと続けているようです。
 友人は、膝の具合からか、普通には組めませんので、いつも座布団を2枚重ねて座禅を組むような方でした。 どんな組み方であれ、座禅の姿が一番安定した形ではあります。 
 逆腹式呼吸は、呼吸に合わせて、下腹が出たり引っ込んだりするのが特徴ですが、余りお腹のことは考える必要もなく、口を閉じ、ただひたすら軽く吸ってゆっくり体の中へ息を吐くように、イメージしながら行えばいいのです。 その呼吸に慣れてくれば、自然とお腹の出入りも行えます。
 最近では、朝日の太陽を浴びながら乾布摩擦を行うようになったと言っておりましたが、お蔭さまで、途中トイレに立つこともなく、胃が痛むこともなく、先日は寝たら朝までぐっすり眠れたとのこと。 できれば、乾布摩擦の後、ただ朝日に向かって立っているだけでよいから、行ってくださいと申し添えました。

若い人のパーフォーマンス

2006-11-02 07:49:38 | 文化
 私達の街にも朝夕に若い人たちが、歌を歌ったりガラスの前で、踊りの練習をしたりする人たちが、日常茶飯事で見かけるようになりました。 駅前の歩行者通りでは昼夜に関係なく、多い時でも3組ぐらいのグループが歌っています。 電源がないので、バッテリーを持参しながらのパーフォーマンスではあります。
 自分達の表現を、みんなの前でやる、聴いてもらう、見てもらうことに意味があるようです。 ダンスの場合は、大きなガラスの前でグループで練習していることが多く、私達の前でいつパーフォーマンスを、披露してくれるようになるのか楽しみではあります。
 ダンスの人たちが私達に、日ごろの成果を見せてくれるようになれば、駅前広場も本当の意味で、楽しい空間になると思われます。 早朝の駅前は、競って地元の市会議員の方々の日頃の成果、問題点などをマイク片手に話していることが多く、それはそれで大切な日常活動だとは思いますが、他方ガラスの前でダンスの練習に真面目に取り組む若い人たちがいると、楽しい気持ちになってきます。  

生まれ変わって自分は何をやっていた人なのか

2006-11-01 08:52:15 | 
 本によれば、中国では山の中に住み、食べ物を食べずに、ミネラル分豊富な水だけで、生活している人がいると言います。 私の知人が、テレビに出てきた気功の達人を中国政府に探してもらって、その方に会いに行ってきた話しをしてくれました。 
 はじめて会ったにもかかわらず、衣服を通して見える体の傷や(本人にも分からなかったので、その時はうそっぽいなと思ったそうですが、ホテルに戻って裸になって初めてそこに傷があるのが分かったそうです)内臓の悪い箇所をズバリと当てたそうです。
 また、その方が当人かどうか分かりませんが、診療所を開いており、衣服を通して体の中を流れる気のよどみを見て、その気のツボを鍼や灸や気の手当てで、悪い部分を治癒する話も、本からの知識として得ておりました。
 座禅(静功)を通して宇宙のエネルギーである気の存在を感じ、生きている間中存在するといわれている元気(生きるもと)が、生命体の死と共に天に帰り、またいつの日か、ある生命体に戻ってくるといいます。
 ものの本によれば、自分の中に存在する元気を、いかにして高めるか、いかにしてEQ(徳能指数)を高めるかが、とても大切なことと記述がありました。 欲得の塊である自分も、どれだけ我欲を捨て、どれだけ天の蔵に徳を積むことができるかは、座禅を通してしか、なかなか考えることもできないのではないかと思っております。