ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

季節外れの蝶が飛んできた

2006-02-16 09:45:43 | 
 毎年、息子さんの命日になると知人(お母さん)と妹弟が仕事を休んでお墓参りをしているという話を聞きました。 11月初めだというのに、お線香をあげてお墓を前にしてみんなで故人を偲んでいたところ、ひらりひらりと黒い大きな蝶が飛んできて、お墓の周りをしばらく飛んでいるのを見て、お兄ちゃんがありがとうと言って飛んできたんだね と言いながらみんなで涙したということでした。
 私もよく知っているお子さんでしたので、思わず涙が出てきてしまいました。 よく親より早く子供に先立たれるのは、とてもつらいことだと言いますが、葬式などで涙する親御さんを見かけると、こちらも堪らなくなってしまいます。
 私の父親も65歳で交通事故で亡くなりましたが、20年間は、毎年命日に事故現場に行ってお花をあげてお参りをしていました。 また、必ず私の家族では、ごく普通に春と秋の彼岸に、秩父までのお墓参りを欠かしたことがありません。
 私自身は、お墓参りをすることによって、いつも初心に帰る気持ちになれる感覚を持っています。 自分の親だけでなく、時々は連れ合いの両親が眠る栃木まで出かけることにもなります。 

心臓がある日突然止まってしまうなんて

2006-02-15 16:30:15 | 生命
 知人の息子さんが30歳前になるある夜、コタツに入りながら横になってテレビを見ていたら、突然心臓が止まって救急車に運ばれる前には意識がなくなり、まもなくあの世に行ってしまって、4年ぐらい経ちます。 その息子さんは、普段これといった病気になったこともなく、ある日、何の前触れもなく起こったのでした。
 つい先日も47歳の知人の奥さんが、物置にものをとりに行った際に、突然心臓が止まり、翌日になって亡くなっているのが、発見されました。 私の身近な方がふっといなくなるのは、さびしい限りです。 近親や自分自身も自覚して、年齢もそれ相当な方であればよいのですが、若く、これから前途洋々としている方の場合もあるのですから、びっくりします。
 座禅(静功)を通して、私達はこの世に生かされているということを、感覚的には分かっているつもりですが、何故、ある日突然あの世からお呼びがかかるのか、分からない場合が多いのが現実です。  

友人の久しぶりに生まれた子供も女の子だった

2006-02-14 17:06:31 | 社会・経済
 紀子様がご懐妊されたというニュースを見て、親しい友人が女の子3人生まれて、男の子を期待して久しぶりに生まれてきたのが、また女の子だったので、思わず赤ちゃんを見て また女の子かと一言いって帰っていったという話を聞いたことがあります。 後日、奥さんが4番目の女の子が大きくなった時に、その話をされてその子が憤慨したということでした。
 結局、友人は奥さんと女の子4人に囲まれたハーレムの生活をすることになりました。 天皇家の皇太子殿下に愛子様しかいないということで、日本中が女性天皇の是非を皇室典範の中で、小泉首相が改正に向けて議案を国会に提出しようとした矢先に、紀子様ご懐妊のニュースが飛び込んできました。
 友人の例から察すると、せっかくのご懐妊にもかかわらず、女の子であるような気がしています。 とりあえず議案提出は保留されるようですが、早々に再提出されることになるような気がいたします。

朝の太陽を浴びよう

2006-02-13 10:02:57 | 
 冬の東京の空は、シベリア方面からの雲が中央の山脈で遮られ、雪が降った後の風が下りてくるので、比較的晴れ間の多い天気が続くことが多いのが一般的です。
 特に朝は、一段と冷え込む中で、雲ひとつない空に穏やかな太陽の光を放っています。 風邪を引かないように、暖かい格好をして肩の力を抜いて、足を肩幅より少し広めにし、頭を天から引っ張られるような感じで立ちます。
 体(特に頭部)を朝日に向けて、太陽の暖かい恵みをありがたく頂くようなイメージで立ちます。 初めにちょっと朝日をよく見て(長く見ない)、目を閉じ口を閉じて、鼻だけで息をします。 軽く吸ってゆっくり10秒ぐらいかけて吐きます。
 穏やかな太陽の光は、体の中にすーっと入ってきて、私達にその恵みを与えてくれます。 自然の恵みに対する素直な気持ちを持てば、誰でもその恩恵を享受できます。 朝の太陽が浴びれる環境にあれば、是非ともやっていただきたいことです。

フジテレビは損害賠償請求を行うだろう

2006-02-11 15:29:01 | 社会・経済
 ライブドアが上場廃止になるのは、時間の問題になりましたが、日本放送株買収にからみフジテレビはライブドア株を買うことになり、ホリエモン逮捕により今や300億円前後の損失が出ようとしています。
 フジテレビはライブドア株をそのまま保有することも検討しているようですが、今のまま保有していると株主代表訴訟になるやも知れず、また株取得に至る経緯の中でライブドア側の虚偽も発覚していることもあり、最終的には損害賠償の訴えを起こすことになると思われます。
 我が家では、朝のめざましテレビや夜のスマスマや月9の西遊記など比較的フジテレビを見ることが多いので、より以上にその動向には、関心を持つことになっています。
 

中国の情報操作は始皇帝の時代から

2006-02-10 17:02:20 | 社会・経済
 ジャーナリストとして私達に分かりやすい説明をしてくれる櫻井よしこさんが、紀元前213年、秦の始皇帝は人民支配に都合の悪い書物を焼き払い、首都咸陽の500名ともいわれる学者を生きながら土中に埋めた 焚書坑儒 この究極の言論弾圧と思想統制は、時を越えていまも中華人民共和国の支配体制の支柱を成していると論じています。
 中国政府が言論、思想の統制上、最も恐れているのがネットであり、そのために5万人を越えるサイバーポリスを置き、24時間体制でネット情報を見張らせているとの事。 また外国情報サイトの国内受け入れに対しては、都合の悪い情報の閲覧チェックと除外を条件にしています。
 国内の様々な不満や批判をかわすために、江沢民時代から特に激しくなった愛国主義、すなわち反日教育に凝縮させてきたといいます。 わが国も情報戦に負けないようにする必要を説いています。 小泉首相の靖国神社参拝は、中国政府にとっては格好の餌食となっていますが、ひるむことなく小泉首相には頑張っていただきたいと思っております。 
 息子が西安の大学で勉強に行ったりしている関係で、中国のことを親しく思っておりましたが、最近では我が家での評判も余り芳しくなく、中国製品や生産物も買いたくない雰囲気が出来上がりつつあります。

ライブドア問題の背景にあるものは

2006-02-09 10:11:59 | 社会・経済
 小泉首相と竹中平蔵大臣が推し進めてきた経済改革の柱になった市場原理主義について藤原政彦著 国家の品格 の中で 経済改革の柱になった市場原理主義をはじめ、留まるところを知らないアメリカ化は、経済を遥かに超えて、社会、文化、国民性にまで深い影響を与えてしまったと。 また金銭至上主義に盗り憑かれた日本人は、マネーゲームとしての、財力にまかせた法律違反すれすれのメディア買収を卑怯とも下品とも思わなくなってしまったのです と記しています。
 ここで問題なのが、国民の多くが堀江氏のような人間を支持したことこそが大問題なのであると論じています。 ここに登場した市場原理主義が、安定を失った社会を創出し、勝者と敗者を区分けし、貧富の差を拡大していきました。
 市場原理主義が蹂躙された社会がどうなってしまうか。 それはアメリカを見れば明らかです。 経営者の平均年収が13億円で一般労働者は300万円です。 また、乳幼児死亡率はあの貧しいキューバよりも高いといいます。 
 多くの人が医療保険に加入できないためだといいます。 生き馬の目を抜くような社会だからこそ、弁護士と精神カウンセラーが日本の何十倍もいるといいます。
 日本は、世界に誇る国柄をかなぐり捨てて、アメリカのような野卑な社会を目指してひた走っているのです。 私達国民は、おぼろげながらこんな社会に不安をもっていて、それが閉塞感になっています。 それなのに、この閉塞感の元凶が市場原理主義(アメリカによるアメリカのためのアメリカの価値基準の)ということには気がつかず、その申し子である堀江氏に私達は声援を送っていたのです。
 改めて、私達の目には見えない背景にあるものを、考えていかなくてはと思う次第です。 

市場原理主義が企業倫理を壊す

2006-02-08 15:19:46 | 社会・経済
 今日の新聞記事を見て、改めて米国価値基準による日本のグローバル化が倫理観を喪失させてきたことが、よく分かりました。 先ず銀行の国際基準に抵触し、バブル崩壊で壊滅的になった銀行を、安く外国資本(主に米国資本)に売り渡し、結果的に様々な業種の会社をも整理さらざるを得ませんでした。
 会社経営も、日本の会社では手を付けられなかったリストラと成果主義がはびこり、企業倫理は2の次にされてきています。 先日の民主党の代表である前原氏が、国会質疑でも話しておりましたが、貧富の差が激しくなり、1位メキシコ、2位米国、4位日本となっているとの事でした。
 小泉首相の余りの米国追従外交には、ちょっと疑問を感じざるを得ませんが、これもひとえに資源を持たず、日本の防衛を米国に頼らざるを得ない現況にも、問題があるようにも思います。
 国民総生産GNPが米国に次ぎ日本は2番目ということはありますが、ある意味では国として自立していないようにも見えてきます。 もう一度、今進行中のグローバル化がよいかどうかを考える時期に来ているのではないでしょうか。

国会に質疑を聞いて前原さん質問は心地よいですが

2006-02-07 17:40:04 | 社会・経済
 最近では、ラジオを聴きながら仕事をすることが多く、今日の民主党の前原代表が、小泉首相や閣僚に質問をするのを聴いていますと、若武者が凛として立ち向かっていくように感じています。 
 質問の内容も理路整然として、余りくどくどと聞くわけでもなく、次から次へと質問をしていきます。 前原代表の質問する声を聴いているだけで、気分がよくなるのは、私だけではないのではないですか。
 それに比べると、質問時間の関係かもしれませんが、何度も同じような質問をされるのを聞いいたり、質問をするわけでなく、自分の意見ばかり言うのを聞くにつれ、質問する議員の質が問われるような気がしています。
 米国の牛肉の輸入に関しては、政府側の答弁を聞く限りでは、日本には検査体制がなく、米国任せになっているように聞こえました。 

自分を悪く言ったり意地悪をする人に」感謝しろというけれど

2006-02-06 16:35:06 | 気づき
 本を読んで、また新聞報道とかで、自分のことを悪く言ったり、意地悪をする人に対して感謝をしなさいと書かれていました。 悪く言う人に対しては、無視してしまうということであれば、話は始まりませんが、何らかの対応をすることによって、その度に自分自身が生長するのだということのようです。
 自分がその方と接触することによって,生長するのだからその方に感謝するのだという論理です。 私自身もちょっと苦手な人に対しては、敬遠しがちですが,敢えて見方を変えて接すれば、果たして感謝できるだろうかと思います。
 いつもにこやかに接していられる方のほうが、居心地がよいし、幸せな気分にもなれます。 ところが、それでは自分が成長しないというんですから。 そんな本を読んだ後で、具体的に苦手な人と会う機会がありましたが、残念ながら不在で会うことができませんでしたが、発想を変えてみようとは思っております。