仏の女性空手家が沖縄空手を学びに空手を通して人間性を高めたいと

YOUは何しに日本へ と云うテレビ番組で、フランスの女性空手家が、空手の発祥の地である沖縄の空手道場を、アポ無しで訪ねて改めて一から学びたいと来日しました。

空手の世界大会で組手で、優勝もされたような方でした。 彼女は空手を学ぶ過程で、強くなることに越したことがありませんが、それよりも自分自身の人間性を高めたいと云うのです。

すると沖縄空手道場の館長も祖父の時代から、空手の鍛錬を通して、人間性を高めることが大切だと教えて来られて、自分もそのように考えると話されておりました。

ふと大学時代の級友が、自分は建築の設計を通して、人間性を高めたいと云っていたことを思い出しました。 私は、中学生の頃に見たゲーリークーパー主演の映画 摩天楼 を契機に、将来は建築家になろうと思いながらも、人間性を高めるなどと云うことは、考えたこともなかったのです。

然しながらテレビ放映で、フランスの女性空手家の口から、そのようなはつげんを聞けるとは思いもよりませんでしたが、沖縄空手道場の館長からも、同じような言葉が出てきて、嬉しく感じたのでした。