新型コロナウイルス問題の影に隠れてしまっておりますが、河井案里議員の選挙違反事件が広島地検によって、深く静かに捜査の手が伸びているようです。
なぜ新人の参議院議員の選挙に、河井案里議員に1億5千万円ものお金が投じられたのでしょうか。 同じ選挙区の現役議員は、その煽りを受けて落選してしまいました。 その議員に政権側から渡された選挙資金は、1500万円前後だと云うのですから、どう考えても可笑しな話でした。
理由は落選議員が、安倍晋三首相の政権運営に対して、厳しい意見を述べて来たと云うことにあったようでした。
問題は新たな議員候補に1億5千万円ものお金が、選挙運動に必要なのか、それ程かかるものなのかと云うことです。 選挙カーに乗るウグイス嬢の対価を、規定の1万5千円の倍を支払ったと云う選挙違反は可愛いものです。
地元の県会議員や市会議員等に、票の取りまとめを依頼する際に配ったとされる選挙資金から比べれば、比較にならないくらいの額です。
落選議員は安倍政権側からもらった選挙資金で、それなりの選挙活動を行えて来たのです。 改めて河井案里議員側は、新人とはいえ、どんな選挙資金の使い方があるのでしょうか。 誰が考えても可笑しいのです。
これまで安倍晋三首相が行って来た政権運営の中で、遠くは医学部新設の加計問題や森友小学校の建設地問題で、取り巻きや官僚たちご自身の発言を受けて、子供でも分かる嘘を忖度させて来ました。
近くは桜見会での招待者への費用負担や、アベノマスクノの不透明な発注問題です。 安倍晋三さんは、私の仕事の発注者のご親戚にあたりますので、これまで温かく見守らせてもらって来ましたが、最近は映像で顔を見るのも嫌になってきました。
これまでの政権運営に対して、特捜検事たちの司直が及ばないように、政権側に優しい検事長を検事総長に起用してまで、考えて来たようですが。 残念ながら今回は担当検事長の賭け麻雀問題で、頓挫してしまったようですが。
ご安心ください。それでも、元気で仕事もしており、テニスもしています。
さて、この問題、まさか、かの人たちにわたったお金は政党助成金ではないのか？と思っています。
コロナに、自然災害、もう利権をむさぼるのはやめてにして頂きたいと思っています。
国が利権でつぶれてしまいます。
多分、逆転国会で野党の野次に耐えられなかったのでしょうか、病を理由に突然、総理大臣をじにんしたのでした。 私は、安倍晋三さんの人間としての弱さをかんじたのです。
安倍さんは、お坊ちゃん学校の成蹊大学出身です。 安倍政権の運営が全て、お坊ちゃん流の運営に基づいています。 森友問題、加計問題然りです。
お坊ちゃんが一強になると、途端にまた、その本性を表してしまいます。
今回の河井案里夫妻の選挙違反事件は、同じ選挙区で安倍政権に批判的な自民党議員を、抹殺することに意味があったのです。
また今回の新型コロナウイルスの対応については、親族が財界人である経産省出身の今井尚哉補佐官を中心に、物事が進んでいるような感じが致します。
私のオーナーのひとりが、安倍晋三さんのお父さんの安倍晋太郎と従兄弟同士であるので、何となく親近感を持っていたのですが。
奥さんの昭恵さんが家庭内野党の立場でいると云う報道を通じても、何となく親近感を感じていたのですが。
それなのに、利権が動いていることが信じられません。これが、政治なのかと。
子どもたち、子孫たちにどんな社会を残していくのか、覚悟をもってもらいたいと思います。
でも、それを選挙民が見抜けません。
報道が、日本人を無能のしていないでしょうか？
考える子供たちを育てなくてはならないと、切に思います。自分も考えなくてはならないですが。
政治が、普段に語られる、そんな市民社会が必要ではないかと思っています。
それにしても旧民主党で分かれた2つの野党が、再度合流するように動いてはおりますが、違った意見を飲み込むキャパシテイ(度量、容量)が足りません。
自民党政権が長く続く理由は、様々な意見を持つ人々が存在し、それらの人々を含有しながら、何らかの形で運営出来ているからです。然るに野党である旧民主党にあっては、ちょっとした意見の相違から分裂してしまって、依然としてその姿勢を変えないところに、安倍1強政治を、続けさせている原因を作っているようにも感じます。 大きく包み込むような人たちの存在が不足しているのです。