ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅は1時間続けることによりその真髄を感得する

2012-04-27 07:24:58 | 座禅

 私が生まれて初めて、胡座を組んで静かに呼吸法を伴いながら、座禅(静功)を行うようになったのは、10数年前に友人から気功の静かな功―静功の会に、声かけがあったからです。 

 いわゆる禅宗でいう座禅ではありませんでしたが、静かに意識を集中して座るということでは、何ら変わることはありません。 また静かに座ることによって、宇宙を感じ、この世の創造主の存在を感じるようになります。

 私は静功の会には月に4回、計8回しか参加しておりませんが、1時間は部屋を真っ暗にして、座ることになりました。 それ以来、最低でも1時間は座るようにしており、一時期は3時間続けて、座っていたこともあります。

 そのような体験を通して、私は座っている時間は、とても大切であると感じております。 呼吸法を伴いながら、体の中へ吐く息だけに意識を集中していますと、体の微妙な変化を感じます。 その中で時間が経過すると共に、体の微細な部分までもが、静かになってくるのを感じて来ました。

 その時間は、おおよそ45分から1時間経たないと、そのような状態にはならないのです。 また体の中を流れる気の動きも、はじめは硬く、時間の経過とともに、滑らかになり、ゆったりと流れるようになります。 そのような状態になった時にはじめて、崇高な至福感を感得できるのです。

 30分では肩慣らしでしかないのです。 30分を2回やっても同じです。 小休止を入れると、また初めからになります。 巷の座禅の会では、初心者用として30分座禅をしてから、30分お経を読むという例が、多いように感じておりますが、私は始めが肝心ではないかと、いつも思っております。

 呼吸法を伴いながら静かに座っていることが、嫌だと思ったことは一度もありません。 何故か、楽しいからです。


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