ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

なぜ深呼吸の要領で行う呼吸法が自然なのか 4

2015-05-27 09:14:29 | 逆腹式呼吸
 私は自分の体の中で起こっていることを、全て事前に分かっていたことは何ひとつありませんでした。 深呼吸の要領で、ひたすら長く吐く呼吸を1時間、行っていただけなのです。 

 長く吐く呼吸が、吐く息を体の中へ吐く呼吸が、結果的に下腹にある臍下丹田を活性化し、心臓のように鼓動を始めたのです。

 私自身は、下腹にあるとされていた臍下丹田は、長く吐く呼吸を行いながら、何処だ何処だと思いながら座っていました。 自分の臍下丹田が動いて、やっとここにあるのかと分かったのです。

 生まれて初めて座禅を行った当初に、前の事務所で働いていたときに、私の席の前に座っていた方(燃えるがごとき癌細胞を焼く尽くす・の作者)が、どうもガンになっているようだとの情報が、入ってきました。 我が家からメスのヒマラヤンの子猫(ジョルジュサンド)が、もらわれて行きましたので、親戚のような親近感を持っておりました。

 早速、電話をしてお見舞いに行き、抗がん剤の治療は概して効果がないということも話しながら、何度もの手術で切り貼りされた下腹に手を当てて、病気の回復を願ったりもしました。

 それから家に帰ってからは、毎晩、彼女の病気回復を願って、3時間座り続けました。 彼女の家の方に向かって座るのですが、そんなときに、おでこの中心部が目の形をしながら、気が出て行くのを感じたのです。 天目があるというのを感じたときでした。

 そんな彼女に対する願いも叶わず、何ヶ月してから、天に還っていったようだとの連絡がありました。 思い出せば丁度その日、何となく異変が起きているのを感じていたのですが。


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