ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

30分は肩慣らし45分は本格的な練習が始まる座禅時間

2012-10-11 07:41:10 | 座禅

 私は、生まれて初めて座禅(静功)を始めた時から、たまたま1時間座っています。 自分の体験から、30分は野球で言えば、ピッチャーが肩慣らしをしているという感じです。

  45分は、肩慣らしが終わり、これから本格的な練習が始まるという感じです。 私は1時間座っていますので、15分間の本格的な練習をしたことになります。 本格的な練習時間を、30分行うか1時間行うかは、集中力の問題ですので、自分の判断で行うほかありません。

  私は、当初3時間座り続けてことがありますが、自分の意志さえあれば出来ることです。 現在は1時間しか座ってはいませんが、吐く息を出来るだけ長く吐く逆腹式呼吸であれば、意外と1時間はあっという間に過ぎてしまうものです。 

 あちこちの坐禅会で、初心者用に30分の座禅で済ませてしまっている現状を思うと、ちょっと残念な気がいたします。 はじめが肝心なのです。

  禅宗のお寺では、45分の座禅を、途中に休憩を入れながら、一日10本以上1週間ぐらい続ける修行を行うようですが、これについても、私自身は1時間は行なったほうが、よいのではないかと思っております。



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2 コメント

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Unknown (谷口浩)
2012-10-12 21:32:04
龍之介大兄
座禅時間の例え、良く分かりました。小生も1時間にチャレンジしてみたいと思います。小生の経験では、結跏趺坐で座っていますと45分頃からモーレツに足が痛くなります。因みに小生も法界定印を組んでいます。45分からが胸突き八丁、その壁をぶち破った時に至福の時間がくるのかも知れません。精神世界及びその科学的解明で日本の先駆者である本山博先生が嘗てその著書で2~3時間連続で座っているとどうしようもなく身体が痛くなる、しかしそれを耐えていると神様が降りてくると言っておられました。 残念ながら明日は会社の研修で横須賀へ出張です(月に2回は横須賀へ出張する必要がありますが、今回はそれとは別で、来週も横須賀へ出張します)ので日曜日にでもトライしてみようと思います。取り急ぎ。谷口浩拝
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結跏趺坐にこだわらないこともいいのでは (龍之介)
2012-10-13 10:15:25
 私は、結跏趺坐が胡座の理想型ではありますが、余りこだわらなくても良いのではと思います。

 胡座の姿勢が、一番楽な姿勢であれば、脚が痛くなるようなことは、ないはずだと感じるのですが。

 私自身の体験から、3時間の座禅を、普通の胡座で毎日行なっていましたが、脚が痛くなったことはありません。

 肩の力が抜けてリラックスした姿勢であるからですが。 脚の痛さよりも、如何に一点に集中できるかの方が、大切ではありませんか。 
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