ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅は理屈よりも感じることが大切

2007-03-15 10:19:29 | 座禅
 座禅についての著書、「禅」鈴木大拙著 工藤澄子訳 ちくま書房を読んでみましたが、全部を読みきれませんでした。

 座禅の哲学的な考察や理論的な話が主で、私のようないい加減な人間にとっては、到底読みきれないと思ったからですが、また一方、座禅(静功)は、自身が実践する中で、色々なものを感じることのほうが、より大切ではないのかなと思ったからです。

 理論的哲学的な話は、座禅の研究者に任せることにして、暗闇に中で一人静かに座禅をする中で、大宇宙の気が体を駆け巡り、脳をやさしく癒す中で、自身がその中で何を感じ学べるかの論理のほうが、より重要ではないかと感じるからです。

 私自身が、ひとり座禅(静功)をする中で、気が動くのが先行し、後から本を読んで確認しながら試行錯誤しながら、進めてきた経験から、ひとりでも良いからより多くの人に、座禅のよさを知ってもらいたい、また、本来、気は皆がもともと感じていたものであり、特別なものではないと確信するからです。

 ただし、ものの本によれば、指導者がいないとまずいという記述のあるものが、多いのも事実ですが、私の経験から、自分が気を感じるようになり深化の過程で、このように自分がなったのは、世のため人のために生かしなさいといわれていると思うことによって、迷うこともなく、悩むこともなくなったからかもしれません。


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