私は大学の級友の呼びかけで生まれて初めて、胡座を組んで静かに1時間、真っ暗闇の中で座り続けました。 週に1回合計8回、静功の会で8人ぐらいの参加者の方々と一緒に座り続けました。
はじめた初日に体に微妙な変化があったので、その日から毎日、半身浴の後で隣室で家族がテレビを観ていて、その音が漏れ聴こえる中で照明を消して真っ暗にし、1時間長く吐く呼吸を行いながら、座り続けました。
10年近くひとりで毎晩、時には早朝に1時間座り続けました。 前事務所の友人がガンに罹って何回も手術をしたと云うことを聞いて、自宅にお伺いして病状を確認し、それ以来、毎晩3時間の座禅を行いながら、病気回復を願って座り続けたこともあります。
座禅の素晴らしさを感じて、果たして禅宗のお寺で座禅会を行なっているところを、ホームページで検索をして、比較的近い稲城のH寺に1ヶ月に1回日曜日に参禅したことがあります。
和尚さんは地域で何かと貢献されるようなことを実践されて、素晴らしい方でしたが、残念ながら座禅に関しては修行時代の苦しい感覚から一歩も出られていないような雰囲気を持っておられました。
都内で座禅会を実践されていた龍源寺にも、1回参禅したことがあります. 20ふんぐらいの座禅を複数回おこなうと云う座禅会でしたが、遠いので一度だけの参禅でした。
私は自分の体験から、力が抜けた座り方が出来ているか、長く吐く呼吸に意識を集中出来ているか、この調身・調息・調心が出来ていれば、お寺で参禅するよりも、ひとりで毎日1時間の座禅を行う方が良いと感じております。 自分の生活スタイルに合わせて。
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