ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

伊倉姓を訪ねて旅をして

2009-01-17 09:56:17 | 文化
 友人に伊倉という方がいます。 仕事を退職してから、日本全国の鉄道路線を踏破したという話をしながら、最後に行った熊本の肥後伊倉という駅に関する話をしてくれました。 

 伊倉という姓名は、余りないそうですが、駅を降り立ってから、観光案内所で伊倉神社があるのを知り、電話で連絡し、自分が伊倉姓であることを、事前に話したそうです。 すると神主さんが正装で出迎えてくれ、伊倉神社にまつわる様々な話をしてくれたそうです。 

 話を聞いた後で、弟の分も含め神社で売っているお守りを、お土産に買ったそうですが、お金を払おうとしたら、神社を守る立場からすれば、伊倉さんは神様みたいなもので、お金は要りませんと言われたとのことです。

 東京に帰ってきて、弟さんに事の次第を話した折に、どうも静岡の御殿場の方に、伊倉姓の方がいるらしいと聞き、今度は御殿場にふらりと行きました。 やはり駅前の観光案内所に入り、伊倉姓を訪ねてきたことを話したところ、観光案内するボランティアを紹介され、電話で話してもらったら、何か用がありその時案内することは難しいような雰囲気でしたが、電話を変わり直接話をしたところ、何かを感じたらしく、快く案内してくれたといいます。 

 そこで分かったことは、新田義貞が出てくるころ、争いの渦中で天皇の皇子を守る軍勢の下級武士として九州から参加し、戦いの後でそのまま御殿場の地に、住み着いたという話を聞きました。

 友人の伊倉さんは、父親が新潟の直江津市ですが、今年から改めて新潟の伊倉姓を訪ねる旅をするということでした。 旅の話やその他自分が今までかかわった話をまとめ、本にして残すようですが、30部製作で15万円かかるということでした。 昨日は、人の話を聞きながらも、楽しいひと時でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿