ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

吐く息をゆっくり吐くことによって気が動くことを知る

2009-01-19 17:45:52 | 
 生まれて以来、呼吸を意識することなしに、過ごしてきた私達ですが、呼吸を意識し、吐く息をゆっくり吐く事によって、目には見えませんが、体の中を動き回るものー気を感じることになります。 また、自分がイメージするとおりに、気が動くことも知ります。

 静かな暗闇の中で、ひとり呼吸法を伴いながら、胡坐を組んで座禅を行っていますと、体に微妙な変化を感じさせます。 意識しなくても、自然と感じるようになるのです。 

 私は、座禅仲間には、いつも座禅時間は最低でも1時間は行ってくださいと、話しています。 禅宗のお寺では、30分ぐらいの座禅時間が一般的のようですが、30分ではこれから本格的な練習をするための、野球の肩慣らしでしかありませんよ、ぜひ最低でも45分から1時間は、座禅を行ってくださいねと話します。

 何故か、自分で座禅を行って感じることですが、体の中を流れる気の動きは、30分ぐらいでは、まだ動きも硬く荒々しい感じがします。 その流れも、45分から1時間しますと滑らかになり、脳を刺激する感覚も、いわゆる至福感を感じるような雰囲気になってきます。 座禅の真髄は、脳や心を癒してくれる感覚を、与えてくれることではないかと、深夜に行う座禅の雑念として、いつも感じることなのです。


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